2015年01月04日

まだまだ続く生ハム生活

どーも、結婚10周年記念に生ハム原木を購入して以来、
夫婦円満ではなく夫婦肥満
拍車がかかる毎日のよ~な気がする砥部良軍曹です。

まだまだ続く生ハム生活

さて、普段恭しく売られている生ハムだったら手をかけて食うなんて出来るはずもなく、
せいぜいサラダの上に乗せて食うぐらいが関の山なのですが、
これだけ大量に手元に生ハムがあると思うと色々使ってみたくなるのが人情。

いや本当は生ハムのためにサラダ作るの('A`)マンドクセくなったし、
何よりも今の季節はサラダにするような草のお値段が高い!!
生ハム原木買うのに銭使いすぎてレタスを買う金が無いんです我が家は。

調子こいて1cmぐらい厚切りにして焼いて生ハムステーキじゃぁぁぁ!とかやっても見たんですが、
不味くはないものの格別に美味いものでも無く、ああ、ハムだなって味わいでした。
どーやらコ☆ドームと生ハムは薄いのがよろしいようで。
そしてハムステーキはお歳暮に貰うようなハムを河原で焼くのがよろしいようで。

ところでこれだけデカい生ハムではありますが、
太い骨が入っているので広く切り出せる部分は結構少なく、
その上高倉健さんよりも不器用な我輩の切削技術では
カンナ屑みたいな切り出ししか出てこないこともしばしばです。

まだまだ続く生ハム生活

しかし悲しむ必要はありません。
木っ端と化してしまった生ハムはピザトーストの具に使えばいいので。
市販のピザソース或いはパスタ用のトマトソースをしょくぱんまんに塗り、
その上にバッカみてぇに生ハムの細かい切りくずをぶっかけてチーズを乗せて・・・

まだまだ続く生ハム生活

200℃のトースターで5分ぐらい焼けばそれだけで充分なご馳走に早変わり!
まあ見た目的には残念なぐらい普通にピザトーストなんですがね。
でも肉の質感はベーコンよりも肉肉しく、サラミよりは繊細で、
脂の旨味も作用してかかなり嬉しい逸品なんです。
ぶっちゃけ、コレを作りたいがために適当にハムを切ってカンナ屑大量発生w

まだまだ続く生ハム生活

そろそろ足の表の部分が綺麗にスライス出来なくなってきたので、
年明けてからハムをひっくり返して裏側の部分を食べることにしました。
しかし出っ張った骨が己の存在を誇示しすぎてひっくり返すのに邪魔なので、
この部分を切り落として整形することにします。
まずは内側を短いナイフで骨にそって肉から切り出します。

まだまだ続く生ハム生活

次の外側の骨と身の境目にナイフを当てて骨にそって切り出します。
付属のナイフが結構よく切れるので骨近辺はサクサク切れるのですが、
関節の部分は結構複雑で想像以上に作業は難航します。

まだまだ続く生ハム生活

流石に骨の部分はナイフでは切断不可能なので、
思い切って関節部分は大きく切り出し、ザクッと一刀両断。

まだまだ続く生ハム生活

その後ひっくり返した時に固定しやすいように出っ張った肉の部分を切り出して整形。
切り出した肉の部分は嫌がらせにピーマン職人にでも送りつけようかと思いましたが、
硬くてイマイチなので適当にザクザク切って次のピザトースト用にします。

骨の部分は適当に肉をこそげ落としてラップに包み、冷凍します。
全部食い終わって最後に骨だけ残った時に一緒にスープをとるために保管。

まだまだ続く生ハム生活

コレで反対側の肉を切り出して食うことが出来るようになりましたが、
いやー、こういう作業は結構嫌いじゃないんだけど重労働だな。

こういう手間暇を考慮するとパックの糞高い生ハムを食った方がマシなんでしょうが、
生ハム生活とは生ハムの原木と上手に付き合う事。
肉の旨味を堪能するメリットという甘い部分の裏には
原木の手入れとか処理という苦味や酸っぱみもあるのです。

まだまだ続く生ハム生活

さて、この足の反対側の部分なんですが肉質が少し違うんですわ。
脂身が多いけど肉の部分もきれいな霜降り感がありましてね、
鮮やかなピンク色で味わいもマイルドで獣臭も少ないんです。
多分パックのお値段高い生ハムはこの部分を切り出しているんでしょうね。
1本の生ハムで味わいの違いといろいろ堪能出来るのも原木購入の醍醐味。

まだまだ続く生ハム生活

適度に切り出してさーてコイツで何やら作ってやろうかと思案したんですが、
結局そのまま食う方が旨いんで困ったもんです。

我輩的見解では広く切れた部分はフランスパンに挟んで食うか、
チーズや生野菜を巻いて食らうのがベストな喰い方かなと思います。
しかし我輩はチーズをそのまま食うのが好きではないと来たもんだ。
細かい部分はベーコン的な使い方、炒めものに混ぜたり加熱して食います。

まだまだ続く生ハム生活

説明書に脂身の部分をナイフの嶺で削ってクリーム状にした脂を
切り出した部分の表面に塗りつけて乾燥を防げと書かれていましたので、
脂身が多い部分を削って反対側に塗りつけます。
この作業をこまめに実施して原木を適切な状態にすることで
反対側も後々まで美味しく食べられるようになるそうです。

いやしかし、生ハム原木購入時は1本でどれ位楽しめるのかとニヤニヤしていたんですが、
この分ですと1か月後ぐらいにはスカスカの原木になりそうで(((((( ;゚Д゚))))))ガクガクブルブル。


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Posted by 砥部良軍曹 at 23:45│Comments(0)物体めし
 
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