3度の飯よりサバイバルゲーム

九州に戻った時の我輩的重要ミッション、それはラーメンを食う事。
特に我輩が宮崎に赴任した頃から10万円のパナソニックチャリンコ漕いで
週末が来る度に食いに逝っていた栄養軒はどーしてもはずせません。
どうでもいい話かもしれませんが、ここのラーメンの大盛の名称、
“麺デラ”ってデラべっぴん世代の我輩的に好きです。

しかしこの栄養軒、昔から客の多い店ではありましたが、
あの東国原前知事が宮崎をメジャー化した頃ぐらいから
マジで人大杉で入れねぇ店になりやがってもう我輩憤慨。
時間帯ずらせばどーにか入店出来るんでしょうが
今回はまっぽす昼飯の時間帯に来てしまったから入り口行列状態。

ここで我輩だけ来ているのなら少しの行列ぐらい並んでやるところですが、
今回はストライダーのナイフよりもよくキレる事で定評のある弟も一緒。
そして行列に並ぶのが我輩のビンタより嫌いなクソガキ共も一緒。



しかし我輩にはこーいう時の為の腹案がありました。
「栄養軒がダメならおがた軒に逝けばいいじゃないか！」
おがた軒とはAZMホールの近所にあるラーメン屋さんで、
風来軒とかラーメンマンとか響みたいな濃い味系豚骨ラーメンのお店。

昔ながらの宮崎的なラーメンを出す(何故か沢庵がオプションでついてくる？)
栄養軒とかきむらとかさといもとか赤江ラーメンとは違う趣向のラーメンですが、
最近は宮崎でもこーいう系統のラーメンが流行なんでしょうねぇ。



メニュウは大まかに分けて3通り。
ドロッとしたスープのコクとんこつ、宮崎のラーメンに近い感じのあっさりとんこつ、
そして多分博多ラーメンに近いんだろうけどそうでもない塩とんこつ。
因みに我輩は激辛系好きな人ですが、豚骨に激辛はねぇ・・・



クソガキ共には290円のお子さまラーメンを食わせる事にしました。
細麺で麺の量が半分で塩とんこつスープ、何故かコーンまで付いています。
クソガキ共は「やっぱ九州のラーメンは美味しいね」と言いながら
ズルズル食いまくった挙句替え玉まで頼みやがりました。



我輩は550円のあっさりとんこつを注文しました。
豚バラ肉のチャーシュー、ほんのりコクを感じるスープ、
あっさりと言ってはいますが結構パンチのある味です。
他店のラーメンよりもネギが多めなのが我輩的にツボ。



麺は宮崎のラーメンによく見かける黄色い少し太めの麺。
個人的にはこのスープには博多ラーメン的細麺が合うと思うんですが、
100円で替え玉が出来るのでその時に細麺を頼めば無問題。



弟のヂャギは800円のこってりとんこつチャーシューを注文。
ここのチャーシューは箸で摘んでも破壊することもなく、
それでいて適度な硬さなので食べ応えは充分です。

スープはこくとんこつと言うだけありドロッとしています。
揚げにんにくは我輩的にはどーでもいいですねぇ。



替え玉は細麺を注文。やっぱ福岡出身の我輩は細麺最高！
ここに辛子高菜をぶち込めばさらに最高！
調子こいてもう1杯替え玉しちゃおうかと思いましたね。

値段も良心的な範疇ですし、豚骨らしいスープで味も好み。
昼飯時はそこそこ客も多くて駐車場満杯ですが、
店から少し離れたところに駐車場が構えてあるので無問題。
数ある宮崎のラーメン屋の中でも我輩のお気に入りの店です。
そして九州のラーメンを食う度にやっぱ我輩は
九州意外には住めねぇなぁと実感するのです。