2021年01月29日
(大分前の話だけど)LCT製AK、ついに入手
どーも、最近嫁がパートで帰るのが遅いこともあって、
夕飯は我輩が作ることもしばしばなのですが、
我輩も精神的によろしくないと飯が作れない性分なので、
最近はうめこうじ西都店で税抜250円という破格で売られて種類も多い
「逆ギレ弁当」を買うことが多い砥部良軍曹です。
さて我輩、ロシア連邦軍装備をある程度整えてふと気がついたんですよ。
「アレ?ウチってひょっとしてロシア連邦軍のライフル無いんじゃね?」
そう、ロシア連邦軍の兵士は皆んなAK74Mを使っているんですよ。
でも我輩の手元にあるのはマルイ次世代AKS74と謎仕様βスペツナズ、
ピーマン職人から頂いたジャンクのマルイAK102をレストアしたタクティコゥ仕様AK、
そしてG&G製RK74EというKEYMOD付きAK。これもうわかんねえな。
ロシア連邦軍装備がフルコンプしたのに、
我輩の手元にロシア連邦軍のライフルは無い。
つまりソレはブルマーの下に何も履いてないのと同じぐらいありえねぇ事態。
ブルマーが絶滅した昨今ではブルマーの着こなしを知らん人が居るのか、
(多分ブルマーは下着のようなもんだと勘違いしている)
それとも「どーせ脱がすからパンツは要らんやろうもん」と思っているのか、
AVではブルマーの下はノーパンであることが多いんですが、
我輩世代がリアルで見ていたブルマー着用同級生女子は絶対にパンツを履いていた!
時々、白いパンツが太股の付け根からはみ出している女子がいて、
ソレをチラチラ見ながら瞼にじっくり焼き付けた遠い日の思ひではこの際置いといて、
肝心のライフルが揃わなければコスプレフルコンプしたと公言できない!
というわけで急遽ジャンクから蘇らせたタクティコウAKをwakanax様に売りつけ、
ヤフオクにマルイのAK74MNがいちまんえんぐらいで出てくるのをじっと待っていたら
LCT製AK74Mが0.5パットンで出ているではありませんか?
ええ勿論、即入札しましたよ。
最近はレール付きとかカービンモデルのAKが売れ筋なのか、
ノーマルハンドガードのAK74Mは誰も見向きもしなかったんで
出品時の価格そのままですんなり落札してしまってウハウハ。
だってLCTのAKって樹脂ハンドガードのでも定価0.8パットンぐらいですからね。
(まあソレ以前に最近LCTはAK74Mを生産してない模様)

そしてコイツが去年の夏に仕入れたLCT製AK74M。
こいつを手に入れた時、謎の感動が我輩の脳内を駆け巡り、
感慨深いものを感じたことは言うまでもありません。
「ああ、ついに我輩もトイガンAKの頂点?であるLCT製AKを手に入れたぞ・・・」とね。
というわけで今更ですがLCT製AK74Mのレビューを上げることにします。
ていうかホント、何で今までLCTのAKを買わなかったんだろうって気分でしたね。
まあコイツを買う金がなかったと言うか、迷走していたと言うか、
金がある時に限って欲しい型のLCT製AKが売り切れだったとか、
キャンプ用品買うのに精一杯でてっぽーに気が行かなかったとか、
理由はいくらでもあるんですがコレでやっと我輩も己をAKマニアであると自負できます。
尚、AK74には数種類の形状があります。
受験には出ないから別に覚えなくてもいいけど説明しますから見ろよ見ろよ〜。
まずは素の状態の初期のAK74。
木製ストック&ハンドガードでサイドマウントのレールが無いものです。
そして折りたたみストックのAKS74。
ストック部分が折り畳める空挺部隊、戦車兵用のAK74ですが、
装甲車とかの車両に乗り込む際、全長を縮められるこちらの方が便利であるということで、
国外へ展開する部隊(連邦軍)は大半がAKS74を支給されました。
少し遅れて現れたのが短い派生型、AKS74U。
そして分隊支援用に長い派生型のRPK74というのもあります。
その後AK74の木製ストックは樹脂製のストック&ハンドガードに改められました。
ソ連時代に生産されたものはストック&ハンドガードがプラム色らしいです。
そして1980年代ぐらいにAK独特のサイドレールマウントが付けられ、
光学照準器が取り付けられるようにはなりましたが、肝心の光学照準器は部隊へ支給されなかったというw
そしてソ連崩壊後、最終形態としてAK74Mが作られて今に至るわけです。

本来AK74Mのハンドガードにレールは付属していないのですが、
いつかこういう日がいつか来るだろうと思って同志スカルガンナー氏から
事前にLCT製TK104用の樹脂製レール付きハンドガードを頂いていたので早速交換しました。
ロシア連邦軍の歩兵はレールハンドガードなんて付けていないんですが、
レールがあれば夜戦でも使いやすいからまあ多少はね、勘弁してくれ。
よく「AK47とAK74ってどう違うんですか?」という質問を受けるのですが
(大嘘、そもそも宮崎にはAKを愛用するプレイヤーは我輩とスカルガンナー氏ぐらいしか居ないし
AK持ってきているプレイヤーが居たとしてもとりあえず1丁持っている程度であるが故、
M4ライフルVSカラシニコフの大会を開催するとAKチームは2人プラスα程度しか
居ないという事態になるぐらい宮崎にはAKに興味のあるプレイヤーが存在しない)
ぶっちゃけて言うと口径と弾倉と先っちょ(消炎制退器)が違うだけです。多分。

AK74Mの「M」とはマゾヒストという意味ではなく、
AKMの「M」同様「Модернизированный(改良型)」という意味です。
余談ですがマルイのAK74MNの「N」はナガノヤのNです(大嘘)。
そしてその改良とは歩兵(自動車化狙撃兵)、空挺部隊、戦車兵全てに支給できるように、
ストックを樹脂製の折りたたみ式に改修したことをいいます。
ストックを折り畳めるようにしたことで全長が20cmぐらい短縮できるので
狭い車内に搭載するにも邪魔になりにくいですし、
空挺降下の際も荷物を短縮化出来るというメリットがあります。
国軍正式の小銃のストックを折りたたみ式にすることで全部隊に対応させる手法は
スイスのSTG90(SIG550)、ドイツのG36、ベルギーのFNCと同様です。
ストック以外にも機関部にも地味な改修が加えられており、
射撃時の反動が軽減されて扱いやすくなっているそうです。
尚、折りたたみストックなのに固定ストックみたいな形状である理由は不明。

LCT製AK74Mは先端からケツまで何処を見てもその造形に惚れ惚れします。
ハイダーも削り出しなので亜鉛合金鋳造の他社メーカー品に比べるとシャープな出来栄え。
なお、この逆ネジで固定されているハイダーを外すと、
下には22mmのネジが出てきますがLCT製AK74の全ての機種は
このネジ部分も外して14mm逆ネジのオプションを取付可能です。

ハンドガードはLCT製TK104(AK104にM4ストックが付いたやつ)の
樹脂製TDIレールハンドガードに交換しております。
(元のハンドガードはその後、我輩の汚部屋の中で行方不明)
ところでこの中華製の「タクティカルAK」と呼ばれている機種に
よく搭載されているこのTDIレールハンドガードって、
ロシア軍が使っているの見たこと無いんですが何処が発祥なんですかね?
デザイン的には野暮ったいものですが4面にレールがあるので最低限、
ライトやグリップ等の付けたいものを付けることは出来ます。
LCTのAKは樹脂パーツもよく出来ていると言いたいところですが、
ブッチャケた話、樹脂クオリティはCYMAと大差ないです。

LCT製AKお約束の黒染めフレームの美しい出来栄えは
「実銃のAK74は黒塗装なんだよなー」という文句すら封印します。
LCT製品って実は細部までガッチガチにリアルってわけじゃないんですけどね、
造形や仕上げの良さで実銃らしいリアルさというか、説得力を生み出しているのが見事です。
AK74Mではレシーバーカバーも強化されてAK47と同じ形状の
リブ無しのつんつるてんなカバーになっているのですが、
実はコレ、LCTの箱出し状態では他のAK74と同じリブ付きカバーらしいんですね。
このAK74Mの前オーナーが拘ってリブ無しのカバーに交換した模様。

我輩がAK74Mを好きになれなくて、今まで買うに至らなかったのは、
ストック後部の肩を当てる部分にあるポコっと飛び出した
ストック展開用ボタンが邪魔そうな気がしたからなんですが、
実際肩付けしてみるとボタンのテンション弱めだから然程気にならないんですねコレが。
後部スリングフックは全部スリングフックとは反対の位置にあるのですが、
コレはストックを畳んだ時にスリングが適正位置に来るようにするためです。

ストックはフレーム左側の根本のボタンを押し込むと折れ曲がり、
フレーム全部にあるフックに引っかかって固定されますが、
コレが意外とスパッと収まらなくて少し残念な気分。
まあでも、戦闘中にストック開いたり畳んだりするわけではないんで、
(折りたたみストックは基本、銃をコンパクトに持ち運ぶための機能であって、
戦闘中に狭い場所に入る時に折りたたむものではない)
展開がスムーズじゃないというのは然程難点でもないですがね。

AK74Mの難点はサイドマウントレール。
ココにマウント付けて光学照準器付けてしまうと、
ストックを折り畳めなくなってしまうんですね。
AKのこういう不器用な部分が好きになれないという人も居るようですが、
光学照準器を多用しない性格の我輩的には然程気にならないんだなコレが。
AKにドットサイトを付けようと企んでいる人は最新型のAK12を買いましょう。

LCT製AKはマガジン挿入部分に隙間がアリスギィ!なので、
別売のスペーサーをブチ込まないとスムーズにマグチェンジ出来ないのが難点です。
我輩の落札した個体はそのスペーサーも込みだったのがありがたかったです。
余談ですがLCT製AKはトリガーガードがネジでガッチリ固定されているので、
マガジンキャッチ部分に取り付けるマグウェルを取り付けることが可能ですが、
実はこのマグウェルを付けられるという機能、
フレームが頑丈なLCTの真骨頂であることを知るものは少ない。
コレがE&L製AKだとこの部分がリベット留めだから
リベットをステンレスドリルでぶち抜いてタップでねじ切りしないといけないとか、
マルイのAKだとネジとフレームがガッチリしていないので
マグウェルを取り付けるとガタガタするんですねコレが。

バッテリーはスティックタイプの1200mAぐらいのを使います。
M4のストックパイプに収めるタイプのものは然程太くなければ使用可能です。
レシーバーカーバーを外しメカボックス上部に収める方式は
初めはまあ多少はね挿入に手こずりますが、慣れればそうでもなし。
我輩は手持ちの武器の大半がこの部分にバッテリーを詰め込こむAKなので、
色々な形状のバッテリーを買わなくて済むのが便利なんですねコレが。

LCT製AK74系列に付属のマガジンは大抵多弾式の樹脂製550連マガジンです。
LCT製と銘打って販売している予備マガジンはあまり市場に出ておりませんが、
CYMA製のマガジンと中身はほぼほぼ一緒なので予備はそちらを買いましょう。
お値段も550連が3000円弱程度、ノーマル80連も2500円弱程度で、
弾の巻き上がりもだいたい確実で比較的リーズナブル。
ただ、難点を述べるとすればAKの樹脂製マガジンは
マガジン前方先端のフレームに引っ掛ける部分、
この部分も樹脂なんで非常に破損しやすいんですね。

現在では多種多様な面白いスリングが販売しているようですが、
AK74といえば2点式スリング、異論は認めん。
最近では写真のようなODのスリングも使われているようですが、
やはりミリフォトでよく見かける主流は茶色のスリングですね。
写真のような状態でスリングを調整して取り付けると、
ストックを折りたたんだ状態で銃を携行しやすい状態になり、
ストックを伸ばすとスリングが適度に緊張して邪魔になりません。
LCT製電動ガンは余程変な機種を買わない限り、
メカボックスの品質が悪いとか、構成が適当だという事は無いようなので、
分解もせずにそのまま使用しておりますが故、AK74Mの分解時のレビューは割愛します。
LCT製AKは箱出しでそのまま使える数少ない海外製品です。
モーターはマルイEG1000に交換したほうが良いかもしれませんがね。
レールハンドガード、M4タイプストックが主流の最近のサバゲー界隈では
カスタム要素がハンドガードぐらいしか無いAK74Mをわざわざ買う理由or必要性は
「ロシア連邦軍コスプレのため」しかないので敢えてコレを買う必要性は皆無です。
でもマルイAK74MNを定価で買うよりは、
中古でもLCT製AK74Mを買った方が幸せになれるのは事実。
ストック基部のレバーも折れにくいし、予備マガジンは安いし、
バッテリーも入れやすいし、何より全体的に頑丈で美しい。
美しくて丈夫な女性は世の中になかなか存在しませんが、
LCT製AKはその両方を兼ね揃えております。
そのままでも充分楽しめる、充分な満足感を得られる、
ソレがLCT製AKの最大の特徴であり利点です(断言)。
そしてカスタムパーツの幅はマルイ製品よりLCT製品の方が広いです。
まあカスタムするなら既にカスタム済みのLCT製AK買うのが得策ですがね。
(但し、パーツの金額もピンキリで天井知らず、深い沼が待っているw)
夕飯は我輩が作ることもしばしばなのですが、
我輩も精神的によろしくないと飯が作れない性分なので、
最近はうめこうじ西都店で税抜250円という破格で売られて種類も多い
「逆ギレ弁当」を買うことが多い砥部良軍曹です。
さて我輩、ロシア連邦軍装備をある程度整えてふと気がついたんですよ。
「アレ?ウチってひょっとしてロシア連邦軍のライフル無いんじゃね?」
そう、ロシア連邦軍の兵士は皆んなAK74Mを使っているんですよ。
でも我輩の手元にあるのはマルイ次世代AKS74と謎仕様βスペツナズ、
ピーマン職人から頂いたジャンクのマルイAK102をレストアしたタクティコゥ仕様AK、
そしてG&G製RK74EというKEYMOD付きAK。これもうわかんねえな。
ロシア連邦軍装備がフルコンプしたのに、
我輩の手元にロシア連邦軍のライフルは無い。
つまりソレはブルマーの下に何も履いてないのと同じぐらいありえねぇ事態。
ブルマーが絶滅した昨今ではブルマーの着こなしを知らん人が居るのか、
(多分ブルマーは下着のようなもんだと勘違いしている)
それとも「どーせ脱がすからパンツは要らんやろうもん」と思っているのか、
AVではブルマーの下はノーパンであることが多いんですが、
我輩世代がリアルで見ていたブルマー着用同級生女子は絶対にパンツを履いていた!
時々、白いパンツが太股の付け根からはみ出している女子がいて、
ソレをチラチラ見ながら瞼にじっくり焼き付けた遠い日の思ひではこの際置いといて、
肝心のライフルが揃わなければコスプレフルコンプしたと公言できない!
というわけで急遽ジャンクから蘇らせたタクティコウAKをwakanax様に売りつけ、
ヤフオクにマルイのAK74MNがいちまんえんぐらいで出てくるのをじっと待っていたら
LCT製AK74Mが0.5パットンで出ているではありませんか?
ええ勿論、即入札しましたよ。
最近はレール付きとかカービンモデルのAKが売れ筋なのか、
ノーマルハンドガードのAK74Mは誰も見向きもしなかったんで
出品時の価格そのままですんなり落札してしまってウハウハ。
だってLCTのAKって樹脂ハンドガードのでも定価0.8パットンぐらいですからね。
(まあソレ以前に最近LCTはAK74Mを生産してない模様)

そしてコイツが去年の夏に仕入れたLCT製AK74M。
こいつを手に入れた時、謎の感動が我輩の脳内を駆け巡り、
感慨深いものを感じたことは言うまでもありません。
「ああ、ついに我輩もトイガンAKの頂点?であるLCT製AKを手に入れたぞ・・・」とね。
というわけで今更ですがLCT製AK74Mのレビューを上げることにします。
ていうかホント、何で今までLCTのAKを買わなかったんだろうって気分でしたね。
まあコイツを買う金がなかったと言うか、迷走していたと言うか、
金がある時に限って欲しい型のLCT製AKが売り切れだったとか、
キャンプ用品買うのに精一杯でてっぽーに気が行かなかったとか、
理由はいくらでもあるんですがコレでやっと我輩も己をAKマニアであると自負できます。
尚、AK74には数種類の形状があります。
受験には出ないから別に覚えなくてもいいけど説明しますから見ろよ見ろよ〜。
まずは素の状態の初期のAK74。
木製ストック&ハンドガードでサイドマウントのレールが無いものです。
そして折りたたみストックのAKS74。
ストック部分が折り畳める空挺部隊、戦車兵用のAK74ですが、
装甲車とかの車両に乗り込む際、全長を縮められるこちらの方が便利であるということで、
国外へ展開する部隊(連邦軍)は大半がAKS74を支給されました。
少し遅れて現れたのが短い派生型、AKS74U。
そして分隊支援用に長い派生型のRPK74というのもあります。
その後AK74の木製ストックは樹脂製のストック&ハンドガードに改められました。
ソ連時代に生産されたものはストック&ハンドガードがプラム色らしいです。
そして1980年代ぐらいにAK独特のサイドレールマウントが付けられ、
光学照準器が取り付けられるようにはなりましたが、肝心の光学照準器は部隊へ支給されなかったというw
そしてソ連崩壊後、最終形態としてAK74Mが作られて今に至るわけです。

本来AK74Mのハンドガードにレールは付属していないのですが、
いつかこういう日がいつか来るだろうと思って同志スカルガンナー氏から
事前にLCT製TK104用の樹脂製レール付きハンドガードを頂いていたので早速交換しました。
ロシア連邦軍の歩兵はレールハンドガードなんて付けていないんですが、
レールがあれば夜戦でも使いやすいからまあ多少はね、勘弁してくれ。
よく「AK47とAK74ってどう違うんですか?」という質問を受けるのですが
(大嘘、そもそも宮崎にはAKを愛用するプレイヤーは我輩とスカルガンナー氏ぐらいしか居ないし
AK持ってきているプレイヤーが居たとしてもとりあえず1丁持っている程度であるが故、
M4ライフルVSカラシニコフの大会を開催するとAKチームは2人プラスα程度しか
居ないという事態になるぐらい宮崎にはAKに興味のあるプレイヤーが存在しない)
ぶっちゃけて言うと口径と弾倉と先っちょ(消炎制退器)が違うだけです。多分。

AK74Mの「M」とはマゾヒストという意味ではなく、
AKMの「M」同様「Модернизированный(改良型)」という意味です。
余談ですがマルイのAK74MNの「N」はナガノヤのNです(大嘘)。
そしてその改良とは歩兵(自動車化狙撃兵)、空挺部隊、戦車兵全てに支給できるように、
ストックを樹脂製の折りたたみ式に改修したことをいいます。
ストックを折り畳めるようにしたことで全長が20cmぐらい短縮できるので
狭い車内に搭載するにも邪魔になりにくいですし、
空挺降下の際も荷物を短縮化出来るというメリットがあります。
国軍正式の小銃のストックを折りたたみ式にすることで全部隊に対応させる手法は
スイスのSTG90(SIG550)、ドイツのG36、ベルギーのFNCと同様です。
ストック以外にも機関部にも地味な改修が加えられており、
射撃時の反動が軽減されて扱いやすくなっているそうです。
尚、折りたたみストックなのに固定ストックみたいな形状である理由は不明。

LCT製AK74Mは先端からケツまで何処を見てもその造形に惚れ惚れします。
ハイダーも削り出しなので亜鉛合金鋳造の他社メーカー品に比べるとシャープな出来栄え。
なお、この逆ネジで固定されているハイダーを外すと、
下には22mmのネジが出てきますがLCT製AK74の全ての機種は
このネジ部分も外して14mm逆ネジのオプションを取付可能です。

ハンドガードはLCT製TK104(AK104にM4ストックが付いたやつ)の
樹脂製TDIレールハンドガードに交換しております。
(元のハンドガードはその後、我輩の汚部屋の中で行方不明)
ところでこの中華製の「タクティカルAK」と呼ばれている機種に
よく搭載されているこのTDIレールハンドガードって、
ロシア軍が使っているの見たこと無いんですが何処が発祥なんですかね?
デザイン的には野暮ったいものですが4面にレールがあるので最低限、
ライトやグリップ等の付けたいものを付けることは出来ます。
LCTのAKは樹脂パーツもよく出来ていると言いたいところですが、
ブッチャケた話、樹脂クオリティはCYMAと大差ないです。

LCT製AKお約束の黒染めフレームの美しい出来栄えは
「実銃のAK74は黒塗装なんだよなー」という文句すら封印します。
LCT製品って実は細部までガッチガチにリアルってわけじゃないんですけどね、
造形や仕上げの良さで実銃らしいリアルさというか、説得力を生み出しているのが見事です。
AK74Mではレシーバーカバーも強化されてAK47と同じ形状の
リブ無しのつんつるてんなカバーになっているのですが、
実はコレ、LCTの箱出し状態では他のAK74と同じリブ付きカバーらしいんですね。
このAK74Mの前オーナーが拘ってリブ無しのカバーに交換した模様。

我輩がAK74Mを好きになれなくて、今まで買うに至らなかったのは、
ストック後部の肩を当てる部分にあるポコっと飛び出した
ストック展開用ボタンが邪魔そうな気がしたからなんですが、
実際肩付けしてみるとボタンのテンション弱めだから然程気にならないんですねコレが。
後部スリングフックは全部スリングフックとは反対の位置にあるのですが、
コレはストックを畳んだ時にスリングが適正位置に来るようにするためです。

ストックはフレーム左側の根本のボタンを押し込むと折れ曲がり、
フレーム全部にあるフックに引っかかって固定されますが、
コレが意外とスパッと収まらなくて少し残念な気分。
まあでも、戦闘中にストック開いたり畳んだりするわけではないんで、
(折りたたみストックは基本、銃をコンパクトに持ち運ぶための機能であって、
戦闘中に狭い場所に入る時に折りたたむものではない)
展開がスムーズじゃないというのは然程難点でもないですがね。

AK74Mの難点はサイドマウントレール。
ココにマウント付けて光学照準器付けてしまうと、
ストックを折り畳めなくなってしまうんですね。
AKのこういう不器用な部分が好きになれないという人も居るようですが、
光学照準器を多用しない性格の我輩的には然程気にならないんだなコレが。
AKにドットサイトを付けようと企んでいる人は最新型のAK12を買いましょう。

LCT製AKはマガジン挿入部分に隙間がアリスギィ!なので、
別売のスペーサーをブチ込まないとスムーズにマグチェンジ出来ないのが難点です。
我輩の落札した個体はそのスペーサーも込みだったのがありがたかったです。
余談ですがLCT製AKはトリガーガードがネジでガッチリ固定されているので、
マガジンキャッチ部分に取り付けるマグウェルを取り付けることが可能ですが、
実はこのマグウェルを付けられるという機能、
フレームが頑丈なLCTの真骨頂であることを知るものは少ない。
コレがE&L製AKだとこの部分がリベット留めだから
リベットをステンレスドリルでぶち抜いてタップでねじ切りしないといけないとか、
マルイのAKだとネジとフレームがガッチリしていないので
マグウェルを取り付けるとガタガタするんですねコレが。

バッテリーはスティックタイプの1200mAぐらいのを使います。
M4のストックパイプに収めるタイプのものは然程太くなければ使用可能です。
レシーバーカーバーを外しメカボックス上部に収める方式は
初めはまあ多少はね挿入に手こずりますが、慣れればそうでもなし。
我輩は手持ちの武器の大半がこの部分にバッテリーを詰め込こむAKなので、
色々な形状のバッテリーを買わなくて済むのが便利なんですねコレが。

LCT製AK74系列に付属のマガジンは大抵多弾式の樹脂製550連マガジンです。
LCT製と銘打って販売している予備マガジンはあまり市場に出ておりませんが、
CYMA製のマガジンと中身はほぼほぼ一緒なので予備はそちらを買いましょう。
お値段も550連が3000円弱程度、ノーマル80連も2500円弱程度で、
弾の巻き上がりもだいたい確実で比較的リーズナブル。
ただ、難点を述べるとすればAKの樹脂製マガジンは
マガジン前方先端のフレームに引っ掛ける部分、
この部分も樹脂なんで非常に破損しやすいんですね。

現在では多種多様な面白いスリングが販売しているようですが、
AK74といえば2点式スリング、異論は認めん。
最近では写真のようなODのスリングも使われているようですが、
やはりミリフォトでよく見かける主流は茶色のスリングですね。
写真のような状態でスリングを調整して取り付けると、
ストックを折りたたんだ状態で銃を携行しやすい状態になり、
ストックを伸ばすとスリングが適度に緊張して邪魔になりません。
LCT製電動ガンは余程変な機種を買わない限り、
メカボックスの品質が悪いとか、構成が適当だという事は無いようなので、
分解もせずにそのまま使用しておりますが故、AK74Mの分解時のレビューは割愛します。
LCT製AKは箱出しでそのまま使える数少ない海外製品です。
モーターはマルイEG1000に交換したほうが良いかもしれませんがね。
レールハンドガード、M4タイプストックが主流の最近のサバゲー界隈では
カスタム要素がハンドガードぐらいしか無いAK74Mをわざわざ買う理由or必要性は
「ロシア連邦軍コスプレのため」しかないので敢えてコレを買う必要性は皆無です。
でもマルイAK74MNを定価で買うよりは、
中古でもLCT製AK74Mを買った方が幸せになれるのは事実。
ストック基部のレバーも折れにくいし、予備マガジンは安いし、
バッテリーも入れやすいし、何より全体的に頑丈で美しい。
美しくて丈夫な女性は世の中になかなか存在しませんが、
LCT製AKはその両方を兼ね揃えております。
そのままでも充分楽しめる、充分な満足感を得られる、
ソレがLCT製AKの最大の特徴であり利点です(断言)。
そしてカスタムパーツの幅はマルイ製品よりLCT製品の方が広いです。
まあカスタムするなら既にカスタム済みのLCT製AK買うのが得策ですがね。
(但し、パーツの金額もピンキリで天井知らず、深い沼が待っているw)
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