2015年07月14日

砂井さんの電動ノコギリ



こないだのタイトロープ遠征に砂井さんが持ってきた大物火器、
その正体はショウエイのMG42の電動ガンでした。

ショウエイといえばモデルガンのStg44やFG42等の
ナチスドイツ軍の名銃をモデルアップしているメーカーという認識でしたが、
最近では話題に登ることもなくなってどうなったのかと思いきや、
過去に販売していた外部ソースブローバックMG42を電動にリニューアルして、
細々とはいえコアな趣味人を喜ばせていたんですねぇ。

さて、ショウエイの電動MG42の気になるお値段は砂井さん曰く220000えん。
とてもじゃありませんが独身貴族時代の我輩でも
おいそれと手を出せるシロモノじゃありません。
だからココにレビュー載せても誰得なのって思わなくもないんですが、
ブログのネタをかさ増しするために載せてみることにします。

外装パーツはメインフレームとバレルジャケット、
フィードカバーやバイポッドは鉄かアルミのプレスみたいでしたが、
ハイダーやフロント・リアサイト、その他細かい部品は亜鉛合金のようでした。
でもパーツはどれもシャープで見事な仕上がり。塗装も綺麗。

ストックがベークライト風の塗装が施された樹脂製なのは、
この部分にバッテリーを搭載するためにスペースを確保するためでしょう。

因みにバッテリーの搭載はS&TのMG42みたいにストックを回して引き抜いて、
ストックの空間にバッテリーを詰め込むのではなく、
バットプレートを止めているネジを緩め、開けてから搭載する方法らしいです。
バッテリーは一応ニッスイのミニが搭載可能らしいですが、
スペースが狭いでしょうからリポの細いのを使いたいところですね。

余談ですが砂井さんがモチベーションを上げるために取り付けている
7.92mmモーゼル弾のダミーカートは弾20発ベルトリンク込みで
15000円ぐらいと
コレまたぶったまげる価格!ですが、
7.62mmとか5.56mmのダミーカートみたいに需要が多い口径ではないので仕方ないね。

因みに奥の方にベルトリンクが垂れているのは、
ドイツの機関銃は発射後もベルトがちぎれない構造だからだとか。



もうね、しつこいと言われようともこのネタを出さずにはいられません。
でもね、この細い胴体にありったけの技術を詰め込んだ感があるこの佇まいに
ナチスの、いやゲルマン人の兵器に対する美学を感じる方も多いはずです。



そしてこのショウエイMG42も独自の技術とメカを詰め込んだ美学ある逸品。
フィードカバーを開けるとマルイ的メカボックスではなく
削りだしの金属によって形成された自社製のメカがブチ込まれております。

ブレて見えない部分がブローバックメカ。
射撃時にはコイツがバコバコと前進と後退を繰り返しながらリコイルを生み出します。
しかもリコイルだけでなく、給弾メカも兼ねているんです。



メカボックスの後ろの方にモーターが組み込まれ、
ギアは縦に並んで配置されているようです。
となるとピストンやシリンダーはギアの前方にあるのか?
タペットプレートの位置関係とかはどーなっとるんでしょうかねぇ。



この部分に細めのドライバーとかを突っ込んで中のスイッチを押すと、
上のゴツい金属の塊がガシャーンと前進してピストンが前進します。

余談ですがココ以外の6角ネジを全て緩めてしまえば
上にメカボックスがスルッと抜けるらしいです。



マガジンはベルトリンクの引っかかっている部分に
マルイL96みたいな四角いマガジンを取り付けます。


マガジン装填してフィードカバーを閉めると
コッキングハンドル引きたくなる衝動に駆られるでしょうが、
残念ながらコッキングハンドルは動きません。



このちんまりとした箱がマガジン。装弾数は150発。
お値段は8000円ぐらいすると聞くと思わず漏らしそうになりますが、
長物ガスブロの予備マガジンは精々30発ぐらいしか弾入らないのに、
150発も入るコイツと同じぐらいのお値段だから特別高いわけじゃないか?



マガジンへのBB弾の装填は蓋をスライドさせて、
裏から太めのアレンレンチを突っ込んで弾をマガジン内で抑えるパーツを固定して、
ジャラジャラと弾を詰め込んだら蓋を閉めて固定用のアレンレンチを抜いて完了?
マルイの電動ガン用マガジンみたいにゼンマイを巻く必要はありませんが、
少しコツと技術と精神的余裕を必要とするようです。

コイツを本体に装填するとマガジンのパーツと機関部のブローバックメカが連動して、
ジャラジャラ突っ込んだ弾が強制的に給弾されるという仕組みらしいです。



パワーは適正ホップ状態で初速85m/s程度と申し分ない性能。
恐らくというか、間違いなく社外品とかのピストンやスプリングは無いはずですが、
ギアはSHSのものが使用されているらしく、
モーターやメインスプリングも他の電動ガンの流用らしいので、
電動ガンのメカに精通しまくっている野獣先輩とか、
パーツ類に造詣の深いTリーダーとかなら簡単にイジれそうですね。

発射速度はマルイ製の普通の電動ガンとそこまで大差ない発射音。
実銃のMG42は毎分1200発という驚異的な連射速度なので、
毎分800発程度の速度は物足りないと感じるかもしれません。
でもブローバックメカの作動音が五月蝿すぎて連射速度以上に弾出ているような錯覚。

砂井さん曰く、メカボックスの連動とマガジンの給弾がマッチングしないということで、
時々給弾不良を起こすという話でしたが、
我輩が射撃している時は指切りバーストで時々弾が出ないことはあれど
ジャムもなく快調に作動しておりました。

でもね、どの電動ガン、いやガスガンも含めて、
どのエアガンよりも刺激的なリコイルショックを味わうと、
別に弾なんか出なくても空打ちでも十分に楽しめるんじゃねって思います。
我輩的にはWAのM4よりも撃ち味抜群です。いやVFCのHK417よりもいいぞコレ。

命中精度もかなり確かなものです。
7kgの竿を構える腕力があれば手持ち立射で40mぐらいの距離にある
直径30cmのボールに全ての弾を当てることも出来ます

砂井さん調整で弱ホップでしたが、ホップの性能も特に問題はないようです。

ただ、砂井さんの個体は着弾点が右にズレていて、
サイトの調整程度ではどーしようもない感じだったので、
サイト周りの取り付けアライメントをいじり倒す必要があるようですが、
どーせこの銃持って精密射撃なんかしないっしょ?

因みにホップ調整は実銃ではバレル交換用のレバーを起こすと、
その奥にホップのダイヤルがあるのでそこをグリグリして調整するのですが、
この隙間がすごく・・・狭いので戦闘中の調整は困難。

大抵、少量生産の高額銃器型玩具というシロモノは、
見た目はリアルでも作動がイマイチ、ヘタしたら要調整とか、
動きはするけど命中精度が良くないので使えねぇという
「結局は見栄えのいい飾りなんでしょ?」的シロモノばかりでしたが、
このショウエイ製電動MG42はそのままでも充分サバゲーに投入出来る高額玩具のようです。

でもねぇ、本体22万円、送料は多分重量的にも長さ的にもMAX。
その上予備マガジンをある程度仕入れるとなるとプラス次世代電動ガン1丁分上乗せ、
ダミーカートやベルトリンクも付けてスリングも付けると30万円コース確定!

ボーナス全部つぎ込むか、銀行のフリーローン借りて買うしかない逸品ですな。
我輩には永遠に手が出せないシロモノです(´・ω・`)ショボーン。

でもね、野獣先輩がS&TのMG42で苦労している現状を鑑みると、
すぐに使えるMG42が欲しいならコレを選ぶという選択肢もありなのかなと思ったり。

まあそれ以前に20万円オーバーの武器をサバゲーに気軽に投入出来るのか?
やれるのか、おい!という疑問もありますがねw





追記:ちっこい箱マガジンは入手が困難である&装弾数の割に値段が高い、
そしてやはり戦場でバリバリ撃ちまくりたいと言う事か砂井さん、
ユーゴスラビア軍のMG42、M53のドラムマガジンを入手し、
内部に電動マガジンのメカを詰め込んでしまいました。


実銃用の弾を出す口の部分は樹脂の板で塞ぎ、
本体への給弾用のパイプ(バネ)を取り付けております。
真ん中のポッチはマガジン作動用のスイッチだとか。



装弾数は数えていないので不明らしいですが、
大体1200発ぐらい入るんじゃないかと勝手に推測。
弾は仕切板で電動ガンの多弾数マガジンの機関部に落下するように設置し、
多弾数マガジンのゼンマイにモーターを取り付けております。
各部の固定は樹脂用のパテでくっつけています。

スポンジに挟まれた四角いのが電池ボックス。
単3電池が4本入っているようです。



本体への取り付けは実銃と同じ。
銃本体のステイにマガジンを引っかけるだけですがコレが結構めんどい。
本体を取り付けたら本体の給弾口に新たに設置したパイプと
マガジン側のパイプを樹脂パイプで結合すればセットアップ完了。



マガジン内部のレイアウトを適切な状態に設置するのと、
多弾数マガジン本体と給弾用パイプのセッティングに手間がかかったようですが、
砂井さんが相当練りこんで組み上げた成果か、
給弾不良も起こらず澱みなく弾が発射されました。

但し、マガジンを外す時にパイプをそのまま外すと弾がドバっと飛び出す模様。
予めBB弾のボトルを構えておくとか、パープをカードで押さえる等の処置が必須。

マガジン本体の入手に15000円ぐらい、
機関部その他諸々合わせて合計20000円ぐらいかかったようですが、
純正マガジンを多数揃える苦労と資金を考えると、
電動マガジン製作したほうが多少は安上がりではあるんでしょうかね?


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