2020年05月23日

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

ツイッターを見ていると「中国製電動ガン使っているやつは売国奴!」とか、
「あんな不良品でよくサバゲー出来るな!」みたいな戯言を見かけるんですが、
そういうツイートしちゃう人って中国がアレだけ勢い付いている今の御時世、
中国製品を使わずに人生過ごすことはほぼほぼ不可能だってこと解ってんのかねぇ?

それに、エアガンに関して言えば魅力的な商品を展開しているメーカーは
どちらかと言うと中国のメーカーが多数を占めているんですよね。


中国人は厚かましさや傲慢さがある反面、冒険心とか探究心もあるみたいだから、
こんなの誰得なんだよな色んなエアガンを販売してみたり、
ソレを色んな国で売って金稼ごうみたいな行動力に繋がるんでしょうね。


さて、現在我輩がサバゲーの沼に沈めようととしている後輩のイチロク、
名前からするとアーマーライトを買わせるべきだったんでしょうが、
我輩はねぇ、アーマーライトはキャリハン付きじゃねぇと好きじゃないんだよ!
M4ライフルも欲しい?オゥ考えといてやるよ(買わせるとは言ってない)。

そんな我輩が後輩に買わせるてっぽーはAKだよ!木製ストックのAK!
というわけで本来ならばLCTの高級品を買わせたいところではありましたが、
彼はサバゲーにそれ程銭をつぎ込めない家庭の理由があるということで、
内部の手入れの必要はあるけど比較的安価で購入可能である
中華CYMA製AKS74Uを買わせることにしました。

我輩の初めてのサバゲーの武器、
それはAK47で我輩は20歳でした。
ソレはとても頑丈で信頼性が高く、
こんな素晴らしい武器を使っている我輩は
きっと特別な存在なのだと感じました。

今では我輩の武器がAK74。
後輩に買わせるのは勿論AK74。
なぜなら彼も特別な存在だからです。


余談ですが日本では一般的にAKS74Uを「クリンコフ」と呼びますが、
コレは開発者の名前ではなくロシア語で「短いもの」を指す言葉らしい(詳しくは不明)ので、
我輩的にはあまりそういう適当な名称で呼びたくはないんですねぇ。

尚、「お前のち★ちん、クリンコフなんだろ?」と言うツッコミは真摯に受け止めます。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

CYMAのAKS74Uはマルイ旧世代AKと構成が同じの「CM035」と
LCTやE&Lに構成が似た「CM045」という2つのモデルが有り、

我輩が気になっていたのはマルイ準拠のCM035だったのでそっちを買わせました。
(ハンドガードが木製のモデルはCM035Aという)

お値段はフォースターで0.4パットン程度。
マ●ガ倉庫でマルイ製中古銃買うよりも安いのに、ハンドガードは木製です。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

全体的パーツ構成は見慣れたもので構成されているし、
我輩自身も過去にAKS74Uは3丁ほど弄ったんで正直な話、新鮮さは皆無ですね。
ただ、コレぐらいのサブマシンガンぐらいなサイズの電動ガンは
初心者に買わせるには丁度良く扱いやすいサイズなんです。

長い武器って正直な話、どんな戦場でも使いにくいですからね。

実銃ではライフル弾を撃ち出す短い鉄砲は反動が強くて撃ちにくいらしいですが、
電動ガンなら反動がないので短さが優位性を確保します。

まあコイツを始めに買わせて戦場での戦いに慣れされた上で、
もう少し長いほうが好みだというのならフルサイズAKを買わせればいいし、
コレぐらいが丁度良いというのであればこの系列を買い足すようにすればよろしいかと。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

いやしかし、正直な話、パッと見はよく出来てんなと思ったんですが、
つぶさに見ていくと結構突っ込みどころあるなコレ。

CYMAのAK74系列のハイダーは外側に22mmのインナーにかぶさり、
インナーを外すと14mm逆ネジ山が出てくるので、
このハイダーをマルイ次世代AK74に流用することが可能ですし、
インナー外して14mm逆ネジの全く違うハイダーを取り付けることも出来ます。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

フロントサイトが前方に傾いているような気がするのは
少し削って調整すればどうにかなりそうなんですが、
ハンドガードが合板じゃないのはAK原理主義者的に認められません。
しかも結構柔らかそうな木材、だから安いのね。

とにかく、AKのハンドガードと女の子のパンツはしましまじゃねぇと萌えねぇんだよ。
合板ならではのハンドガード下部の縞々がAKらしさを醸し出すんですよ。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

CYMAのラインナップにはフレームが樹脂製の
スポーツラインとかいうのも存在しておりますが、
このモデルはフレームは金属製(多分材質はアルミ)です。

スポーツラインのAK74とこのAKS74Uは同じぐらいの値段なので、
耐久性を求めるならAKS74Uを買うほうが得策です。
フレーム周りはそれ程不自然でもないですからね。

トリガーガードはクロスネジで止められているので、
見た目は残念ですが社外品のAKマグウェルも取付可能です。

セレクターの止めネジがマルイAK47みたいなカバーが被ったやつなのも残念。
AKM、AK74系列はこ↑こ↓の形状が平べったいネジなんだよなぁ。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

折りたたみストックの出来はマルイAKS74と大差ない感じです。
色が剥げやすいのはCYMAもマルイも変わらないですからね。
新品時はガッチリしておりますが、多分使っているうちにガタガタになる?
でも根本のロック部分のパーツはマルイより丈夫かも知れない?

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

マルイAKS74よりCYMA製AKS74がよろしい部分は
サイドマウントベースが取り付けられていること。

マルイは純正マウントベースのレールがリアサイトに当たるので、
マウントレールを断念せざるを得なかったようですが、
CYMAの別売りマウントベースはレールをひっくり返してつければ
リアサイトと干渉しないので大丈夫なのです。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

バッテリーは細いタイプなら大概のものはデッキカバー内に収まります。
少し短め&太めのリポでもどうにかならんことはないです。

因みに、チャンバーはマガジンリップに優しい樹脂製です。
ただ、チャージングハンドルはフルストロークで引けませんがね。

あ、写真を撮り忘れておりましたが純正マガジンは茶色の500連多弾マガジンです。
出来はLCTのと大差ない(予備で購入したのがLCTのやつだった)んで
ひょっとしてAK74のマガジンってパッケージだけ別で中身は同じ製品?

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

最近の中華電動ガンの中身は大分出来は良くなりましたが、
グリスは相変わらず青いネバッとした変なのを使っているし、
シムやスプリングも適当なのが入っているので、
CYMAのAKS74Uも内部改めのために分解します。

フロント周りがマルイ旧世代AK47のように4本のネジで固定されているだけなので、
ネジを外してフロントをそのまま前に引き出せばメカボックスへのアクセスは容易です。
マルイ旧世代AK47みたいにメカボの上に余計なインナーもないので、
なんの気遣いもなく前回りを外すことが可能です。

という事はスポーツラインのAK74(マルイ旧世代AK47と構成が一緒)の
前回りだけ持っていれば気分に合わせてフルサイズとショートを楽しめる!?
或いは前回りをβスペツナズのものと交換ということも可能です。誰もやらんだろうけどw

チャンバーの固定方法はマルイ旧世代AK47と同じなので、
ネジを外してパッキンのゴムを交換してもよろしいでしょう。
まあ我輩は素の性能を確認したいんで敢えてそのままにしておきましたがねw

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

その後、デッキロックから伸びているチャージングハンドルを外してしまいましょう。
分解が容易であるという点に置いてもCYMA製AKS74Uはおすすめの一品です。

分解がややこしい電動ガンの修理を依頼された日にゃあ
かかった時間と手間を考慮して2000円ぐらい整備料を頂きたくなりますが、
コイツならそれ程面倒でもないんで500円ぐらいで「オゥ、やってやるよ」。
まあ今回は特別にタダでやっておりますがね。

最近はコスパ厨が多くなって電動ガンだけでなくクルマとかでも
「部品交換しない内部調整だけでなんでそんなに金取られるんだ」
「部品入れ替えるだけの作業にカネがかかるのはおかしい」
という戯言をほざく世間知らずで馬鹿なキッズが増えてきました。

エアガンのパーツなんかはそのまま交換したからと言って性能が上がるとは限らないので、
他の部品を調整、交換するとかの作業が発生するのが普通なのです。
それに銃の分解、メカボックス開け締めするだけでもそれなりに時間はかかります。
だから人に改造や調整を頼むということはその人の時間を奪うのと同じことなんです。

だからこそその時間がかかった分、費用が発生するのは当たり前なのです。
どーしてもカネ払いたくないなら自分でメカボぐらい弄れるようになりなさい。
ま、何も出来ないやつに限って文句ばかり言うんですがね。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

まあそんな苦言は置いといて、あとは他社メーカーのAKのように、
セレクター止めネジの上の蓋を外し、ネジを緩めてセレクターを外し、
グリップ底のネジを緩めてグリップを抜き、メカボックスを上に持ち上げれば、
メカボックスが完全に外に出て手術をすることが出来ます。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

セレクタープレートを外してセレクターのギアをすべて外し、
モーターを固定するネジを外してしまい、トリガー後部のカバーを外し、
メカボ上部の固定プレートを外せばあとはメカボのネジを緩めるだけ。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

案の定というか、期待通りというか、グリスは最近のCYMAお約束の青グリス。
この青グリスも過去の緑グリス同様、粘性が高く電動ガン向きではないと思われるので、
ブレーキパーツクリーナーで洗浄してマルイのグリスを塗り直します。

シムはそれほど酷くなかったのですが、スパーとベベルギアがガタついていたので1枚増やして調整。
スイッチ周りは過去の製品と比べると大分綺麗ですね。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

ピストンはOリングがガバガバだったのでマルイ純正と交換。
スプリングはとりあえずそのままブチ込んでみましたがパワーは規制値内。
最近のCYMA製品は大体どれも日本の法規制に沿ったスプリングが入っているようです。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

シリンダー、ノズル、シリンダーヘッド、タペットプレート、スプリングガイドに
特に酷い箇所は見られなかったのでタペットプレートだけ少しサンドペーパーで均して使用。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

ギアも特に悪い点は見られなかったのでそのまま使用。
過去にAKM、AIMS、RPK74、SVD、SVU、AK74MとCYMA製品を扱ってきましたが、
メカボックス内はそれ程酷いパーツに当たったことはなかった・・・かな?
多分ココ数年のCYMAの電動ガンは中身入れ替えなくても案外使えます。

でも中華電動ガンの大半に言えることなんですが、
モーターは強いバネを引けるようにトルク型のもっさり回転なので、
マルイの電動ガン並みの連射速度(秒間14~16発)を求めるとなると、
モーターだけはEG1000を別途準備して交換したほうがよろしいでしょうね。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

CYMA製AKS74Uのいいところもう一つ。
ハンドガードの取り付けは他社製品と同様、レバーによる固定。
だからまあ多少はね、すり合わせが必要かもしれませんが、
LCTのハンドガードを取り寄せて組み込むことも出来ます。

マルイは実銃パーツ組み込み防止のために敢えて独特の構成にしているそうですが、
ソレが仇となって最近の機種はどれも分解がややこしくなっているようですし、
リアルさを求めると限界を感じる部分が多々見られる気がします。
中華電動みたいなユーザーに優しい設計をもう少し見習ってほしいですね。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

中身の調整だけでG&G0.2g弾で初速平均80m/s強ぐらい。
という事はピストンスカスカだったからノーマルはもう少しパワー低いのか?
SHSのM90スプリングに入れ替えれば初速90近くにはなると思いますが、
我輩的に電動ガンのパワーなんて80ちょいあれば充分です。

なお、連射速度は秒間12発程度なので火力的には物足りませんね。
命中精度はオリジナルパッキンのせいか、それともバレルがいかんのか結構散るようです。

中華安物電動ガンは道具としては悪くない

イチロク本人はコレが初の電動ガンといううことでブツには満足している模様。
コレで彼は今のところかなり戦果を上げてはいるんで、
そこそこの性能が出ていれば電動ガンなんて
バカみたく性能を突き詰めなくてもいいのかなって思いました。

電動ガンをサバイバルゲーム用の弾を撃ち出す道具と考えれば
外観のリアルさとか質感の良さなんてのはそれ程重要でもないのですが、
今後サバゲーの世界にのめり込むと武器としての性能を突き詰める方向に進むか、
それとも外観への拘り&満足感を求める方向に進むはずです。

その時にこの武器に対してどう考えるか、ソレは自身が決めること。

そうなるとCYMAのAKS74Uはかなり物足りない一品だとは思うのですが、
LCTやE&Lといった上位互換品が品薄である事実を考慮すると
現時点でかなり入手しやすい(しかも安い)AKS74Uであり、
メカボックスの改造も容易であるのでまあ悪くはない選択肢ではあると思います。

追記:イチロクは最近、このAKS74Uが夜戦向きではない事に気がついた模様。
レールハンドガードのAKにしとけばよかったかと只今絶賛後悔中。


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