2016年02月21日

ところでこの◯◯タマを見てくれ、コイツをどう思う?



凄く・・・大きいです・・・。
いや、バレットM82とかに比べるとそんなにデカくはないんですがね、
長さはともかく、見た目は機関銃並みの太さはあると思うんですよ。
(参考までに長さはSCARのロングと同程度の長さ、
重量は他のライフル型電動ガンと比べて少々重い程度)

東京マルイの新作、AA-12。
去年の鯖芸部ホースディア賞を獲得したオレンジ不発弾が購入したので
とりあえずなレビューをあげさせていただきます。
(また他人のふんどしで相撲取りやがってなんて苦情は受け付けません)

AA-12とはアメリカのMPS(Military Police Systems,Inc.)社が開発、
販売しているフルオートショットガンのことらしいです。

そしてそのAA-12を模したこの電動ガンは1トリガーで3発の弾を発射、
フルオートで射撃することも出来るというキチガイじみたエアガンなのです。

東京マルイも電動ガンを作り続けて20年以上経ち、
そろそろ普通にフルオートで弾が出るライフル作っても面白くねぇだろうということで、
電動フルオートショットガンという新しいジャンルに手を出してみたのでしょうが、
コンセプトはともかく、この形状はロマンもへったくれもねぇだろと思ったのは、
我輩以外のサバゲー好きな方々も多少は感じたのではないのでしょうか?




だって見て下さいよ、このそこら辺のクソガキが妄想で、
「ぼくのかんがえたさいきょうのてっぽう」みたいなノリで描いたよーな形状。
ガワの大半は樹脂で覆われた、ぬるっとしたモナカ形状のボディ。

ていうか、このガワってマジでモナカで前方からストックまで完全一体型なんですね。
だからセクションごとに分解して部品を交換するというカスタムは絶対に無理。
外装パーツを組む=全バラするぐらいの覚悟で挑む必要があります、

そして「あ、サイトがないと狙い撃ちできないじゃん」みたいなノリで
後から思い出してとりあえず付けてみたよーなフロントサイト&リアサイト
その上、誰得なのか不明なグリップ下から前方に延長されたガード?

もうね、我輩より年配の方々が銃器に対して抱いているであろう、
ロマン的な感情の全てをぶち壊すシロモノがコイツですよ。
弾が出ればおkみたいなこのノリ、許せるほど我輩は寛大ではない!
(とはいえ、以前よりフランキ・SPAS15がマルイから電動ガンで
出ねぇかなぁと多少は思っていた我輩が文句を言えた義理ではないw)




他所のHPに掲載していた画像で申し訳ないのですが、
AA-12のメカボックスはFAMASとP-90とM14のメカボを
3つ足して3で割ったよーなのがストック内部に収められております。

各所でアップされていた分解写真を見せてもらったところ、
メカボックス内部はマルイエアコキショットガンみたいな三又に分かれたピストンが見えたり、
マルイエアコキショットガンのを更に大げさにしたチャンバーとか出てきてビックリポン。

しかし、我輩的に驚きなのは標準でFETが搭載されていると言う事。
やっぱ1トリガーで3発発射するというメカニズムだと
ノーマル電動ガン以上にスイッチに負担がかかるんでしょうね。



へんてこりんな形状ではありますが基本はショットガンなので、
ハイダーなどというシロモノは付属しておりません。
この太い銃身の中を覗くと、大分奥に3本の銃身が見えます。

3本の銃身を見て直ぐに「ああ、コイツはバレル交換に金がかかるなぁ」と思った方、
貴方はマルイのエアコキショットガンのカスタムバレルを探してKMの物を見つけたけど、
3本セットのお値段を見て驚愕した過去がありますね。我輩もそうでしたw

ハンドガードは無骨な箱型形状ですが、AK47に似た感触で握りやすいです。
今時の銃として見てみるとレイルが付属していないので、
グリップやらライトが付けられないという悲しさがありますが、
どーせライラクス辺りからクッサいレイルシステムが出るでしょう。

プラモのようなシルバー塗装のフロントサイト、アウターバレルは多分亜鉛ダイキャスト製。
ていうか本体のシルバーのパーツは全て金属製のようです。
だから、サンドペーパーで色を落としてバーチウッドで黒く染めることは可能。

しっかしこのフロントサイトに付属しているスリングスイベル、
他につける場所はなかったんかいなぁ???

馬鹿正直にココにスリングを付けると確実にサイティングの妨げになるでしょう。
サイドにレイルを取り付けることが出来たなら、
レイルにスイベルを取り付けるのが得策のようです。



見た目はゴツい気がしますが、実は厚み的にM4と大差ない胴体。
グリップ内にモーターが入っていないのでグリップが細く、案外握りやすいです。

トリガーガードに沿って付属しているのがマガジンキャッチ。
「うわ、トンプソンみたいだ!」と思った貴方、多分我輩と同類です。
でもトンプソンほど使い難い場所にあるわけでもなく、
人差し指を伸ばすとマグキャッチに直ぐアクセスできるのは便利です。

ところでエジェクションポート前方にちょこんとある
トカレフのスライドストップ止めているクリップみたいなパーツ、何?

何やら分解の際、この部分のねじを外す必要があるようですが・・・



コッキングレバー(槓桿)はトンプソンM1928みたいに銃の上部に付属しており、
レバーを引くとエジェクションポートが開き、3つのホップ調整ダイヤルが姿を表します。

同社エアコキのショットガンみたく固定式ではない、
全てのチャンバーを調整可能なホップシステムが搭載されていて、
各々のダイヤルを回しながら弾道を調整するのです。
いいなぁ、このシステムSPAS12にも採用してくれないかなぁw

レバーは奥まで引き切ると謎の力で固定されるので、
エジェクションポートを閉める際はレバーを強制的に前方へ動かします。



一応金属製のリアサイトは上下に2つの穴があります。
上の穴に照星を合わせて撃つと銃身が上向きになり、弾道も上に向きますので、
水平射撃を行う場合(よーするに普通に狙いたい時)は下の穴で狙います。

64式みたいに本体上部にコッキングレバーがあるので、
一般的なポジションへの光学サイトの搭載は無理です。

付けるとしたら前方部分をガバッと覆うようなレイルシステムを取り付けて、
ソコにドットサイトを載せる感じになるのでしょう。ハイマウントの。



M4のマガジンより一回りぐらいデカいですが、
G3やM14程は太くもない樹脂製のガワのマガジンは装弾数93発。

しかし、1トリガーで3発発射されるので結局31回しか撃てません。
ある意味これはリアカンのM4に匹敵する弾数の少なさ。

ノーマルマガジン本体が太めで長めなので、もしマガジンポーチを購入するとなると、
AKのマガジンポーチで1つの袋に2本ぐらい入るやつに1本ブチ込むのが理想か?

暫くしたら3000発搭載可能な電動ドラムマガジンが販売されるそうですが、
そんなに大げさな代物要らんから普通の多段数マガジン作れよ?

それとも・・・ゼンマイ押し上げ式の多段数マガジンじゃ
3発入るチャンバーにきれいに装填するのが困難なのか?

マガジンの装填はシュタイアAUGみたいなグリップから延長された誰得なガードに
マガジン沿わせて取り付けなければならないので少々イラッとします。
て言うか、マガジンの装填方法までもトンプソンみたいってどゆこと?
多分開発者はトンプソンが相当お好きな模様。

でもセレクターは一般的なライフルのポジションにあるのでご心配なく。
グリップ上にあって形状も外観よりはノーマルなので使いやすいですが、
実銃では本来、安全(S)と連発(F)しかないセレクターなので、
単発のポジションが何処にあるか直ぐには解りにくいという難点。
まあ、単発は安全と連発の間にあるんですがね。



ストックは見た目のとおり、固定型の無骨なストックなので、
射手の好みに合わせて調整なんて出来る訳がありません。

我輩的感覚ではM16A1のストックと同じぐらいの長さなので、
構えていてソコまで違和感はありませんでしたが
身体に武器を合わせるのが常識と考えるゆとり連中には向かねぇな。

後ろのスリングスイベルはストック上部に付属。
馬鹿正直にココにスリングを付けると確実にサイティングの妨げになるでしょう。
前にも同じ事記載した気がしますが、大事な事なので2回言いました。

でもリアスイベルは取り付け部分の根本がプラのフレーム部分なので、
下手したらスリングがねじれた時に破損する恐れのほうが高いですね。
多分どっかからベルクロで取り付けるサイドスリングアダプターが出るでしょう。



バッテリーはニッスイミニぐらいのサイズならどれでも搭載可能。
バットプレートはサイドのロックを解除して取り外す方式で、
手軽に開けやすい反面、プレキャリやサスペンダーに引っかかって、
不意に開く恐れも多少ありな気がします。

特殊なメカなのでリフェの9.9Vとか使うとやばいことになるかもしれねぇ。
リポの7.4Vなら実質ニッスイと変わらん電圧だから大丈夫かな?
多分取説には「指定のバッテリー以外使用しないでください」って書かれているんだろうなぁ?



射撃性能は正直な話、狙って当てるのは難しい銃と言う印象。
まず適切な弾道を導き出すのが難しい!

素人考えでは「ダイヤル全部同じ位置にすれば同じ弾道になるんじゃね?」と考えるでしょうが、
下2本のバレルのホップは敢えて斜めに散らばるように
ホップのテンションがセッティングされているらしいのです。
3本のバレルのホップを調整して好みの弾道にするのに途中で挫折間違いなし。

そして、3発の弾は結構散らばるので狙撃には完全に不向きです。
実際、ホップ調整を弄繰り回して4マガジンほど撃ちまくってみたんですがね、
30mで全弾が人間大サイズの木に命中するほどの精度は出せませんでした。
せいぜい1発が木に当たれば万々歳という程度のグルーピングです。
20mぐらいなら2発ぐらいどーにか当てられないこともないんですがねぇ。

そしてパワーが足りないのか、3つのシリンダーで分散されているのか、
形状的にロスが多いのか不明なのですが絶対的パワーが足りない印象。

次世代のようなパワーで弾が飛んでいく印象が感じられません。
なのでホップを強くかけると今度は弾が天高く舞いやがる。どうしてくれようか。

パワーに関しては今後サードパーティからパーツが出てきて、
職人の手によってレシピが紹介されて解消されるのかもしれませんが、
グルーピングに関しては本体の基本的構造がネックなのかもしれません。
ホップのテンションを削るなりして加工すれば3発同じように飛ぶかも?

でもね、セミオートだと弾がバラバラに散って悲しい印象でしたが、
こいつをフルオートで射撃すると3発の弾がバンバン散らばり、
発射速度はノーマル電動ガンより遅めではあるものの、
MINIMIでフルオートするよりも濃い弾幕を張ることが出来て

すごく・・・痛快です・・・。
コレはドラムマガジンでバンバン撃ちまくりたい武器ですな。

そして何より、発射音がデカいのがこれまた愉快!
存在感を示す武器としては確実に合格点です。
アンブッシュを好むプレイヤーには確実に向きませんが・・・

東京マルイの新しい試みは多少煮詰め具合が足りない感を感じましたが、
弾を撃ちだす玩具としての面白さは従来の電動ガン以上の楽しさがありましたし、
AA-12の幼稚な形状を無視できて、能力だけを重視し、
ドラムマガジン装着して尚且つ前線に立てる勇気があるというのならば
サバゲーでは有効的な武器であるという確信は持てました。


ただ、前評判で随分チートな武器であるという印象を抱かれて、
一部のフィールドでは既に使用禁止令が出されている模様。

勿論、吉六会的にはこんな面白い武器を排除するのは面白くないので、
機関銃扱いで弾数無制限で使用可能とさせていただきますよ。

今後の問題はメカボックスやチャンバーの耐久性が如何程のものであるかとか、
拡張性の度合いとかカスタムによる不具合発生率とかでしょうなぁ。

追記:ドラムマガジンがまだ販売されないので、
ノーマルマガジンの多弾数加工を施すことにしました。


使用した素材は前世代M4用の300連マガジン、
そしてプラスチックパテとねじ山6mmぐらいの長さのピッチの荒いネジ。

必要とした工具はプラ加工用の歯の細かくて薄いのこぎり、
ヤスリとドライバー、アクリルカッター、そしてグラインダー。



まずはノーマルマガジンを分解します。
マガジン底部のネジを外し、中身を抜きます。

まず初めにドライバーが指しているポジションのネジを外して、
マガジンスプリングを抜き、それから他のネジを外して2つに割ります。



多弾化するに当たり、マガジンスプリングやウェイトは要らないので、
何も考えずにとっとと捨ててしまいますが
今後ノーマルマガジンも購入するという方は補修用に保管してもよいでしょう。



M4の多弾数マガジンは給弾ルートが折れ曲がっている部分から
ノコギリでバッサリと切り落としてしまいます。

その後、マガジン底部をAA-12のマガジンに重ねて、
AA-12のマガジンの給弾ルートと重ねあわせて、
丁度いいポジションを見極めてAA-12のマガジンもぶった切ります。



AA-12のマガジン上部から10.6mmぐらいのところから下を切り落とし、
アクリルカッターで給弾ルートに沿ってガリガリ削って
写真のような形状になるまで余分な部分を切り落としてヤスリで整形します。

その後、瞬間接着剤で互いのマガジンの給弾ルートを繋ぎ合わせ、
真っ直ぐにくっ付いたのを確認したらプラパテで固定します。
ある程度固まってきたらマガジンのガワに突っ込んで、
マガジン底部がオリジナルの中身と同じポジションにあるかを確認しましょう。



M4のマガジンはシングルカーラムで給弾されますが、
AA-12のマガジンはダブルカーラムで弾が収まるので、
上手く給弾されるのかどーか不安でしたが実際問題なく弾は上がりました。



マガジンボトム部分は多弾数マガジンのギアが露出するように加工します。
ボトム部分を幅30mm、深さ6mmに写真のような形状に削るのですが、
この部分の材質は鉄、アイアンなのでヤスリで削るとなると相当な重労働。

グラインダーで削れば10分程度で終了しますが、
手でやるとなると相当な時間と労力を必要とする事になります。
ホビーグラインダーはリョービのやつで10000円ぐらいで販売していますが、
我輩は職場のグラインダーを拝借して加工しました。



給弾口の加工はマガジンを接着、固定する前に実施したほうが無難です。
理想としてはココに蓋を取り付けたかったのですが、
M4用300連マガジンのようなスライド式の蓋を付ける余裕はなし、
回転式の蓋を加工するには手間が必要以上にかかるので、
ガムテープを貼り付けてお茶を濁すことにしました。



装弾数はおよそ580発なので、190回ぐらいしか発射出来ませんが、
それでもノーマルに比べると結構戦える弾数ではないでしょうか?

マガジン一つ作るのにM4の多弾数マガジン(4104円)と、
AA-12のノーマルマガジン(3024円)が必要となるので、
単純計算でも7128円、マガジンを安売りで購入してもソコソコのお値段となり、
その上マルイから発売予定のドラムマガジンは10000円ぐらいであることを考慮すると、
あまりコスパの良いカスタムとは思えませんが仕方ないね。

手元に余剰のM4多弾数マガジンとグラインダーを
お持ちの方にしかお勧めできない加工です。
或いはレギュレーションでドラムマガジンが使えない人向けですかね。



本人の了承を得ずに本体も少しだけ加工しました。
フロントサイトとストック後端というロクでもねぇポジションにある
スリングスイベルを取り外し(ピンポンチで叩けば外せる)、
幅20mmの雄雌のベルクロを先端とグリップ後部にギュウギュウに巻きつけ、
ソコにスリングを通して使いやすくしてみました。


リアサイトにL型の金具を付けてレイルマウントが増設出来そうだなとか、
樹脂のフレームの前方サイドや下部に穴を開ければ
フォアグリップやライトも取り付け出来そうだとか妄想は広がるのですが、
あまりゴチャゴチャ引っ付いているのは下品な気もします。

ここは「AA-12のヌメッとしたデザインは不用意な引っ掛かりを避けるためなのだ」
勝手に解釈して外観はそのままで使うのも悪く無いと考えると共に、
我輩自身の新しい武器としてコイツを購入するのも面白そうだという思考も湧き上がります。


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