3度の飯よりサバイバルゲーム

本日日曜日であるにもかかわらず職場に出勤して、
「だり～」とぼやきながら休憩時間にテレビを見ていると
福岡国際マラソンをやっているではありませんか。
そこに映し出される風景は見覚えのある我が故郷福岡の街並み。
我輩が女体も知らなかった若い頃慣れ親しんだ福岡の風景です。
「ええい！マラソンはいい！福岡を映せ！！」と心の中でつぶやきながら
マラソン選手が一生懸命走る姿そっちのけで風景だけを眺めていました。
「福岡か・・・何もかもみな懐かしい・・・」



(注：↑の写真はイメージです)さて、１２月４日、とうとう青森市内に新幹線がやってきました。
とうとうというか、やっとここまで新幹線が来たのです。
今まで八戸までしか新幹線が来ていなかったのである意味快挙。
そしてその快挙に青森市民狂喜乱舞。
土曜の午前９時からは何処の放送局も青森新幹線の様子を中継しているし。
ちきしょう、土日仕事じゃなければこの騒ぎを
現地で生暖かい眼差しで見ることが出来たのにねぇ。

どれだけ嬉しいんだ青森県。でもマジで嬉しいんだろうなぁ。
だって新幹線ですよ。男の子は一度は痺れる憧れる新幹線。
生まれた頃から新幹線が来ていた福岡に住んでいた我輩には
到底理解出来ないが理解してあげたい謎の感動。
そりゃあ季節はずれのねぶたとハネトも練り歩くよなぁ。

今となっては青森空港から飛行機で羽田まで短時間で逝けるとしても、
やはり新幹線には謎の魅力がありますし、値段も少しは安い。
何よりも点でつなぐ飛行機よりも線でつなぐ新幹線には
地に着いた安心感と庶民的な優しさ、そして風景を堪能する特典があります。
あ、駅弁を食う事が出来ると言う楽しみもありますね。

何か新聞やニュースを見ているとミッキーマウスの山車が練り歩いているし。
勿論BGMはエレクチオンパレード、もといエレクトリカルパレードですね。
新幹線とディズニーに何の関係があるのか解りませんが、
要するに青森から新幹線でディズニーランドに逝けるという事でしょうかね？
まあ我輩はディズニーランドに逝くよりも秋葉原に逝きたいですがね。
まあどちらにせよ青森から東京まで逝けると言うのは
何らかの想像や妄想を掻き立ててくれるものでしょう。

しかしせっかく青森まで新幹線が来てくれて
東京から青森への道のりが近くなった感じがすると言うのに、
我輩的に青森市内は地味に魅力ある街なのですが、派手な感動が薄い。
要するに異国情緒というか、観光アピール全快と言う感じじゃない。
雪が降れば少しは違うのでしょうが、やはり物足りない。
観光客を呼び寄せるには力不足間が否めないと言うのが正直な意見。

でもそのまんま知事が就任して再ブームを巻き起こした我が第３の故郷宮崎も
意外と面白みがある観光地は少ないんですよねぇ。
(余談だが我輩の第２の故郷はやはり観光の街、湯布院)
大体、県庁が観光地になってしまうってどういう事なの宮崎県。
日南のイースター島お墨付きのモアイの立場無いじゃねぇか？
まあ、宮崎には観光地は無くても安い風俗と旨いものがありますけどね。
(青森には風営法の為箱の抜き屋が存在しないらしい)
そうだ、今度宮崎に帰ったら楽々逝こうかなｗ

とはいえ、このままでは北海道まで新幹線が開通した日には
新青森駅はただの通過点と化してしまう恐れがあるでしょうから、
青森県にはもっと頑張っていただきたい次第なのですが、
CMで「東北新幹線が青森に来るから一般市民の皆さんは
もっと観光客に親切にしてあげましょう」と諭しているような県じゃあ
今後が不安というか、先が思いやられますね。
実際我輩も青森の道の駅や観光地で店の人に適当にあしらわれて
「何だこの県は？それが客に対する応対か？？」と思った事が多々あります。

しかし我輩が一番懸念しているのは東北新幹線の前線開通により、
石川さゆりのあの名曲が完全陳腐化されてしまうのではないのかという
どうでもいい心配なのであります。