3度の飯よりサバイバルゲーム

我輩の愛用している腕時計はブライトリングの“クロノマット”という奴です。
23歳の時に石川県の小松市という所に1ヵ月半ぐらい出張している時に
一目ぼれして衝動買いしてから14年使い続けている時計です。
お値段はブランド品にしてはたいしたものじゃないですが、
当時の給料2か月分、ぶっちゃけ我輩の今の手取りよりも高いです。

このデザイン、輝き、重量感、我輩の心を常に満たしてくれるいい腕時計でした。
2回ぐらいぶっ壊れた事もありましたが高い銭を払って修理して大事に使ってきました。

腕時計に興味の無い人は「時間が解ればいいじゃないか」と言いますが、
腕時計って漢(おとこ)が身に着ける事を許された数少ないアクセサリーだと思うんです。
だからそれなりにいいものを身に着けたいんですよね。

「ブランドなんて気にする奴は俗物だ」という意見もあるかもしれませんが、
ブランド物には大量生産品に無い良さがある事を解らない人間は心も貧しいです。
ま、たとえ高額なものを手にする事が出来なくても
能書きぐらいは知っておくのが野郎のたしなみというものです。

また、人によっては「腕時計を着けていたら時間に縛られる」とか言いますが、
腕時計ごときで時間に縛られるような安っぽい人間なんてゴミですね。
そしてそういう人間の人生は随分チンケなものなのでしょう。異論は認めない。
我輩的には「いい時計は自分自身の生きている時間を共に刻んでくれる」と思っています。



で、このクロノマットと言う腕時計、数年に1回オーバーホールをする事で
時計の機能を長きに渡って維持すると言う代物だったんですが、
ここ数年オーバーホールに出せる銭の余裕が無く、
そのまま使っていたらだんだん劣化している感じだったので
そろそろやばいかなと思っていたら竜頭がボッキリ逝っちゃいました。

多分修理に出したら5万円ぐらいかかるでしょうねぇ。
実際、元チャリ運転中に宮交バスの運転手に跳ねられてこの腕時計が壊れた時、
修理代が48000円ぐらいだった記憶があります。
クルマでもそうですが、高級品は手に入れる時よりも修理する時の方が銭がかかるんです。
あれだ、セルシオの中古を安く仕入れても車検代とか修理代が高いのと一緒。

まあ、結婚してからこういう高い時計は金銭的に分不相応だと思っていましたが、
こういう高額商品は1度手放すと2度目が無いと言うのもまた事実。
だから今の我輩には必要ないかと思う一方で
どんなに瀕していてもこいつだけは手放すまいと思っていましたが、
こうなってしまうとこの時計の過去の思い出とか自身の信念とかどーでもいい感じです。
ま、こいつはお出かけ用の腕時計で仕事やサバイバルゲームの時に着けるものじゃないから、
こいつの代わりを仕入れる必要が無いと言う事で未練もへったくれもありません。



しかし、我輩の仕事用の時計(セイコーの初期のソーラー充電腕時計)は
中に気泡が入って酷い時は時間が見えないと言う体たらくです。
因みに青森に転勤してからこんなになっちゃいました。
今の所機能的には問題ありませんが、こいつが逝かれるのも時間の問題ですな。
まったく、28000円もしたのに随分柔な奴だな。
でもこいつも14年ぐらい使っているので充分元は取った感じですね。
と言う事はやっぱりそこそこ長持ちするいい時計を買った方がお得と言う事ですか？

そこで新しい時計を購入する必要性に見舞われている我輩、
次はどんな時計を買えばいいのでしょうか？
この際Gショックでもいいかなと思っているのですが、今更デジタルと言うのもねぇ。
デジタル腕時計って情緒が無いからあんまり好きじゃないんですよ。
でも駆け足する時とか１Km辺りの時間が解りやすいのはいいですね。

今の所我輩が時計に欲するスペックは↓

☆20気圧防水(派手に水につけても耐える奴)あればいいな

☆出来れば電池交換しなくてもいいソーラー充電式

☆なるべくなら頑丈な奴

☆デジタル、アナログは問わない

☆時間が見やすい奴

☆本体の直径が最大でも4センチぐらいの奴

・・・Gショックの平べったい奴ぐらいしか思いつかねぇな。