2011年02月11日
青森名物?煮干しラーメン!!
我輩の死んだ爺ちゃんとの思い出で一番印象的なのは
爺ちゃんは戦艦“金剛”に乗っていたけど途中で船から降ろされてしまい、
そのお陰で命拾いをしたと言う話ですが、
その次ぐらいに思い出深いのは高校時代土曜日学校が終わると
通学路の近所にあった爺ちゃんの店にちょこちょこ立ち寄って、
勝手に店の煮干しをバリバリとかじっていると爺ちゃんが
「ツヨシ、腹減ったんならそこで何か買って食べなさい」と言って
弁当屋さんのお惣菜をおごってもらった思い出です。
でもその時食った串カツよりも煮干しの味の方が忘れられない・・・
そんな思い出を胸に秘める我輩ゆえ、青森市内に“煮干しラーメン”という
代物が存在していると聞くと食いたい衝動に駆られるのは仕方ないね。
しかも今回食いに逝ったラーメン屋さんの“中華そば あらや”はCMで「ごめん、俺やっぱ無理」と
言う台詞を吐かせる位煮干し味がどぎついらしいので期待大。
青森ではトンコツや鶏がらのスープに鰹節や煮干しの出汁を組み合わせた
魚介醤油のスープが主流と言うか、そういうラーメンが主流なのですが、
これが食ってみるとそこそこ食えはするもののやっぱり微妙な感じ。
しかしあらやのラーメンは魚介の出汁が更に凶悪というのですからどうしましょう?
小奇麗ですがラーメン屋らしいお店に入り、食券を買ってメニュウを注文、
嫁の化粧よりも少し短いぐらいの時間を待つと目の前に登場。
我輩が注文したのは煮干し味が更にブーストアップされた“こいくち煮干中華”。
見た目はトンコツスープに太い麺のラーメンですが、
よく見るとスープに煮干しのキラキラした部分が浮かんでいます。
でも香りはそんなに煮干し臭くはありません。
スープをすすると意外と煮干し風味はしつこくは無く、マイルド。
これをモチモチの太い麺と一緒にすすると更に煮干し味が中和されながらも
トンコツと煮干しのお互いのだしの味わいが麺を引き立てる感じ。
太ネギがまた良く合うんだ、このスープと麺に。チャーシューも旨いし。
しかし麺を食べ終わり濃厚スープを全て啜ろうとすると、
喉と胃袋に稲妻のように迫り来る煮干し地獄。
このラーメンは麺とスープ、そしてネギが一体化してこそ美味であって、
スープ単体ではかなり強烈な代物である事を思い知らされました。
まあ背脂大量系のラーメンよりはマイルドで食べ易いと思いましたがね。
嫁が注文したのは我輩があまり好きではない背脂たっぷりのラーメン。
煮干し風味が薄い分、食べやすいようではありますが
前述のように我輩は背脂が苦手で、尚且つ醤油味がこっちの塩からい醤油ゆえに
どうもいただけない感じでありました。
青森の人には美味なのでしょうが、九州人にはどうも・・・
ざるそば好きな娘は積極的につけ麺を注文したのですが、
これも九州人の味覚にはどうも合致しない感じでして娘も微妙な反応。
多分煮干しつけ麺だったら印象は違ったと思われ。
余談ですが余った麺は我輩の濃い口煮干し汁にぶち込んで美味しく頂きました。
結論として濃い口煮干しラーメンは中途半端な魚介味をプラスした
トンコツラーメンよりも硬派で個性的で食い甲斐はありましたが、
スープを単体で啜れるほど甘い代物ではない事が判明。
数時間我輩は煮干し味のゲップが止まりませんでした。
暫く煮干し単体すら見たくない気分ではありますが、
必要以上の煮干風味が微妙に癖になる感はありますので
1ヶ月ぐらいしたらまた食いたくなるんでしょうねぇ。麻薬だなこりゃ。
爺ちゃんは戦艦“金剛”に乗っていたけど途中で船から降ろされてしまい、
そのお陰で命拾いをしたと言う話ですが、
その次ぐらいに思い出深いのは高校時代土曜日学校が終わると
通学路の近所にあった爺ちゃんの店にちょこちょこ立ち寄って、
勝手に店の煮干しをバリバリとかじっていると爺ちゃんが
「ツヨシ、腹減ったんならそこで何か買って食べなさい」と言って
弁当屋さんのお惣菜をおごってもらった思い出です。
でもその時食った串カツよりも煮干しの味の方が忘れられない・・・
そんな思い出を胸に秘める我輩ゆえ、青森市内に“煮干しラーメン”という
代物が存在していると聞くと食いたい衝動に駆られるのは仕方ないね。
しかも今回食いに逝ったラーメン屋さんの“中華そば あらや”はCMで「ごめん、俺やっぱ無理」と
言う台詞を吐かせる位煮干し味がどぎついらしいので期待大。
青森ではトンコツや鶏がらのスープに鰹節や煮干しの出汁を組み合わせた
魚介醤油のスープが主流と言うか、そういうラーメンが主流なのですが、
これが食ってみるとそこそこ食えはするもののやっぱり微妙な感じ。
しかしあらやのラーメンは魚介の出汁が更に凶悪というのですからどうしましょう?
小奇麗ですがラーメン屋らしいお店に入り、食券を買ってメニュウを注文、
嫁の化粧よりも少し短いぐらいの時間を待つと目の前に登場。
我輩が注文したのは煮干し味が更にブーストアップされた“こいくち煮干中華”。
見た目はトンコツスープに太い麺のラーメンですが、
よく見るとスープに煮干しのキラキラした部分が浮かんでいます。
でも香りはそんなに煮干し臭くはありません。
スープをすすると意外と煮干し風味はしつこくは無く、マイルド。
これをモチモチの太い麺と一緒にすすると更に煮干し味が中和されながらも
トンコツと煮干しのお互いのだしの味わいが麺を引き立てる感じ。
太ネギがまた良く合うんだ、このスープと麺に。チャーシューも旨いし。
しかし麺を食べ終わり濃厚スープを全て啜ろうとすると、
喉と胃袋に稲妻のように迫り来る煮干し地獄。
このラーメンは麺とスープ、そしてネギが一体化してこそ美味であって、
スープ単体ではかなり強烈な代物である事を思い知らされました。
まあ背脂大量系のラーメンよりはマイルドで食べ易いと思いましたがね。
嫁が注文したのは我輩があまり好きではない背脂たっぷりのラーメン。
煮干し風味が薄い分、食べやすいようではありますが
前述のように我輩は背脂が苦手で、尚且つ醤油味がこっちの塩からい醤油ゆえに
どうもいただけない感じでありました。
青森の人には美味なのでしょうが、九州人にはどうも・・・
ざるそば好きな娘は積極的につけ麺を注文したのですが、
これも九州人の味覚にはどうも合致しない感じでして娘も微妙な反応。
多分煮干しつけ麺だったら印象は違ったと思われ。
余談ですが余った麺は我輩の濃い口煮干し汁にぶち込んで美味しく頂きました。
結論として濃い口煮干しラーメンは中途半端な魚介味をプラスした
トンコツラーメンよりも硬派で個性的で食い甲斐はありましたが、
スープを単体で啜れるほど甘い代物ではない事が判明。
数時間我輩は煮干し味のゲップが止まりませんでした。
暫く煮干し単体すら見たくない気分ではありますが、
必要以上の煮干風味が微妙に癖になる感はありますので
1ヶ月ぐらいしたらまた食いたくなるんでしょうねぇ。麻薬だなこりゃ。
千ト康らくは間違いなくあの幸楽だった
西都にも辛麺屋輪が開店したのね
たまには洋風な気分で
高鍋町のパン屋のバタールが旨すぎる
後輩にライチを送るとさくらんぼが来る?
高鍋に娘とランチ食いに行ったら色んな意味で鼻血出そうになった
西都にも辛麺屋輪が開店したのね
たまには洋風な気分で
高鍋町のパン屋のバタールが旨すぎる
後輩にライチを送るとさくらんぼが来る?
高鍋に娘とランチ食いに行ったら色んな意味で鼻血出そうになった
Posted by 砥部良軍曹 at 23:40│Comments(2)
│お店
この記事へのコメント
いつも楽しく読ませてもらっています。
「あらや」は残念ながら未だに未食でして
早く食べたくて「うずうず」していたところこの記事です。
記述の通り一品なら是非とも食べに行かなくてはと
足掛け片道2時間「あらや」を目指してみようと思います。
これからも遊びに来ま~~す。
「あらや」は残念ながら未だに未食でして
早く食べたくて「うずうず」していたところこの記事です。
記述の通り一品なら是非とも食べに行かなくてはと
足掛け片道2時間「あらや」を目指してみようと思います。
これからも遊びに来ま~~す。
Posted by OHAMARO at 2011年02月12日 18:26
>>OHAMARO様
はじめまして、いつも御贔屓にしていただき光栄です。
あらやの煮干しラーメンは九州人の我輩にとって
強烈なカルチャーショックならぬカルチャー食でした。
我輩もOHAMARO様のブログにある至高のデータを参考に
色々と食べ歩きをしてみようと思います。
これからもお互いよろしくお願いいたします。
はじめまして、いつも御贔屓にしていただき光栄です。
あらやの煮干しラーメンは九州人の我輩にとって
強烈なカルチャーショックならぬカルチャー食でした。
我輩もOHAMARO様のブログにある至高のデータを参考に
色々と食べ歩きをしてみようと思います。
これからもお互いよろしくお願いいたします。
Posted by 伍長閣下 at 2011年02月13日 01:21