2015年08月29日

久しぶりに山登りしたら太ももが筋肉痛なのですが

久しぶりに山登りしたら太ももが筋肉痛なのですが

こないだ仕事で山に登ってきました。
新郷村と十和田市に跨る"大駒ヶ岳(標高1,144m)"という山です。
頂上からは十和田湖が見えるというなかなかの絶景でしたが、
我輩の技術が未熟なのか、多少の曇り空がイカンのか綺麗に見えんなぁ。

我輩、山好きな父上がまだ健在だった頃は強制連行されて、
由布岳とか宝満山とか苦渋、もとい久住山とか登らされてげんなりしたものですが、

成人してからは父上も身体を痛めて登山を止めたので全く登山する機会もなく、
かといって特に山好きなわけでもないから登山する気も起こらず、
研修で浜松に半年居た頃、同期のハルヲさんから
「折角静岡に来たんだから富士山登ろうか?」と誘われても
「いや、富士登山駅伝見るだけで自分はお腹いっぱいです」と断るぐらいのヘタレっぷり。

でも一応、我輩はサバイバルゲームとか山菜採りとかは好きなので、
道無き道を己の足で攻めるという行為は好きではあります。


独身時代は暇な時、尾鈴山辺りをぶらぶらしながら、
悪路走行のコツを掴む練習をして下半身の強化を計り、
その鍛えた足回りでサバゲーのフィールドを縦横無尽に駆けまわったものですが、
結婚したら嫁とクソガキを置いて1人で山に入るわけにもイカないし、
次第に('A`)マンドクセになってそーいう性癖も失ってしまいました。

しかしそんな我輩でも、山の頂目指すほどの気力や根性なんか持ちあわせておりません。
大体、山登りの何処が楽しいのか全く理解出来ねぇ。
達成感があるとか頂上から見る風景がいいとかいう人も居るようですがそんなの知るか。
我輩に言わせればそんな長距離山道歩くと足腰が痛くなるだけで誰得なのよ?
どう考えても得なのはスーパードラッグコスモスぐらいです。湿布薬が売れますからね。

最近運動不足で定評のある我輩に山登りなんて出来るかバカヤロウと思いましたし、
実際山に登ると30分ぐらいで「あーコレ何て言う罰ゲームよ?」という気分でした。

まーコレが我輩が以前登った事のある初心者コースの山?レベルなら、
「あーダルいダルい」を繰り返しながらどーにかなったのかもしれませんが、
今回登った大駒ヶ岳と言う山は登山道は久住や由布岳に比べると明らかに狭いし、
随分森の中だったり笹のジャングルの合間を抜けるようなコースの連続、
挙句の果てには頂上までの残り1/3ぐらいが道ではなく崖という体たらく。

明らかに角度45度位あるだろな斜面なんか誰が好き好んで登るんかい?

我輩マジで過酷な山道を歩きながら「あーこの山って確実に中級者用の山だよな」とか、
「あまり人が登らない山だから登山道の整備が適当なんだろうなー」って思いましたもん。

しかし我輩の予想以上に我輩の下半身は強かったようで
多少苦戦を強いられたものの軽やかに崖を突破して頂上まで登り切りました。

一緒に登山していた方々が驚くぐらいのスピードだったみたいです。

久しぶりに山登り、そして我輩もいい歳になって足腰共に弱くなっているということで、
事前に父上に「やっぱ杖があったほうがいいのかねぇ?」と聞いたのですが、
父上曰く「杖を使わない山の歩き方を身体が覚えているはずだから要らない」と言われ、
多少の不安はありましたが実際あんな棒必要なかったね。
崖登るのにポールなんかあっても邪魔なだけだった事でしょう。

まあ多分、我輩のポテンシャルも多少はあったのかもしれませんが、
休憩時に補給する水分としてモンスターエナジーを持ってきたのが
充分な栄養となり功を奏したのかもしれません。

あれがアクエリアスとかポカリみたいなナンパな飲料だったなら
我輩は途中でへばっていたことでしょう。
青森の本格的な夏は過ぎて、涼しくなったのも良かったのでしょう。

でもね、頂上に登ったところで景色がいいと思った程度で、
腹が減っていなかったので飯はあまり食えなかったし、
それ以前にレトルトパック飯だったので旨くなかった。でも食後の煙草は旨かった。

でもね、頂上に上り詰めるということは山を降りなきゃいけないんですよね。
折角登ったのに降りなきゃいけないというのが我輩的に山登り好きになれない。
例えるならジグソーパズル組み上げた後にまたぶっ壊すよーな感覚?

イヤ確かにね、山を降りないと日常に戻れないから降りなきゃいけないですよ。
だから仕方なく元来た道を降りますが途中の崖が降りるの怖いの。
まあそこら辺は廻りに生えていた笹を掴みながら降りましたけどね、
足で踏ん張りながら手も力入れなきゃいけないからキッツいんですわ。

そしてその日の晩から昨晩まで太ももの表の部分が筋肉痛でした。
どうやら崖登る時に太ももをいつも以上に上げていたのが原因の模様。

そしてその筋肉痛のお陰で通勤時にチャリを漕ぐのがキッツイの。
駆け足で筋肉痛になっても走る筋肉とチャリを漕ぐ筋肉は違うらしく、
通勤に全く支障はなかったのですが今回筋肉痛になった部分はモロに影響が出まして、
いつもは10分程度でたどり着く職場→自宅間も15分以上かけるハメになるという体たらくでした。

ま、登山した日の晩は麓のキャンプ場で1泊したんですがね。
しかしその日の晩のバァベキュウで折角夏休み時にキープしていた体重が増加w
山登りでカロリー減らしたはずなのに、また倍増。

結局最初から最後まで山の何処がいいのか耳クソほども理解出来ませんでした。
ただ、達成感はミジンコ程度理解は出来たよーな気がしなくもないんですし、
崖が無いような山ならまた登るのも悪くはないかなーと思ったりもしたし、
ウチのクソガキ共を鍛えるのに山登りをするのも面白いかなと思いもしましたし、
宮崎に戻ったらキャンプついでに山登りというのもアリかなと思いましたがね、
やっぱ山なんて自分から進んで登ろうという気は
ミドリムシ程も考える余地がありません。


思えば我輩自身、唯一の趣味であるサバイバルゲームだけは、
誰かが誘うから行くのではなく、自分から進んで行きたいと思えたからこそ、
未だに持続する趣味になり得たんだと思うんですよね。


過去サバゲー以外で履歴書に書けそうな趣味を持とうと思い、色々手を出しはしましたが、
結局他の趣味が持続しなかった理由は自分だけでやっても面白く無い、
人から誘われないとやる気がしないとかいう理由があったからでした。


そいういう過去を鑑みると未だに山に未練タラタラな父上ぐらいに山を本気で愛せない限り、
山登りを第2の趣味にするのはムリだろうなと思った次第であります。


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Posted by 砥部良軍曹 at 00:57│Comments(0)演説
 
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