3度の飯よりサバイバルゲーム

普通ビールと言う代物のアルコール度数は４～５％です。
発泡酒には７％ぐらいの奴があったような気がしますが、
大体１０％を超える事はありません。
まるで同志ウナギゐヌの体脂肪率みたいですね。
余談ですが我輩の体脂肪率は現在２３％ぐらいです。どうでもいいですね。
でもアルコール度数４０％のスコッチよりも
ビールの方が酔いが回りやすい気がするのは我輩だけでしょうか？



我輩のどうでもいいぼやきはさておき、
そんな「ビールのアルコール度数は低い」という
だらしねぇノンケだけが信じている常識を覆すビールを発見しました。
それが今回紹介する“サミクラウス”というオーストリアのビール。
“レモンハート”という酒の漫画を読んだ事のある人は多分ご存知かな？



写真がだらしねぇので解り難いかもしれませんが、
記載によるとアルコール度数は１４～１５％らしいです。
普通のビールの３倍です。シャア専用みたいですね。
ビールとは思えぬスペックに気をとられてしまいがちですが、
賞味期限もビールとは思えない長さです。

参考までに我が家の冷蔵庫に鎮座していたエビス琥珀が
生産年月２０１０年１０月、賞味期限２０１１年６月なのに対し、
こいつは生産年月は不明ですが賞味期限が２０１３年まであります。
アルコール度数が高い分、長持ちするのでしょうかね？
それとも何か凄いのが入っているとか・・・

中身は国産黒ビール並みの色の濃さ、香りもかなり強烈です。
見るからに濃度が濃いであろう事を予想させてくれます。
そして飲んでみるとこれまでに無い強烈な味わいが舌と喉を蹂躙します。



何じゃこりゃぁぁぁ！

正直、アルコール度数がどうとか言う以前に味がコスギ、もとい濃すぎです。
通常のビールの３倍以上の味の濃さです。
いくら宮崎市内の立ちんぼのおばちゃん１０人中１１人に
「濃い」と言われるであろうほどの我輩でもこれは無理。
一言で言うと「上級者向け」。我輩のスカウターでは測定不能です。
この凄さを我輩だけが味わうのは勿体無いと思い、
(別の言い方で「犠牲者は多い方がいい」とも言う)嫁にも飲ませましたが↓



ぶはぁぁぁ！
「竹中直人が好みのタイプ」だと言う程濃いのが好きな嫁でも
この濃いビールのような飲み物は飲めませんでした。

正直、このまま再び栓をして同志つちのこの元に送りつけようかと思いました。
「そうだ、薄めたら飲めるかも」と思い浄水器でろ過した水道水で薄めましたが
根本的解決にはならず余計ドツボに嵌りました。
結局半分以上残して捨てる羽目に。地球に優しくねぇな。

所詮我輩の様な下戸にはDr.ペッパーがお似合いと言う事ですね。