2010年03月26日

最後の昼飯、最後の晩飯

皆様方は自分が死ぬ前に最後に何を食べたいか考えたことはありますか?
まあ、そこまでオーバーな事態ではないにしても
やはり第二の故郷である宮崎を去る前の昼飯と言う話になると
やはりそれぐらいの意気込みでチョイスするべきでしょう。

そこで我輩が40秒考えて宮崎での最後の
昼飯の場所に選んだ店は“晴 HAL”でした。
同じみやchanブログ同志の店であり、
店内の雰囲気も味も申し分ない場所と言えばここしか思いつきません。
因みに娘は婆ちゃんとの最後の時間を過ごしたかったのか、
一緒に来てくれませんでした。

最後の昼飯、最後の晩飯

店に入ると何を食うべきか40秒ほど悩みましたが、
我輩はエビレタス巻き定食を、嫁は日替わり定食を注文しました。
宮崎を去る前に宮崎の味を食わないわけにはいかないでしょう?
エビレタス巻きは酢飯、マヨネーズ、そしてレタスの配分が見事に調和しており、
今から北国へ向かう我輩を慰めてくれるような優しい味でした。
思わず半泣きしながら食わせていただきました。我輩、謎の感動。
小鉢は勿論、普段絶対に食わないガリまで全部食いました。

最後の昼飯、最後の晩飯

嫁の頼んだ日替わり定食はマグロ丼、マグロのカツ、チキン南蛮のセット。
マグロ丼の刺身は大半が刺身好きの息子に食われました。
次回来た時はこいつを食わないわけには逝きません。

嫁からエビレタス巻きのトレードでチキン南蛮を一切れ貰い、
それを頬張りながら己の選択の正しさを再確認し、
改めて宮崎とこの店の素敵さを再認識したのでした。
しかしまさか我輩の正体がバレるとは思いませんでしたがね。
もう少しおとなしく食っとけばよかったなと激しく後悔。
次回宮崎に帰省したら迷わず来店したいと思います。
晴 HALさん、美味しいご馳走をありがとうございました。

最後の昼飯、最後の晩飯

そして最後の晩餐は嫁の実家の庭で焼き肉です。歪みねぇな。
この季節に焼き肉をやる嫁の実家のセンスに脱帽です。
しかし我輩的にはバァベキュウは寒い時に食うのが好きなので問題なし。
最も、北国の雪の中でバァベキュウするのは勘弁ですが。
兎に角肉も野菜も鰻も?バンバン焼いて、バリバリ食わせていただきました。

最後の昼飯、最後の晩飯

いやあしかし、いつやってもバァベキュウはいいね。
時間の経過、己の置かれている状況、性欲まで忘れることが出来る。
どうせなら最後のゲームの後に吉六会同志を囲んで、
一緒にバァベキュウすればよかったなと思いました。

発つ鳥跡を濁さず、最後の後片付けをしながら、
嫁の実家で過ごす夜の余韻をかみ締めていました。
宮崎を去る前の夜ぐらいマターリしていたかった様な気もしますが、
こういう騒がしい状況こそ我輩の様な人間に相応しい。

そう思いながら携帯電話でちまちま更新しているのでした。


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Posted by 砥部良軍曹 at 23:19│Comments(0)出来事
 
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