2017年05月31日
店内の麺が売り切れになるまで食いまくりたい
ウチの職場に最近、大人し目の女子が入ってきたんですが、
ようやく職場にも慣れてきたのか、色々話をするようになりました。
ある日ダンボールの処理についてどーしたらいいのかと聞いてきたので、
「ダンボールはそのまま出すと古紙回収、破って袋に詰めれば可燃物だぜ(断言)」
と答えたところ、「私、部屋に誰もいない時ストレス解消にダンボール破くんです」
と謎の返しをしてきたのでさすがの我輩も「ま、多少はね」としか言えませんでした。
うーむ、ダンボール破くのってストレス発散になるのか?
ストッキング破くのはやったこと無いけど楽しそうですがねw
ストッキングは破りたい、でも約束は破ってはいけない。
もうすぐ43歳になるというのにストッキング破りをやったことがない、
でも嫁のボロくなったジーパンの股の部分は破った事がある砥部良軍曹です。
どうでもいい話でしたね、本題に移ります。
本日は◯ーメン、いや、ラーメンのお話です。
宮崎に戻って「よっしゃ!コレで豚骨スープで細麺のラーメン食える!」と
喜びながら毎週のようにラーメン食い漁っていたんですが、
今年に突入した辺りぐらいでしょうか・・・青森で食った魚介系豚骨が懐かしくなったんです。

しっかりと噛みごたえのあるモッチモチの太麺、
豚骨に煮干しやカツオを合わせた、太麺に負けないパンチの効いたスープ、
厚みのあるしっかりと煮込まれたチャーシューとさっぱりとしたメンマ、そしてネギ。
六戸の麺屋一代とか青森のゼットンや長尾中華そばで食った
あの麻薬的味わいがどーしても忘れられんとです。
こないだの夜勤の時、上司とラーメンの話で盛り上がっていると、
その上司が「昔、新富の10号線沿いのすみよしラーメンがあったところに
つけ麺屋できたんだけどソコには逝ったか?」と問いかけてきたのです。
つけ麺だと!そう言えばつけ麺も食いたいなぁ・・・
宮崎にも一応、つけ麺はありますが普通の麺より少々太い程度で、
スープもラーメンのスープの味が濃くなった程度のモノ。
我輩の気に入ったつけ麺はうどんみたいに太い麺に、
魚介系豚骨の濃いめなだしのつけ麺。
所謂つけ麺の元祖“大勝軒”的なシロモノなんですよね。
余談ですが宮崎、スーパーにつけ麺の生ラーメン売っていません。
たま~~~に宮崎のイオンには置いているんですがね。
ていうか九州は各土地に独自のラーメン文化が根付いているから、
他の文化圏のラーメンはなかなか流行らないんです。
だから塩ラーメンや味噌ラーメン専門の店って出来ても
あまり客が来ないのかいつの間にか無くなっちゃう。
ま、九州人って意外とカッペなのか、意外と排他的なのか、
自分のところの文化以外受け付けない性格ですよね。
青森に逝っても日本酒飲まないで、頑なに焼酎飲むみたいな。
だがしかし!新富町につけ麺の店があると聞くと、
やはりココは・・・イカねば!
豚骨魚介系の話からつけ麺の話に飛躍した感がありますが、
つけ麺のだしと魚介系は大体似ているのよコレが。
というわけで先週の夜勤の金曜日、
優雅なランチタイムを求めて下山。
(我輩の住んでいる場所は丘の上の方、海抜80mぐらいの場所にある)

君の名は、もとい、店の名は“しば田製麺所”
10号線が一車線から二車線に変わるところの道路沿いにあります。
しかしココ、新富側からはそのまますんなり入れるんですが、
中央分離帯がある道なので宮崎市内側からは入れません。
だから市内、佐土原方面から来た場合は一旦、
ヒロコーヒーとセブンイレブンとヘリポートというラジコン屋がある交差点を右折して、
次の交差点をまた右折して店の裏から入る必要があります。
因みに丘の上の我が家からは大体7kmぐらい。
リビドー号なら片道ガソリン1㍑でいけますが、
ワークスだとその半分の量のガソリンでイケるんだよな。
世間でハイブリッド車が売れる理由が解らんでもない。

店の建物が少し奥まったところにあるせいか、意外と目立たないんです。
だからなのか店の壁が黄緑色に塗られているんですね。
12時前ぐらいに店に来たところ、駐車場は少し余裕がありましたが、
店内は満席だったんで外の休憩スペースで少々待たされました。
店内に入ると6人ぐらい座れそうなカウンター、
4人がけのテーブルと6人がけのテーブルがそれぞれ1つずつ、
そして小上がりの座敷が2つと客が入るキャパは少なめです。

つけ麺の専門店らしく、メニュウは3種類のみ。
豚骨魚介ラーメン、和風ラーメン、そしてつけ麺。
うむ、メニュが少ないラーメン屋にハズレはないらしいが、ココはどうかな?
メニュウも少ないですがサイドメニュウもチャーシュー丼とご飯しか無し。
意識高い系ラーメン屋にありがちなトッピングも煮玉子とチャーシューしか無ぇ。
ま、我輩的には替え玉があればそれで充分ですがね(謙虚)。
余談ですが店内の端っこには製麺機が置いている部屋があって、
そこで作られた自家製麺をラーメンにして出しているから
ラーメン屋ではなく製麺所と名乗っているんですな。
多分、意識高くて自家製麺作っているんじゃなくて、
つけ麺用の太麺を作ってくれる製麺所が何処にも無かったんで、
自分のところで作ることにしたんだろうなぁと推測。
営業時間は10時から15時、18時から21時と書かれていましたが、
この分だと麺が無くなり次第閉店というパターンの店なのか?
そして定休日は不定休と書かれているんですが、
それって麺やスープの出来栄えが気に入らない時は休みますってことか?

メニュウが3種類しかないのにどれも甲乙つけがたい。
しかしココはまず、自家製麺の良さを堪能すべくつけ麺から食うべきと判断。
だってこのつけ麺を作るために、わざわざ製麺機仕入れたんだろ?
それにつけ麺は麺の量がノーマル、1.5倍、2倍と選べてどれもお値段変わらず750円。
但し、替え玉はつけ麺では適応除外とのこと。
とりあえず麺2倍を注文したんですがそれほど多くは感じませんね。
え?それはお前がデブだから感覚が麻痺しているんじゃねぇかって?ごもっとも。
でもね、店に入った時点で「旨そう(確信)」と感じたから2倍ぐらいは食える(断言)。
今まで見たつけ麺と違うのはレモンが添えられていること。
我輩、唐揚げにレモンはかけない派なんだけどなぁ。
寧ろ勝手にレモン絞るやつが居たらその場で射殺したくなるぐらい。

つけ麺のつけ汁と言うのか?スープなのか?
まあどっちでもいいけどここのは豚骨スープに鶏ガラスープも入っているらしく、
比較的クセ少なめ、でも味はしっかりしていています。
ソコにカツオとかの節系魚介が加わり、濃厚さを高めています。
魚介系独特の癖は比較的マイルドで、九州人には受け入れられそうな味。
麺はモチモチのシコシコ、卑猥ですね。
でもなかなかコイツは喰みごたえがあって、味のあるよく出来た麺ですよ。
麺とつけ汁、どちらもある程度主張はするけど、
一緒に合わせて口の中に放り込むと和解して合併する。
更にホロホロと箸で崩れるチャーシューを口に入れると、
お互い個性の強いもの同士が口の中で暴れだして快感を与える!
うん、コレは血糖値とか無視して大量摂取したくなる(切実)!
麺にレモンを絞って食らうと、爽やかな酸味が加わってまた美味。

嫁が注文した“豚骨魚介ラーメン”は見た目は濃そうですが、濃いです。
いやドロっとしているんじゃなくて豚骨、魚介共に味が強くてパワフル。
このスープで御飯食うと旨そうですが、コレは替え玉したくなるな確実に。
ネギだけでなくタマネギのざく切りも添えられておりますが、
コレが濃い目のスープにマッチしてシャクシャク感もあって味わい豊か。

麺はつけ麺とは違い、細めですが宮崎ラーメンの平均よりは太め。
ちゃんぽんよりは細麺な感じの麺は喰みごたえよりも啜りごたえ重視?
スルスルと麺を口の中に放り込むと、その心地よさにニヤッとしたくなります。
硬さと柔らかさのバランスが均等な絶妙な味わい&喉越しがたまらん!
750円は九州的ラーメンの相場では高い方ですが、
コレだけの味わいなら750円出しても惜しくはないな。

この店のラーメンがあまりも美味かったんで、
別の日に改めて単独来店、今度は和風ラーメンを注文しました。
和風ラーメンは魚介豚骨より50円安い700円。
ということは出汁の量が少ないのか?と思ったらタマネギがないだけでした。
その代わり海苔と柚子胡椒が添えられております。
出汁の味はざっくり言うと魚介豚骨がさっぱりになった感じ。
でも、ただ味わいが薄くなったんではなくスペックの豚骨部分よりは
カツオとかの魚介のスペック(コク、味わい)を強めた感じ。
ライト系魚介豚骨と言えばいいのかな?
柚子胡椒を溶かすとピリッとした刺激が良いアクセントになって旨し!
魚介豚骨と同じ中太麺はスープと良く合い、
スープも麺に味わい深さを与えています。
コレも麺とスープのバランスの調和がよろしいですね。
そしてふわとろなチャーシューの肉と脂がたまらん!
やはりココのラーメン、中毒性極めて高し!
いやしかし、コレだけレベルが高い店ってラーメン競争が激しい清武とか、
食文化異種多様な都城とか、宮崎市内にしか無いだろうなぁと思っていたけど、
まさか我が街、新富町に出来てくれるとは嬉しい限りです。
そして「メニュウの少ないラーメン屋はアタリである」という法則は
正しいことも証明されて胃袋も精神的にも満足です。
今後も青森で親しんだ魚介系ラーメンが食えると思うと嬉しい限り。
まあ個人的にはあのつけ麺用の太麺で弘前のあらやみたいな
煮干し風味が強烈な“激ニボ系”を作って欲しいですがね。
ただ、このブログを見て興味を示した客がガンガンやってきて
我輩の食う分が無くなったらどうしようなんて思いましたが、
どーせ「宮崎 ラーメン」とかで我輩のブログ検索して
辿り着く輩なんてそんなに居ないから無問題でしょう。
ようやく職場にも慣れてきたのか、色々話をするようになりました。
ある日ダンボールの処理についてどーしたらいいのかと聞いてきたので、
「ダンボールはそのまま出すと古紙回収、破って袋に詰めれば可燃物だぜ(断言)」
と答えたところ、「私、部屋に誰もいない時ストレス解消にダンボール破くんです」
と謎の返しをしてきたのでさすがの我輩も「ま、多少はね」としか言えませんでした。
うーむ、ダンボール破くのってストレス発散になるのか?
ストッキング破くのはやったこと無いけど楽しそうですがねw
ストッキングは破りたい、でも約束は破ってはいけない。
もうすぐ43歳になるというのにストッキング破りをやったことがない、
でも嫁のボロくなったジーパンの股の部分は破った事がある砥部良軍曹です。
どうでもいい話でしたね、本題に移ります。
本日は◯ーメン、いや、ラーメンのお話です。
宮崎に戻って「よっしゃ!コレで豚骨スープで細麺のラーメン食える!」と
喜びながら毎週のようにラーメン食い漁っていたんですが、
今年に突入した辺りぐらいでしょうか・・・青森で食った魚介系豚骨が懐かしくなったんです。

しっかりと噛みごたえのあるモッチモチの太麺、
豚骨に煮干しやカツオを合わせた、太麺に負けないパンチの効いたスープ、
厚みのあるしっかりと煮込まれたチャーシューとさっぱりとしたメンマ、そしてネギ。
六戸の麺屋一代とか青森のゼットンや長尾中華そばで食った
あの麻薬的味わいがどーしても忘れられんとです。
こないだの夜勤の時、上司とラーメンの話で盛り上がっていると、
その上司が「昔、新富の10号線沿いのすみよしラーメンがあったところに
つけ麺屋できたんだけどソコには逝ったか?」と問いかけてきたのです。
つけ麺だと!そう言えばつけ麺も食いたいなぁ・・・
宮崎にも一応、つけ麺はありますが普通の麺より少々太い程度で、
スープもラーメンのスープの味が濃くなった程度のモノ。
我輩の気に入ったつけ麺はうどんみたいに太い麺に、
魚介系豚骨の濃いめなだしのつけ麺。
所謂つけ麺の元祖“大勝軒”的なシロモノなんですよね。
余談ですが宮崎、スーパーにつけ麺の生ラーメン売っていません。
たま~~~に宮崎のイオンには置いているんですがね。
ていうか九州は各土地に独自のラーメン文化が根付いているから、
他の文化圏のラーメンはなかなか流行らないんです。
だから塩ラーメンや味噌ラーメン専門の店って出来ても
あまり客が来ないのかいつの間にか無くなっちゃう。
ま、九州人って意外とカッペなのか、意外と排他的なのか、
自分のところの文化以外受け付けない性格ですよね。
青森に逝っても日本酒飲まないで、頑なに焼酎飲むみたいな。
だがしかし!新富町につけ麺の店があると聞くと、
やはりココは・・・イカねば!
豚骨魚介系の話からつけ麺の話に飛躍した感がありますが、
つけ麺のだしと魚介系は大体似ているのよコレが。
というわけで先週の夜勤の金曜日、
優雅なランチタイムを求めて下山。
(我輩の住んでいる場所は丘の上の方、海抜80mぐらいの場所にある)

君の名は、もとい、店の名は“しば田製麺所”
10号線が一車線から二車線に変わるところの道路沿いにあります。
しかしココ、新富側からはそのまますんなり入れるんですが、
中央分離帯がある道なので宮崎市内側からは入れません。
だから市内、佐土原方面から来た場合は一旦、
ヒロコーヒーとセブンイレブンとヘリポートというラジコン屋がある交差点を右折して、
次の交差点をまた右折して店の裏から入る必要があります。
因みに丘の上の我が家からは大体7kmぐらい。
リビドー号なら片道ガソリン1㍑でいけますが、
ワークスだとその半分の量のガソリンでイケるんだよな。
世間でハイブリッド車が売れる理由が解らんでもない。

店の建物が少し奥まったところにあるせいか、意外と目立たないんです。
だからなのか店の壁が黄緑色に塗られているんですね。
12時前ぐらいに店に来たところ、駐車場は少し余裕がありましたが、
店内は満席だったんで外の休憩スペースで少々待たされました。
店内に入ると6人ぐらい座れそうなカウンター、
4人がけのテーブルと6人がけのテーブルがそれぞれ1つずつ、
そして小上がりの座敷が2つと客が入るキャパは少なめです。

つけ麺の専門店らしく、メニュウは3種類のみ。
豚骨魚介ラーメン、和風ラーメン、そしてつけ麺。
うむ、メニュが少ないラーメン屋にハズレはないらしいが、ココはどうかな?
メニュウも少ないですがサイドメニュウもチャーシュー丼とご飯しか無し。
意識高い系ラーメン屋にありがちなトッピングも煮玉子とチャーシューしか無ぇ。
ま、我輩的には替え玉があればそれで充分ですがね(謙虚)。
余談ですが店内の端っこには製麺機が置いている部屋があって、
そこで作られた自家製麺をラーメンにして出しているから
ラーメン屋ではなく製麺所と名乗っているんですな。
多分、意識高くて自家製麺作っているんじゃなくて、
つけ麺用の太麺を作ってくれる製麺所が何処にも無かったんで、
自分のところで作ることにしたんだろうなぁと推測。
営業時間は10時から15時、18時から21時と書かれていましたが、
この分だと麺が無くなり次第閉店というパターンの店なのか?
そして定休日は不定休と書かれているんですが、
それって麺やスープの出来栄えが気に入らない時は休みますってことか?

メニュウが3種類しかないのにどれも甲乙つけがたい。
しかしココはまず、自家製麺の良さを堪能すべくつけ麺から食うべきと判断。
だってこのつけ麺を作るために、わざわざ製麺機仕入れたんだろ?
それにつけ麺は麺の量がノーマル、1.5倍、2倍と選べてどれもお値段変わらず750円。
但し、替え玉はつけ麺では適応除外とのこと。
とりあえず麺2倍を注文したんですがそれほど多くは感じませんね。
え?それはお前がデブだから感覚が麻痺しているんじゃねぇかって?ごもっとも。
でもね、店に入った時点で「旨そう(確信)」と感じたから2倍ぐらいは食える(断言)。
今まで見たつけ麺と違うのはレモンが添えられていること。
我輩、唐揚げにレモンはかけない派なんだけどなぁ。
寧ろ勝手にレモン絞るやつが居たらその場で射殺したくなるぐらい。

つけ麺のつけ汁と言うのか?スープなのか?
まあどっちでもいいけどここのは豚骨スープに鶏ガラスープも入っているらしく、
比較的クセ少なめ、でも味はしっかりしていています。
ソコにカツオとかの節系魚介が加わり、濃厚さを高めています。
魚介系独特の癖は比較的マイルドで、九州人には受け入れられそうな味。
麺はモチモチのシコシコ、卑猥ですね。
でもなかなかコイツは喰みごたえがあって、味のあるよく出来た麺ですよ。
麺とつけ汁、どちらもある程度主張はするけど、
一緒に合わせて口の中に放り込むと和解して合併する。
更にホロホロと箸で崩れるチャーシューを口に入れると、
お互い個性の強いもの同士が口の中で暴れだして快感を与える!
うん、コレは血糖値とか無視して大量摂取したくなる(切実)!
麺にレモンを絞って食らうと、爽やかな酸味が加わってまた美味。

嫁が注文した“豚骨魚介ラーメン”は見た目は濃そうですが、濃いです。
いやドロっとしているんじゃなくて豚骨、魚介共に味が強くてパワフル。
このスープで御飯食うと旨そうですが、コレは替え玉したくなるな確実に。
ネギだけでなくタマネギのざく切りも添えられておりますが、
コレが濃い目のスープにマッチしてシャクシャク感もあって味わい豊か。

麺はつけ麺とは違い、細めですが宮崎ラーメンの平均よりは太め。
ちゃんぽんよりは細麺な感じの麺は喰みごたえよりも啜りごたえ重視?
スルスルと麺を口の中に放り込むと、その心地よさにニヤッとしたくなります。
硬さと柔らかさのバランスが均等な絶妙な味わい&喉越しがたまらん!
750円は九州的ラーメンの相場では高い方ですが、
コレだけの味わいなら750円出しても惜しくはないな。

この店のラーメンがあまりも美味かったんで、
別の日に改めて単独来店、今度は和風ラーメンを注文しました。
和風ラーメンは魚介豚骨より50円安い700円。
ということは出汁の量が少ないのか?と思ったらタマネギがないだけでした。
その代わり海苔と柚子胡椒が添えられております。
出汁の味はざっくり言うと魚介豚骨がさっぱりになった感じ。
でも、ただ味わいが薄くなったんではなくスペックの豚骨部分よりは
カツオとかの魚介のスペック(コク、味わい)を強めた感じ。
ライト系魚介豚骨と言えばいいのかな?
柚子胡椒を溶かすとピリッとした刺激が良いアクセントになって旨し!
魚介豚骨と同じ中太麺はスープと良く合い、
スープも麺に味わい深さを与えています。
コレも麺とスープのバランスの調和がよろしいですね。
そしてふわとろなチャーシューの肉と脂がたまらん!
やはりココのラーメン、中毒性極めて高し!
いやしかし、コレだけレベルが高い店ってラーメン競争が激しい清武とか、
食文化異種多様な都城とか、宮崎市内にしか無いだろうなぁと思っていたけど、
まさか我が街、新富町に出来てくれるとは嬉しい限りです。
そして「メニュウの少ないラーメン屋はアタリである」という法則は
正しいことも証明されて胃袋も精神的にも満足です。
今後も青森で親しんだ魚介系ラーメンが食えると思うと嬉しい限り。
まあ個人的にはあのつけ麺用の太麺で弘前のあらやみたいな
煮干し風味が強烈な“激ニボ系”を作って欲しいですがね。
ただ、このブログを見て興味を示した客がガンガンやってきて
我輩の食う分が無くなったらどうしようなんて思いましたが、
どーせ「宮崎 ラーメン」とかで我輩のブログ検索して
辿り着く輩なんてそんなに居ないから無問題でしょう。
2017年05月11日
宮崎でも旨い魚は食える
青森から宮崎に引き上げてきた我輩一家にとって、
一番の悩みどころは旨い魚が食える店がなかなか無い事。
宮崎は漁港がある街、北浦とか日向の細島とか青島、
日南の油津や串間辺りまでイケば旨い海の幸に出会えるのですが、
そこら辺の居酒屋とか定食屋に新鮮且つ心脇踊るよーな海の幸を求めるのが酷な状況。
その点、青森は三戸、五戸や八甲田とかの内陸部でもない限り、
どんな場所でも数多くの海の幸に巡り合うことが出来ます。
ああ、脂が適度に乗ったサバ、冷凍でも充分旨いイカ、デカいホッケの開き、
1枚120円ぐらいで買えるナマのホタテ、白子が詰まったぶっといタラ、
「コレ誰が何処でさばくんじゃ!」と突っ込みたくなるアンコウ1匹、
ババァの化粧みたいな匂いのしないウニ、どこでも普通に売っているイクラ、
そして大間のマグロ、鰺ヶ沢のヒラメ、三沢のホッキガイ、全てが懐かしい・・・
もうね、来世で生まれ変わるなら青森人になりたいと切に願うほど、
青森の海の幸の充実ぶりが我輩には裏山鹿とですよ。
まあ宮崎には肉&野菜or果物、陸の幸が充実していますし、
「魚がなければ肉を食べればいいじゃないの?」というツッコミもあるかもしれませんが、
数年とは言え旨い魚に恵まれた経験をしてしまうと、
たまには旨い魚を食いたいという願望は抑えられんのです。

さて、こないだ川南の方へ足を運んだ時にふと思い出したんですよ。
「川南漁港の近所に海の幸てんこ盛りの店がある」と
ウニみたいな頭をしたチャラ男が言っていたのをね。
以前宮崎に居た頃、その話を聞いて直ぐ様その店に向かったんですがね、
店主の気まぐれか、それともシケで魚が取れなかったのか土曜日なのに店は休み。
じゃあ次は天気が凄くいい日曜日に来てやると意気込んで来たものの、その日も休み。
そんなのが2・3回続いて結局行けずじまいだったんです。

その川南漁港の近所の店がコ↑コ↓、あさしお丸。
念願叶ってようやく店に入ることが出来ましたよ。
ところでこの店、漁港から来るよりも駅の方から高鍋側に向かう先の
唐突にグワッって登る道に入っていけば直ぐそこなんですね。
久しぶりに川南駅前を走ったんで完全に失念しておりました。

我が家は17時過ぎに来たんでまだお客さんだーれも居なかったんですが、
テーブルの各所に“予約席”と書かれた札とおしぼりと座布団が置いていたんで、
ある程度の時間になると結構客が多いのかなと推測。
実際、ウチラが店を出る頃には席の半分は埋まっていましたからね。

さて、この店の名物は何なんだろーかね?
まあ一番オススメのメニュウは一番前に載せているはずだから、
コイツを頼めばいいんじゃないかって思わなくはないんですが、
何か普通すぎて食指が動かないと思うのは我輩がひねくれ過ぎているだけか?

ココで悩んだのはデブらしく油を摂取すべきであるか、
それとも自重してさっぱりと刺身系に手を出すべきであるか。
写真を見たところ、海鮮丼は結構刺し身が充実しているようなので、
「魚を食いたいという欲望を満足させるのはコイツだ」と判断。
1480円と1100円の刺身定食もあったのですが、
我輩的に刺し身ってご飯のオカズじゃないんですよね。
飯の上に乗っているから、一緒に食ってやるか的なもの。

そして目の前にやってきた海鮮丼。お値段1300円なり。
マグロの赤身、ハマチ、サーモン、イクラ、タコ、イカ、エビ等の魚介類と、
ワカメの細切りやカイワレ大根、ノリのトッピングが付いた彩り鮮やかな一品。
正直なところ、刺し身以外のモノが乗っかっている海鮮丼は、
刺し身の勝負に勝てないから変則技使う的な感じで嫌いなのですが、
海藻が意外とよろしいアクセントとなっていいお味なので許す。
そして肝心の刺し身、コレもなかなか新鮮で旨し!

生魚はそんなに好みではない息子は少々悩んでいましたが、
コイツは我が家のネタ要員、そしてエビ天は大好きだろということで、
エビ天丼を否応なく注文したらコレが出てきたよ。
ところでコイツの正式名称は“えび天丼び~”と言うようなのですが、
最期の「び~」の意味がわからん。
わざとらしく蓋を付けて「ほら、沢山エビ入っているから閉まらんよ(ドヤ顔)」みたいな
演出はいらねぇだろってツッコミたくなるんですがとにかくエビ10匹は大杉漣。
当然ながら息子、エビ天を4匹残して撃沈。

相変わらず何が食いたいのかハッキリしない嫁は天丼を注文。
そしたら随分こんもりしたのが出てきやがりました。
エビ2匹とキス、ピーマンにシソ、サツマイモと・・・まあとにかく色々入っている。
コレで1080円なんだから息子の頼んだエビ天じゃなくてもいいんじゃね?
あ、そうそう、海鮮丼とかに付属している味噌汁はアラ汁で、
コレが魚の出汁の旨味いっぱいで美味しいんですね。

生魚が好みではない、回転寿司はマグロとサーモンしか食わねぇ娘、
エビフライとマグロカツの定食を注文しました。
余談ですがこの店、テーブルに生卵が置いていて、
定食を注文した人は自由に卵かけご飯が食えるというシステム。
しかし娘、ココで大事な事に気が付きます。
「マグロって生で食うと旨いけど、カツになったら只の魚だよね」
意味がよく解りませんがよーするに口に合わねぇってことでしょう。
そして「エビフライとカキフライの定食にすればよかった」と後悔。
余談ですが魚が嫌いな方にはチキン南蛮定食とかもあります。
でもこーいう店で魚介類頼まないのは風俗に来て抜かないのと同じです。
正直、青森でインパクトの激しい海鮮物を食らってきた我輩的には
インパクトはエビ天以外からは感じられませんでしたが、
味の良さは我輩の児湯郡の海鮮食材に対するがっかり度を覆すクオリティでした。
そしてコレだけのシロモノが食える川南町、なかなか侮れんな。
一番の悩みどころは旨い魚が食える店がなかなか無い事。
宮崎は漁港がある街、北浦とか日向の細島とか青島、
日南の油津や串間辺りまでイケば旨い海の幸に出会えるのですが、
そこら辺の居酒屋とか定食屋に新鮮且つ心脇踊るよーな海の幸を求めるのが酷な状況。
その点、青森は三戸、五戸や八甲田とかの内陸部でもない限り、
どんな場所でも数多くの海の幸に巡り合うことが出来ます。
ああ、脂が適度に乗ったサバ、冷凍でも充分旨いイカ、デカいホッケの開き、
1枚120円ぐらいで買えるナマのホタテ、白子が詰まったぶっといタラ、
「コレ誰が何処でさばくんじゃ!」と突っ込みたくなるアンコウ1匹、
ババァの化粧みたいな匂いのしないウニ、どこでも普通に売っているイクラ、
そして大間のマグロ、鰺ヶ沢のヒラメ、三沢のホッキガイ、全てが懐かしい・・・
もうね、来世で生まれ変わるなら青森人になりたいと切に願うほど、
青森の海の幸の充実ぶりが我輩には裏山鹿とですよ。
まあ宮崎には肉&野菜or果物、陸の幸が充実していますし、
「魚がなければ肉を食べればいいじゃないの?」というツッコミもあるかもしれませんが、
数年とは言え旨い魚に恵まれた経験をしてしまうと、
たまには旨い魚を食いたいという願望は抑えられんのです。

さて、こないだ川南の方へ足を運んだ時にふと思い出したんですよ。
「川南漁港の近所に海の幸てんこ盛りの店がある」と
ウニみたいな頭をしたチャラ男が言っていたのをね。
以前宮崎に居た頃、その話を聞いて直ぐ様その店に向かったんですがね、
店主の気まぐれか、それともシケで魚が取れなかったのか土曜日なのに店は休み。
じゃあ次は天気が凄くいい日曜日に来てやると意気込んで来たものの、その日も休み。
そんなのが2・3回続いて結局行けずじまいだったんです。

その川南漁港の近所の店がコ↑コ↓、あさしお丸。
念願叶ってようやく店に入ることが出来ましたよ。
ところでこの店、漁港から来るよりも駅の方から高鍋側に向かう先の
唐突にグワッって登る道に入っていけば直ぐそこなんですね。
久しぶりに川南駅前を走ったんで完全に失念しておりました。

我が家は17時過ぎに来たんでまだお客さんだーれも居なかったんですが、
テーブルの各所に“予約席”と書かれた札とおしぼりと座布団が置いていたんで、
ある程度の時間になると結構客が多いのかなと推測。
実際、ウチラが店を出る頃には席の半分は埋まっていましたからね。

さて、この店の名物は何なんだろーかね?
まあ一番オススメのメニュウは一番前に載せているはずだから、
コイツを頼めばいいんじゃないかって思わなくはないんですが、
何か普通すぎて食指が動かないと思うのは我輩がひねくれ過ぎているだけか?

ココで悩んだのはデブらしく油を摂取すべきであるか、
それとも自重してさっぱりと刺身系に手を出すべきであるか。
写真を見たところ、海鮮丼は結構刺し身が充実しているようなので、
「魚を食いたいという欲望を満足させるのはコイツだ」と判断。
1480円と1100円の刺身定食もあったのですが、
我輩的に刺し身ってご飯のオカズじゃないんですよね。
飯の上に乗っているから、一緒に食ってやるか的なもの。

そして目の前にやってきた海鮮丼。お値段1300円なり。
マグロの赤身、ハマチ、サーモン、イクラ、タコ、イカ、エビ等の魚介類と、
ワカメの細切りやカイワレ大根、ノリのトッピングが付いた彩り鮮やかな一品。
正直なところ、刺し身以外のモノが乗っかっている海鮮丼は、
刺し身の勝負に勝てないから変則技使う的な感じで嫌いなのですが、
海藻が意外とよろしいアクセントとなっていいお味なので許す。
そして肝心の刺し身、コレもなかなか新鮮で旨し!

生魚はそんなに好みではない息子は少々悩んでいましたが、
コイツは我が家のネタ要員、そしてエビ天は大好きだろということで、
エビ天丼を否応なく注文したらコレが出てきたよ。
ところでコイツの正式名称は“えび天丼び~”と言うようなのですが、
最期の「び~」の意味がわからん。
わざとらしく蓋を付けて「ほら、沢山エビ入っているから閉まらんよ(ドヤ顔)」みたいな
演出はいらねぇだろってツッコミたくなるんですがとにかくエビ10匹は大杉漣。
当然ながら息子、エビ天を4匹残して撃沈。

相変わらず何が食いたいのかハッキリしない嫁は天丼を注文。
そしたら随分こんもりしたのが出てきやがりました。
エビ2匹とキス、ピーマンにシソ、サツマイモと・・・まあとにかく色々入っている。
コレで1080円なんだから息子の頼んだエビ天じゃなくてもいいんじゃね?
あ、そうそう、海鮮丼とかに付属している味噌汁はアラ汁で、
コレが魚の出汁の旨味いっぱいで美味しいんですね。

生魚が好みではない、回転寿司はマグロとサーモンしか食わねぇ娘、
エビフライとマグロカツの定食を注文しました。
余談ですがこの店、テーブルに生卵が置いていて、
定食を注文した人は自由に卵かけご飯が食えるというシステム。
しかし娘、ココで大事な事に気が付きます。
「マグロって生で食うと旨いけど、カツになったら只の魚だよね」
意味がよく解りませんがよーするに口に合わねぇってことでしょう。
そして「エビフライとカキフライの定食にすればよかった」と後悔。
余談ですが魚が嫌いな方にはチキン南蛮定食とかもあります。
でもこーいう店で魚介類頼まないのは風俗に来て抜かないのと同じです。
正直、青森でインパクトの激しい海鮮物を食らってきた我輩的には
インパクトはエビ天以外からは感じられませんでしたが、
味の良さは我輩の児湯郡の海鮮食材に対するがっかり度を覆すクオリティでした。
そしてコレだけのシロモノが食える川南町、なかなか侮れんな。
2017年01月29日
久しぶりに蕎麦粥、喰いたくなってきた
どーも、こないだ息子が「千と千尋の神隠しに出てくる“坊”って、
湯婆婆と誰の子供なんだろうね?」と我輩に聞いてきやがったんですが
あの映画の語られない部分の中に「湯婆婆に種付けした何者かが存在する」という
事実が有ることに気がついてからと言うもの夜が眠れない砥部良軍曹でございます。
でもね、湯婆婆の相手が誰かという以前に、最近夜寒くて眠れねぇんですよ。
本当なら今頃、「いやー宮崎、冬でも温かいわ!青森とは大違いじゃ!」
なーんて言いながら冬の雪に埋もれる青森をディスっているはずだったんですが、
何の何の!雪がないだけで宮崎も充分寒いわ!
いやね、昼間は案外お天道さまが出てきちゃあいるんで
気温は高けりゃ10℃ぐらいまで上がっちゃいるんですけどね、
風がねぇ・・・八甲田から吹きすさぶ風と同じぐらい寒いのよ。
それにね、朝方も案外寒い。
いつもならチャリで通勤するんですが先週えらく寒い日があったんで、
嫁が「クルマを使え」と言うからお言葉に甘えてリビドー号で出勤したところ、
車内温度計、マイナス3度とかいう信じられねぇ値を叩き出す始末。
因みに毎日、チャリで通勤していると手が冷たすぎて痺れます。
コレって寒いからなのか?それとも何かの病気?
実はね、社宅も結構寒いのよ。
青森の社宅みたいに二重窓じゃないし、
ポンコツだからか隙間風がバンバン入ってくるの。
エアコンの暖房だけで乗り切れる自信がないので、
とうとう我が家も反射板の大きいストーブ買いました。
とりあえずさぁ、雪がないけど寒いってなんか損した気分だよねぇ。
雪のない環境の利点は「スタッドレスタイヤ買わなくて済むこと」ぐらいですなぁ。
ていうか、気温って一桁になると一律“寒い!”で片付けられるんですね。
でもソレが更に零下まで落ちると“激寒”になるんでしょうがね。
ところで話は唐突に変わって申し訳ないんですが
我輩的には東北って美味しい蕎麦がありそ~なイメージだったんですよ。
しかし青森に来てみて驚いた、蕎麦屋意外と無いのね。
まーでも、よーく考えてみたら日本の蕎麦処って長野とか山梨とかだよね。

とはいえ、青森で全く蕎麦を栽培していないわけでもないらしく、
微粒子レベルで存在する程度には蕎麦を栽培している農家がある模様。
青森に居た頃、よく通っていた“道の駅とわだ”には蕎麦粉も置いていましたが、
粉にする前の状態の蕎麦の実が売っていたんですねぇ。
蕎麦の実なんてどーやって食うのってお思いの方も居られるでしょうが、
ロシア人的には蕎麦の実は国民食とも言える(らしい)
“カーシャ”という牛乳で煮込んだ蕎麦粥を作るのに必要不可欠な食材です。
でもね、カーシャは牛乳入っている時点で我輩食えねぇ。
というわけでジャパニーズ蕎麦粥を作って食べてみたら、
何ということでしょう、コレが案外我輩のツボにハマったんですよ。
肉食デブが何ほざいてんの?と思うかもしれませんが、本当だから仕方ないね。
宮崎に戻り、新富町は蕎麦粉の産地なので、蕎麦の実を売っているかもしれんと思って、
探してみたんですが今のところ何処にもありませんです、はい。
ポケモンGOのカイリューと同じぐらい存在する気配がない模様。
蕎麦粥の作り方というか、レシピは至って簡単。
蕎麦の実を蕎麦の4倍程度の水で20分ぐらい炊くだけ。
好みで蕎麦の実がマッシュ状態になるまで煮込んでもいいですが、
適度に硬さが残る程度に煮た方が蕎麦の実独特のプチプチ感が味わえてナイス。

ただね、蕎麦の実を湯で煮込んだだけでは味気ないんですよ。
だから旨みたっぷりのだし汁とともに頂く。
かつおだしでも美味しいんでしょうが、煮干しと昆布のダブルだし汁だと更に旨し。
蕎麦の実を準備する前に煮干しと昆布を水に浸けて暫く放置プレイ。
いや別にね、市販のだしの素とかで作ってもいいっすよ。
でもなかなか手に入らない蕎麦の実だから、
調理するにも少しぐらい手をかけたくなるのが心情。

出来れば1時間以上、煮干と昆布が柔らかくなるまで水に浸けたら、
弱火~中火で加熱して沸騰しない程度に煮込んでだしをとります。
そしてだし汁に薄口醤油で味付けして、蕎麦粥のつゆを作ります。
薄口醤油がない場合は普通の醤油でもおk。
このだし汁は味噌汁とかにも流用可能なので、
大量に濃いのを作って保存しても構いませんです。
しかし我輩が「大量に濃い」とか言うと、なんか卑猥だなぁw

蕎麦の実は2倍ぐらいの水で15~20分炊き、
少し固めか、食感が程よく残る程度に仕上げます。
蓋を開けた時にむわっと湧き上がる蕎麦臭がまたたまらん。
炊飯ジャーで炊かなくても、鍋で炊けば良し。
ていうか蕎麦の実を炊飯ジャーで炊くとどうなるのか不明。

蕎麦の実を炊くと、アクみたいなのが出てきているので、
見栄えを良くするのと雑味を減らすために一旦サクッと水で洗います。
あまりグチャグチャになるまで煮込むと洗う時に溶けるので、
できれば固めに炊いた方が良いという事。

炊いた蕎麦の実にだしをかけて頂いてもいいですが、
だしで軽く5分ぐらい煮込むと味が染みていい感じに仕上がる模様。
蕎麦の実を固めに炊いて、ココで煮込んで仕上げてもいいです。

写真の作例では汁っ気が少ないですが、
好みでもう少しチャプチャプにしてもいいです。
ていうか寧ろ汁とともに頂くぐらいが旨いかも。
小ネギを刻んだものや、ちくわや蒲鉾を刻んだものを添えて、
時々蕎麦の実とともに頂いてもなお旨し。
今の季節なら、柚子の皮を細く刻んだものなんてぇのもオツかも。
おかずに湯葉と菜っ葉のおひたしとか野菜の天麩羅とかあると、
家庭で精進料理的雰囲気を醸し出せますが、ソレって誰得?
プチプチ感のある蕎麦の実を噛みしめると、
次に来るのは独特のネットリ感とホクホク感。
多彩な食感&味わい深さがある蕎麦の実、コレはいい。
蕎麦の実は健康によろしいという御託抜きで、旨いから積極的に喰いたくなる。
蕎麦の実が米と同じぐらいのお値段で手に入るなら、最高のダイエット食材かな?
でもこの小さい一袋で500円ぐらいと結構いいお値段なんで、
余程意識高い系の金持ちじゃねぇと常食できねぇよな。
でもね、キヌアとかチアシードとかとか言うよーな、
鳥の餌みたいなの食うよりは絶対旨いと思うよコレ。
宮崎も旨い食材が豊富な県ですが、青森もなかなかのもんだったよなと、
今更ながらに考えてしまう我輩なのでした。
湯婆婆と誰の子供なんだろうね?」と我輩に聞いてきやがったんですが
あの映画の語られない部分の中に「湯婆婆に種付けした何者かが存在する」という
事実が有ることに気がついてからと言うもの夜が眠れない砥部良軍曹でございます。
でもね、湯婆婆の相手が誰かという以前に、最近夜寒くて眠れねぇんですよ。
本当なら今頃、「いやー宮崎、冬でも温かいわ!青森とは大違いじゃ!」
なーんて言いながら冬の雪に埋もれる青森をディスっているはずだったんですが、
何の何の!雪がないだけで宮崎も充分寒いわ!
いやね、昼間は案外お天道さまが出てきちゃあいるんで
気温は高けりゃ10℃ぐらいまで上がっちゃいるんですけどね、
風がねぇ・・・八甲田から吹きすさぶ風と同じぐらい寒いのよ。
それにね、朝方も案外寒い。
いつもならチャリで通勤するんですが先週えらく寒い日があったんで、
嫁が「クルマを使え」と言うからお言葉に甘えてリビドー号で出勤したところ、
車内温度計、マイナス3度とかいう信じられねぇ値を叩き出す始末。
因みに毎日、チャリで通勤していると手が冷たすぎて痺れます。
コレって寒いからなのか?それとも何かの病気?
実はね、社宅も結構寒いのよ。
青森の社宅みたいに二重窓じゃないし、
ポンコツだからか隙間風がバンバン入ってくるの。
エアコンの暖房だけで乗り切れる自信がないので、
とうとう我が家も反射板の大きいストーブ買いました。
とりあえずさぁ、雪がないけど寒いってなんか損した気分だよねぇ。
雪のない環境の利点は「スタッドレスタイヤ買わなくて済むこと」ぐらいですなぁ。
ていうか、気温って一桁になると一律“寒い!”で片付けられるんですね。
でもソレが更に零下まで落ちると“激寒”になるんでしょうがね。
ところで話は唐突に変わって申し訳ないんですが
我輩的には東北って美味しい蕎麦がありそ~なイメージだったんですよ。
しかし青森に来てみて驚いた、蕎麦屋意外と無いのね。
まーでも、よーく考えてみたら日本の蕎麦処って長野とか山梨とかだよね。

とはいえ、青森で全く蕎麦を栽培していないわけでもないらしく、
微粒子レベルで存在する程度には蕎麦を栽培している農家がある模様。
青森に居た頃、よく通っていた“道の駅とわだ”には蕎麦粉も置いていましたが、
粉にする前の状態の蕎麦の実が売っていたんですねぇ。
蕎麦の実なんてどーやって食うのってお思いの方も居られるでしょうが、
ロシア人的には蕎麦の実は国民食とも言える(らしい)
“カーシャ”という牛乳で煮込んだ蕎麦粥を作るのに必要不可欠な食材です。
でもね、カーシャは牛乳入っている時点で我輩食えねぇ。
というわけでジャパニーズ蕎麦粥を作って食べてみたら、
何ということでしょう、コレが案外我輩のツボにハマったんですよ。
肉食デブが何ほざいてんの?と思うかもしれませんが、本当だから仕方ないね。
宮崎に戻り、新富町は蕎麦粉の産地なので、蕎麦の実を売っているかもしれんと思って、
探してみたんですが今のところ何処にもありませんです、はい。
ポケモンGOのカイリューと同じぐらい存在する気配がない模様。
蕎麦粥の作り方というか、レシピは至って簡単。
蕎麦の実を蕎麦の4倍程度の水で20分ぐらい炊くだけ。
好みで蕎麦の実がマッシュ状態になるまで煮込んでもいいですが、
適度に硬さが残る程度に煮た方が蕎麦の実独特のプチプチ感が味わえてナイス。

ただね、蕎麦の実を湯で煮込んだだけでは味気ないんですよ。
だから旨みたっぷりのだし汁とともに頂く。
かつおだしでも美味しいんでしょうが、煮干しと昆布のダブルだし汁だと更に旨し。
蕎麦の実を準備する前に煮干しと昆布を水に浸けて暫く放置プレイ。
いや別にね、市販のだしの素とかで作ってもいいっすよ。
でもなかなか手に入らない蕎麦の実だから、
調理するにも少しぐらい手をかけたくなるのが心情。

出来れば1時間以上、煮干と昆布が柔らかくなるまで水に浸けたら、
弱火~中火で加熱して沸騰しない程度に煮込んでだしをとります。
そしてだし汁に薄口醤油で味付けして、蕎麦粥のつゆを作ります。
薄口醤油がない場合は普通の醤油でもおk。
このだし汁は味噌汁とかにも流用可能なので、
大量に濃いのを作って保存しても構いませんです。
しかし我輩が「大量に濃い」とか言うと、なんか卑猥だなぁw

蕎麦の実は2倍ぐらいの水で15~20分炊き、
少し固めか、食感が程よく残る程度に仕上げます。
蓋を開けた時にむわっと湧き上がる蕎麦臭がまたたまらん。
炊飯ジャーで炊かなくても、鍋で炊けば良し。
ていうか蕎麦の実を炊飯ジャーで炊くとどうなるのか不明。

蕎麦の実を炊くと、アクみたいなのが出てきているので、
見栄えを良くするのと雑味を減らすために一旦サクッと水で洗います。
あまりグチャグチャになるまで煮込むと洗う時に溶けるので、
できれば固めに炊いた方が良いという事。

炊いた蕎麦の実にだしをかけて頂いてもいいですが、
だしで軽く5分ぐらい煮込むと味が染みていい感じに仕上がる模様。
蕎麦の実を固めに炊いて、ココで煮込んで仕上げてもいいです。

写真の作例では汁っ気が少ないですが、
好みでもう少しチャプチャプにしてもいいです。
ていうか寧ろ汁とともに頂くぐらいが旨いかも。
小ネギを刻んだものや、ちくわや蒲鉾を刻んだものを添えて、
時々蕎麦の実とともに頂いてもなお旨し。
今の季節なら、柚子の皮を細く刻んだものなんてぇのもオツかも。
おかずに湯葉と菜っ葉のおひたしとか野菜の天麩羅とかあると、
家庭で精進料理的雰囲気を醸し出せますが、ソレって誰得?
プチプチ感のある蕎麦の実を噛みしめると、
次に来るのは独特のネットリ感とホクホク感。
多彩な食感&味わい深さがある蕎麦の実、コレはいい。
蕎麦の実は健康によろしいという御託抜きで、旨いから積極的に喰いたくなる。
蕎麦の実が米と同じぐらいのお値段で手に入るなら、最高のダイエット食材かな?
でもこの小さい一袋で500円ぐらいと結構いいお値段なんで、
余程意識高い系の金持ちじゃねぇと常食できねぇよな。
でもね、キヌアとかチアシードとかとか言うよーな、
鳥の餌みたいなの食うよりは絶対旨いと思うよコレ。
宮崎も旨い食材が豊富な県ですが、青森もなかなかのもんだったよなと、
今更ながらに考えてしまう我輩なのでした。
2017年01月15日
唐辛子の中毒性を再確認
先週は夜勤だったので、嫁と辛麺屋桝元に逝ってきました。
我輩の社宅の近くに(つーてもチャリで逝けるほど近くはないけど)
辛麺屋 輪はあるけどたまには嫁以外で出したいと思うのと同様、
たまには違う店の辛麺を喰いたいと思うのが心情というもんです。

イオン宮崎の近所の辛麺屋桝元は以前コッチに住んでいた頃、
よーするに6年前に1回だけ食いに行ったことがあります。
んで、宮崎帰還後食いに行こうとしたらまだ回想中、
じゃなくて改装中だったんで食えなかったんですね。
暫くしたらオープンしていたんですが、
イオン方面に来る時は大抵クソガキ共がセット。
アイツラは辛麺なんざ食わねぇ(食えねぇ?)でしょうから、
嫁と二人でお出かけする時じゃないと辛麺は食えねぇのです。
よーするに、現時点の我が家において辛麺屋に逝くという行為は、
ラブホに逝くというのと同等の意味があるのです(適当)。

しかしね、せっかく辛麺屋で辛麺食うっていうのにねウチの嫁、
全然辛くねぇ1辛なんてぇの頼んでいるんですよ。
もうね、我輩的に何の為に辛麺屋に来ているのか解らねぇ(困惑)。
自分から辛麺喰いたいと逝って桝元に来て、辛くないのを注文する。
コレはモスクに聖書握りしめて出かけるのと同じぐらいダメでしょ?
或いはラブホに来たというのに、一緒に風呂に入らないのと同じぐらいアウト。
しかもチーズという場違いなトッピングまで付けちゃうんですよ。
ある意味、デートだというのにベージュの婆パン履いて来るぐらいありえねぇ。
チーズ臭いのはアソコだけで充分じゃよ!

「んじゃあお前さんは強烈に辛いのを食ったんだろうな?」と問われると、
誠に申し訳ありませんが10辛という小並なものを注文してしまいました。
でもココの辛麺は結構パンチがあるはずだったんで、ま、多少はね。
それにね、ハードに辛いのは1000円ぐらいになるのよ。
麺料理に4桁円を払おうという気が起こらないのは我輩だけじゃないでしょう?
余談ですが桝元の辛さ倍率は25倍が最強らしく、
ソレ以上は一応注文出来なくはないようですが、オススメはしない模様。
以前は確か、25倍以上を注文すると店長に断られるか、
過去に25倍食った実績がないとダメという話聞いたことがある。
ホントかどうかは定かではありませんがね。

ところで、3種類の麺が選べる辛麺屋 輪と違い、
辛麺屋桝元はこんにゃく麺(こんにゃくとは言ってない)しか
麺の選択肢が無かったはずなんですが、
知らない間にスタンダードなこんにゃく麺(実はこんにゃくではなく冷麺の麺)以外に、
中華麺とうどんも選べるようになったんですねぇ。
ま、ウチの嫁は迷わずこんにゃく麺なんですが。

実は冷麺の麺があまり好きではない、
と言うか麺は普通小麦だろ、糖質ダイエットなんかクソ食らえな我輩にとって、
辛麺屋桝元で中華麺が選べるというのはまさに朗報。
実は我輩、青森に居た頃、宮崎に帰省する度に辛麺買って帰っていましたが、
家で食う時は麺は嫁に食わせて、我輩は別口で中華麺買って、
ソレをブチ込んで食らって悦に入っておりました。

具の内容がニラと溶き卵とひき肉とニンニクというのは、
辛麺の共通事項というか、このスタンダードのオリジンは桝元なんですが、
ココのニンニクは辛麺屋 輪と違って生感&歯ごたえのある仕上がり。
(輪のニンニクはしっかり煮込まれていてとろける食感)
どちらがいいかと言われると、我輩はどっちも好きです。
強いていうなら、桝元の方がニンニクのライブ感がありますね。
いやしかし、桝元の辛麺は10倍でも充分辛い!
冬だというのに汗が止まりません。
そして不覚にも、スープを啜リながら炎の匂い染み付いて・・・むせる。
ま、以前麺屋一代で食ったハバネロ入り激辛ラーメンよりはマイルドです。
という事は25倍なんか頼んじまった日にゃあ、
ハバネロラーメンの時みたいに軽く天国が見えるかもしれねぇ。
自分の銭で地獄に突き落とされる気は毛頭ないので、
おごってくれるという心の優しい人が居たら挑戦してみますかね。
いや一寸待て、25倍の辛麺おごってくれるやつって優しいのか?
寧ろ地獄からの使者じゃねぇのか?
我輩の社宅の近くに(つーてもチャリで逝けるほど近くはないけど)
辛麺屋 輪はあるけどたまには嫁以外で出したいと思うのと同様、
たまには違う店の辛麺を喰いたいと思うのが心情というもんです。

イオン宮崎の近所の辛麺屋桝元は以前コッチに住んでいた頃、
よーするに6年前に1回だけ食いに行ったことがあります。
んで、宮崎帰還後食いに行こうとしたらまだ回想中、
じゃなくて改装中だったんで食えなかったんですね。
暫くしたらオープンしていたんですが、
イオン方面に来る時は大抵クソガキ共がセット。
アイツラは辛麺なんざ食わねぇ(食えねぇ?)でしょうから、
嫁と二人でお出かけする時じゃないと辛麺は食えねぇのです。
よーするに、現時点の我が家において辛麺屋に逝くという行為は、
ラブホに逝くというのと同等の意味があるのです(適当)。

しかしね、せっかく辛麺屋で辛麺食うっていうのにねウチの嫁、
全然辛くねぇ1辛なんてぇの頼んでいるんですよ。
もうね、我輩的に何の為に辛麺屋に来ているのか解らねぇ(困惑)。
自分から辛麺喰いたいと逝って桝元に来て、辛くないのを注文する。
コレはモスクに聖書握りしめて出かけるのと同じぐらいダメでしょ?
或いはラブホに来たというのに、一緒に風呂に入らないのと同じぐらいアウト。
しかもチーズという場違いなトッピングまで付けちゃうんですよ。
ある意味、デートだというのにベージュの婆パン履いて来るぐらいありえねぇ。
チーズ臭いのはアソコだけで充分じゃよ!

「んじゃあお前さんは強烈に辛いのを食ったんだろうな?」と問われると、
誠に申し訳ありませんが10辛という小並なものを注文してしまいました。
でもココの辛麺は結構パンチがあるはずだったんで、ま、多少はね。
それにね、ハードに辛いのは1000円ぐらいになるのよ。
麺料理に4桁円を払おうという気が起こらないのは我輩だけじゃないでしょう?
余談ですが桝元の辛さ倍率は25倍が最強らしく、
ソレ以上は一応注文出来なくはないようですが、オススメはしない模様。
以前は確か、25倍以上を注文すると店長に断られるか、
過去に25倍食った実績がないとダメという話聞いたことがある。
ホントかどうかは定かではありませんがね。

ところで、3種類の麺が選べる辛麺屋 輪と違い、
辛麺屋桝元はこんにゃく麺(こんにゃくとは言ってない)しか
麺の選択肢が無かったはずなんですが、
知らない間にスタンダードなこんにゃく麺(実はこんにゃくではなく冷麺の麺)以外に、
中華麺とうどんも選べるようになったんですねぇ。
ま、ウチの嫁は迷わずこんにゃく麺なんですが。

実は冷麺の麺があまり好きではない、
と言うか麺は普通小麦だろ、糖質ダイエットなんかクソ食らえな我輩にとって、
辛麺屋桝元で中華麺が選べるというのはまさに朗報。
実は我輩、青森に居た頃、宮崎に帰省する度に辛麺買って帰っていましたが、
家で食う時は麺は嫁に食わせて、我輩は別口で中華麺買って、
ソレをブチ込んで食らって悦に入っておりました。

具の内容がニラと溶き卵とひき肉とニンニクというのは、
辛麺の共通事項というか、このスタンダードのオリジンは桝元なんですが、
ココのニンニクは辛麺屋 輪と違って生感&歯ごたえのある仕上がり。
(輪のニンニクはしっかり煮込まれていてとろける食感)
どちらがいいかと言われると、我輩はどっちも好きです。
強いていうなら、桝元の方がニンニクのライブ感がありますね。
いやしかし、桝元の辛麺は10倍でも充分辛い!
冬だというのに汗が止まりません。
そして不覚にも、スープを啜リながら炎の匂い染み付いて・・・むせる。
ま、以前麺屋一代で食ったハバネロ入り激辛ラーメンよりはマイルドです。
という事は25倍なんか頼んじまった日にゃあ、
ハバネロラーメンの時みたいに軽く天国が見えるかもしれねぇ。
自分の銭で地獄に突き落とされる気は毛頭ないので、
おごってくれるという心の優しい人が居たら挑戦してみますかね。
いや一寸待て、25倍の辛麺おごってくれるやつって優しいのか?
寧ろ地獄からの使者じゃねぇのか?
2017年01月08日
お前、実はただの雑草だろ?
1月7日は七草粥の日、日本人なら常識のお話ですよね?
でもね、青森に居た頃、ふと思ったんですよ。
「冬の深い雪に地面が覆われている状況下、
青森人はわざわざ雪掘って草探してたのか?」とね。
現代社会のように春の七草がスーパーの野菜売り場にて
商品化されている時代なら日本全国七草粥食えるんでしょうが、
物流が全国区じゃなかった時代、雪の降る地域に住む人たちは、
果たして七草粥を食えたのかと思い調べてみたところ
やっぱり積雪地帯には七草粥なんて習慣、無い模様。
というわけで七草粥という習慣も恵方巻きと同じく、
商売人&メディアが物売るために意図的に流行らせたイベントで
実は関東辺りの限定的な一部地域の習慣であることが判明しました。
だから七草粥の習慣がない場所に住んでいる人は
わざわざ七草粥なんか食わなくてもいいと思います(正論)
因みに、青森の郷土料理掲載HPによると青森の各地域では七草粥ではなく、
“けの汁”というダイコン、ニンジン、ゴボウや凍み豆腐、こんにゃく等を細かく切り刻み、
味噌汁或いは呉汁のようなものにブチ込んで作る汁物を頂くらしいです。
けの汁の“け”とは毛ではなく“粥”という意味があるとか?
多分コレは、平安時代ぐらいからあるという七草粥の行事を、
(元々は宮中で正月十五日に、米、麦、小麦、粟、黍、大豆、小豆の
七種類を入れた七種粥(ななくさがゆ)を食べる供御(くご)の粥の行事だそうな)
北国の方々が実施しようと思ったけど命がけで雪を掘って草探すのがアフォらしい、
大体、長生きを祈願する行事のために命を落とすのは本末転倒じゃねぇか!
そう考えた北国の先達ならではの知恵なんでしょうね(適当)。
他の地方でも、わざわざ春の七草じゃなくても7種類の野菜を入れればいいとか、
粥に小豆を入れたものを食する地方とか、粥ではなく汁や雑煮を食うところとか、
1月7日ではなく15日に実施するところとか、様々なようです。

我が家では一応というか、これも1つのイベント的な扱いで七草粥食うんですが、
我輩の出身地である福岡(博多)の方では残念ながら七草粥ではなく
春の七草にかつお菜とゲイ肉、もとい鯨肉をブチ込んだ七草汁を食う模様。
ほほー、かつお菜って雑煮だけじゃなくてそういう使い方もあるんだ。
そして宮崎では七草粥ではなく、七草雑炊が一般的な模様。
具は別に七草に拘らず、7種類の野菜なら何でも宜しいみたいです。
宮崎のお隣、鹿児島でも薩摩、大隈共に7種類の具を入れた七草雑炊を食べるのが主流らしく、
具材は七草ではなくあり合わせの野菜、他に鶏肉を入れる事もあるそうです。
でもまあ、七草粥という習慣が全国レベルで一般化した現代社会、
そこら辺にあーだこーだとケチを付けるのも大人げないので素直に七草粥作りますわ。
しかしいっつもこの七草セット買う度に思うんですがねぇ、
この中に入っている七草ってコイツのために栽培しているものなのかなぁ?
それとも、畑に生えた雑草から厳選して誂えたものなのかなぁ?
七草粥の作り方は簡単です。粥を炊いて茹でた雑草、もとい、七草を混ぜるだけ。
その前に春の七草についておさらいをしときましょう。
春の七草とは一般的にセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロと言われていますが
どれが何であるのかまではあまり理解していないでしょう?
世の中の大半の方々は「スーパーに並んでいるもんなんだから食えるもんなんでしょ?」
というノリで何も考えずにそのまま粥にブチ込んで食っているんでしょうが、
コイツラの一部は明らかすぎるぐらいに雑草なんですよ。
ヒョットしたら実はただの草でしたな~んてこともありえる話なんですよ。

というわけでちゃんと図鑑で調べながら仕分けしてみましたよ。
左から順にセリ、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(ハハコグサ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、
そしてスズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)、パックの中のやつがハコベラ(ハコベ)。
いやーこうやって改めて見てみると、セリとカブとダイコン以外は明らかに草だなこりゃ。
ペンペン草とコオニタビラコは若葉なら食えなくもなさそうだけど、
真ん中のハハコグサとかこれどう見ても草むしりの対象物だろコレ。
昔は草餅の材料に使っていたらしいけど、コレは食欲をそそるシロモノじゃねぇ。
食糧難にでもならねぇ限り、無理して食わなくていいかな。
実際、ハハコグサの生葉をかじってみたところ、明らかすぎるほど雑草の味でした。

でもね、コイツラの中で一番雑草感ハンパねぇのはコイツ、
トベラ、じゃなくてハコベラですよ。
我輩自慢じゃねーですが過去に20冊ぐらい山菜の図鑑を買って読みましたがね、
山菜図鑑とかでコイツが食えるって記載している本見たことがねぇぞ?
それなのにこの山菜セットの中で結構な量入っているんですよ!
コイツも試しに生で食ってみましたけどね、やっぱ雑草だわコレ。
苦味はハハコグサより弱いけど、特別旨味があるわけでもなし。
大抵、山菜と銘打って売られている山草は独特の味わいがあるもんなんですがねぇ。
どーせならセリの含有量もう少し増やせってツッコみたい気分。
何か我輩、雑草の塊に金払ってしまったのかと行き場のない怒りと絶望感。

ま、家族4人分の粥の量なんて精々1〜2合程度でしょう?
ていうか、粥って大量に食えるシロモノじゃねぇよな。
だから少量の粥にブチ込む量としてこの草の量は大杉漣。
じゃあハコベラはリストラの対象としても特に問題はないな!
つーわけで若芽の部分だけ摘み取って、下の茎とかは排除。

コレぐらいの量の草なら米1合分ぐらいに適量です(確信)。
ていうかさ、ぶっちゃけ七草の中で味わいがあるのはセリぐらいで、
後は歯ごたえのアクセントでダイコンとカブがあればいいんだから、
この3種類の野菜だけ買ってきて作ればいいんじゃねって微妙に思ったり思わなかったり?
どーしても7種類の野菜入れなきゃ気分がどうとかいう場合は、
ほうれん草とか小松菜とか春菊とか三つ葉とかブチ込めばいいと思うんですよ。
各地方の七草の行事でも、春の七草に拘らない地域は結構あります。

最近の炊飯器にはおかゆモードという便利な機能があるみたいですが、
こういう時の粥ぐらいは土鍋で炊きたいと思うのが心情というもの。
ウソです、本当はブログのネタにするためにわざわざ土鍋出しました。
しかも調理したのは我輩ではなく、嫁です。
その上、実は七草粥食ったの昨日じゃなくて今日の夜。
挙句の果てにその七草、イオンで半額で売っていたやつ。
でも、買ってきたのは7日だったんでギリギリセーフということで。

晩飯に食らうのに粥だけというのはあまりにも侘しいのですが、
だからといって脂っこい肉を添えるというのもマッチング的にイカンと思い、
地鶏のタタキとさつま揚げとともに頂くことにしました。
本来は6日までに仕入れてきた七草を事前に刻み、
7日の朝に粥にブチ込んで食らうというのが七草粥のルールらしいんですが、
ソレをしなかったら鼻がもげるとか、チソチソ勃たなくなるとか、
災いが降りかかるなんてぇ話でもないんで、別にいいでしょう。
1月7日には雑草入りの粥を食う律儀な日本人がどれぐらい居るのか不明なんですが、
スーパーにあれだけ春の七草セットが売られているのだから、
一定数の日本人は七草粥を食らうことを日本の掟と捉えているのでしょう。
しっかし、七草粥の味は・・・うん、やっぱ普通に野菜が入った粥だな。
雑草だからと言って特別不味いわけでもない。
まあ今回は、意識して雑草をリストラしたのが功を奏しているのかもしれません。
でもやっぱ、七草買う時はできるだけ雑草率が低いものを選びたいと思った次第。
でもね、青森に居た頃、ふと思ったんですよ。
「冬の深い雪に地面が覆われている状況下、
青森人はわざわざ雪掘って草探してたのか?」とね。
現代社会のように春の七草がスーパーの野菜売り場にて
商品化されている時代なら日本全国七草粥食えるんでしょうが、
物流が全国区じゃなかった時代、雪の降る地域に住む人たちは、
果たして七草粥を食えたのかと思い調べてみたところ
やっぱり積雪地帯には七草粥なんて習慣、無い模様。
というわけで七草粥という習慣も恵方巻きと同じく、
商売人&メディアが物売るために意図的に流行らせたイベントで
実は関東辺りの限定的な一部地域の習慣であることが判明しました。
だから七草粥の習慣がない場所に住んでいる人は
わざわざ七草粥なんか食わなくてもいいと思います(正論)
因みに、青森の郷土料理掲載HPによると青森の各地域では七草粥ではなく、
“けの汁”というダイコン、ニンジン、ゴボウや凍み豆腐、こんにゃく等を細かく切り刻み、
味噌汁或いは呉汁のようなものにブチ込んで作る汁物を頂くらしいです。
けの汁の“け”とは毛ではなく“粥”という意味があるとか?
多分コレは、平安時代ぐらいからあるという七草粥の行事を、
(元々は宮中で正月十五日に、米、麦、小麦、粟、黍、大豆、小豆の
七種類を入れた七種粥(ななくさがゆ)を食べる供御(くご)の粥の行事だそうな)
北国の方々が実施しようと思ったけど命がけで雪を掘って草探すのがアフォらしい、
大体、長生きを祈願する行事のために命を落とすのは本末転倒じゃねぇか!
そう考えた北国の先達ならではの知恵なんでしょうね(適当)。
他の地方でも、わざわざ春の七草じゃなくても7種類の野菜を入れればいいとか、
粥に小豆を入れたものを食する地方とか、粥ではなく汁や雑煮を食うところとか、
1月7日ではなく15日に実施するところとか、様々なようです。

我が家では一応というか、これも1つのイベント的な扱いで七草粥食うんですが、
我輩の出身地である福岡(博多)の方では残念ながら七草粥ではなく
春の七草にかつお菜とゲイ肉、もとい鯨肉をブチ込んだ七草汁を食う模様。
ほほー、かつお菜って雑煮だけじゃなくてそういう使い方もあるんだ。
そして宮崎では七草粥ではなく、七草雑炊が一般的な模様。
具は別に七草に拘らず、7種類の野菜なら何でも宜しいみたいです。
宮崎のお隣、鹿児島でも薩摩、大隈共に7種類の具を入れた七草雑炊を食べるのが主流らしく、
具材は七草ではなくあり合わせの野菜、他に鶏肉を入れる事もあるそうです。
でもまあ、七草粥という習慣が全国レベルで一般化した現代社会、
そこら辺にあーだこーだとケチを付けるのも大人げないので素直に七草粥作りますわ。
しかしいっつもこの七草セット買う度に思うんですがねぇ、
この中に入っている七草ってコイツのために栽培しているものなのかなぁ?
それとも、畑に生えた雑草から厳選して誂えたものなのかなぁ?
七草粥の作り方は簡単です。粥を炊いて茹でた雑草、もとい、七草を混ぜるだけ。
その前に春の七草についておさらいをしときましょう。
春の七草とは一般的にセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、
ホトケノザ、スズナ、スズシロと言われていますが
どれが何であるのかまではあまり理解していないでしょう?
世の中の大半の方々は「スーパーに並んでいるもんなんだから食えるもんなんでしょ?」
というノリで何も考えずにそのまま粥にブチ込んで食っているんでしょうが、
コイツラの一部は明らかすぎるぐらいに雑草なんですよ。
ヒョットしたら実はただの草でしたな~んてこともありえる話なんですよ。

というわけでちゃんと図鑑で調べながら仕分けしてみましたよ。
左から順にセリ、ナズナ(ペンペン草)、ゴギョウ(ハハコグサ)、ホトケノザ(コオニタビラコ)、
そしてスズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)、パックの中のやつがハコベラ(ハコベ)。
いやーこうやって改めて見てみると、セリとカブとダイコン以外は明らかに草だなこりゃ。
ペンペン草とコオニタビラコは若葉なら食えなくもなさそうだけど、
真ん中のハハコグサとかこれどう見ても草むしりの対象物だろコレ。
昔は草餅の材料に使っていたらしいけど、コレは食欲をそそるシロモノじゃねぇ。
食糧難にでもならねぇ限り、無理して食わなくていいかな。
実際、ハハコグサの生葉をかじってみたところ、明らかすぎるほど雑草の味でした。

でもね、コイツラの中で一番雑草感ハンパねぇのはコイツ、
トベラ、じゃなくてハコベラですよ。
我輩自慢じゃねーですが過去に20冊ぐらい山菜の図鑑を買って読みましたがね、
山菜図鑑とかでコイツが食えるって記載している本見たことがねぇぞ?
それなのにこの山菜セットの中で結構な量入っているんですよ!
コイツも試しに生で食ってみましたけどね、やっぱ雑草だわコレ。
苦味はハハコグサより弱いけど、特別旨味があるわけでもなし。
大抵、山菜と銘打って売られている山草は独特の味わいがあるもんなんですがねぇ。
どーせならセリの含有量もう少し増やせってツッコみたい気分。
何か我輩、雑草の塊に金払ってしまったのかと行き場のない怒りと絶望感。

ま、家族4人分の粥の量なんて精々1〜2合程度でしょう?
ていうか、粥って大量に食えるシロモノじゃねぇよな。
だから少量の粥にブチ込む量としてこの草の量は大杉漣。
じゃあハコベラはリストラの対象としても特に問題はないな!
つーわけで若芽の部分だけ摘み取って、下の茎とかは排除。

コレぐらいの量の草なら米1合分ぐらいに適量です(確信)。
ていうかさ、ぶっちゃけ七草の中で味わいがあるのはセリぐらいで、
後は歯ごたえのアクセントでダイコンとカブがあればいいんだから、
この3種類の野菜だけ買ってきて作ればいいんじゃねって微妙に思ったり思わなかったり?
どーしても7種類の野菜入れなきゃ気分がどうとかいう場合は、
ほうれん草とか小松菜とか春菊とか三つ葉とかブチ込めばいいと思うんですよ。
各地方の七草の行事でも、春の七草に拘らない地域は結構あります。

最近の炊飯器にはおかゆモードという便利な機能があるみたいですが、
こういう時の粥ぐらいは土鍋で炊きたいと思うのが心情というもの。
ウソです、本当はブログのネタにするためにわざわざ土鍋出しました。
しかも調理したのは我輩ではなく、嫁です。
その上、実は七草粥食ったの昨日じゃなくて今日の夜。
挙句の果てにその七草、イオンで半額で売っていたやつ。
でも、買ってきたのは7日だったんでギリギリセーフということで。

晩飯に食らうのに粥だけというのはあまりにも侘しいのですが、
だからといって脂っこい肉を添えるというのもマッチング的にイカンと思い、
地鶏のタタキとさつま揚げとともに頂くことにしました。
本来は6日までに仕入れてきた七草を事前に刻み、
7日の朝に粥にブチ込んで食らうというのが七草粥のルールらしいんですが、
ソレをしなかったら鼻がもげるとか、チソチソ勃たなくなるとか、
災いが降りかかるなんてぇ話でもないんで、別にいいでしょう。
1月7日には雑草入りの粥を食う律儀な日本人がどれぐらい居るのか不明なんですが、
スーパーにあれだけ春の七草セットが売られているのだから、
一定数の日本人は七草粥を食らうことを日本の掟と捉えているのでしょう。
しっかし、七草粥の味は・・・うん、やっぱ普通に野菜が入った粥だな。
雑草だからと言って特別不味いわけでもない。
まあ今回は、意識して雑草をリストラしたのが功を奏しているのかもしれません。
でもやっぱ、七草買う時はできるだけ雑草率が低いものを選びたいと思った次第。
2017年01月01日
おせちの哲学
毎回3度の飯(以下略)をご覧の同志の皆様、
唐突ですが正月におせち食いましたか?

我が家は一応、毎年嫁がおせちらしいものは作ってはいますが、
我輩自身は案外おせちなんかどーでもいいって思考です。
でも今年は実家に帰った時に母上が作ってくれた数の子とがめ煮、
そして黒豆と栗きんとんがあったんでソレらを持ち帰って詰めて糸冬了。
ぶっちゃけ、おせちの基本的なメニュって積極的に食うもんですか?
我輩はどーしても喰いたいのは黒豆と栗きんとん(栗含有量が高いものに限る)と、
蒲鉾(弾力があって味わい深いものに限る)ぐらいでしょうかねぇ。
数の子も好きではありますが、だし汁に浸けたお約束のものよりは、
青森で昆布やスルメと絡めて漬け込んだ松前漬けにハマって以来、
「数の子の旨い食い方はコレが最強なんじゃね?」という
思考に切り替わってしまいましたが九州には松前漬け無いもんなー。
福岡の三越や大丸のデパ地下探してみたけど、見当たらなかったわ。
ああ、来年からは松前漬け自作してみるか。
余談ですが松前漬けに大根の漬物が入った“ねぶた漬け”は
食塩含有量が高すぎてご飯と食うには美味ですが単品で食うとしょっぱい。
他におせちに入るものとしてお約束のものとしましては
田作り、たたき牛蒡、紅白なます、煮しめ(福岡では“がめ煮”)、
鯛や鰤みたいな縁起のいい魚の焼き物とかを入れるのが定説ですが、
正直な話、そんなに色々必要じゃねぇし食わねぇよね。
がめ煮は嫌いじゃないですが、そげん沢山食わんでもよか。
話は横道に逸れますが、我輩のじいちゃんが正月に作ったがめ煮は旨かった。
アレより旨い煮物は今まで味わったことがないし、今後も無いんだろうなぁ・・・(遠い目)
我が家では前々から「1回ぐらいデパートとか美味しい料理屋さんとかで
おせちを注文してみようか?」なーんて考える事も無いわけではないのですが、
マッキーの赤マジックペン握りしめておせちの見本の写真を見ながら
喰いたいものにマルを付け、要らないものにバツを付けると大抵の場合バツの割合率が多い。
つまり別に食わなくてもいいものしか無いという現実に陥るのです。
そんな事言ってると「好き嫌いせずに、なんでも食べなさい!」と言われそうですが、
嫌いなこと、好ましくない事ばかりやらざるを得ないこの人生、
せめておせち料理ぐらいは好きにしたいじゃないかというのが心情だと思う。
でもおせち料理とか幕の内弁当の中に「コレ、何故に入れた?」と
思うよーなモノが必ずと言うか、ほぼ確実に入っている理由は、
「世の中、好きなことばかりやっていても駄目なんだよ」という人生の縮図というか、
教訓的なものを具現化しているからなのでしょうかね?
ウチの嫁は前前前世が鯛だったらしく、必ずおせちの中にエビを入れたがるんですが、
毎回嫁の作るエビ料理は微妙を飛び越えてエビが可哀想になるレベルなので、
「そんなにエビを不味く料理したら、エビは死んでも死に切れんぞ!」
「もし貴様の来世がエビになって、そんな悲惨な姿にされたらどんな気分だ!」と、
罵声を浴びせるけど状況が変わることがないというのが我が家の大晦日の風景。
しかしながらおせちのエビには「腰が曲がるまで末長く生きる」と言う
意味が込められているからエビに拘る嫁の姿勢は否定する訳にはいかないのです。
でもね、エビっておせちの概念が出来た頃には一般的な食材だったのかな?
今でこそ東南アジア産の養殖エビがスーパーに毎日並んではいるけど、
「おせち料理ウッハァー!」なんてほざいていた時代に普通に並んでいたのだろうか?
まあ、昔の人も正月はハレの日と言う事で奮発して購入していたのかなと言う事にしときましょう。
ところでおせち料理っていつ頃から食われるよーになったんでしょうかねぇ?
調べてみたらおせちの概念自体は弥生時代には存在していた模様。
当時の人々は作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し生活の節目をつけ、
自然の恵みや収穫に感謝して神様に供えたものを「節供(せっく)」と呼ぶようにした。
そしてその時、供えたものを料理して大漁や豊作を願い、
自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」と呼ぶようになった。
この「節供料理」がおせち料理の始まりとの事。
その後、(いつ頃からかは不明)宮中で元旦や五節句の宮中行事の際に、
節会(せちえ)と言われる宴が催されるようになり、
節会で神様に供えたり振舞われた料理が御節供(おせちく)と呼ばれた。
そして時代が流れ、江戸時代になると庶民にもこの習慣が広がり、
御節供が一般的なものとなって今に至るというわけですな。
江戸時代後期ぐらいに今のおせちの原型的なものが具体化してきたようです。
因みに、御節供(おせちく)を“おせち”と略するよーになったのは、
戦後おせち料理をデパート等が商品化する際、
“おせちく”と言い辛いので“おせち”と呼ぶようにしたみたいなのですが、
そこら辺について言及している記載があまり見つからないのでソースは不明。
ところでこのおせちに入る料理の数々には、いろいろな意味が込められています。
数の子は子宝に恵まれるようにとか、黒豆はマメに生きるとか、
昆布巻きは「よろこぶ」だとか、ゴボウは深く根を張るから安泰を意味するとか、
栗きんとんは見た目が黄金っぽいから金運に恵まれるとか、
伊達巻は巻物に似ていることから「学問成就を願う」とかね。
上記のようにとにかく、こじつけ的な物が多いのがおせち料理の特徴なのですが、
コレはおせち文化が貴族から武士や庶民の社会にシフトした際、
縁起とか験担ぎに拘りを持つ武士の思想から来たものなのでしょうかね?
御節供が宮中の儀式だった頃の料理は一般的に知られる
おせち料理のソレとは大分かけ離れたものだったみたいです。
とはいえ、おせちがおせちである為には、
今後新しくおせちの中身の食材を増やすとなると、
おせちらしいこじつけが必要になると考えてもよろしいわけでしょう。
例えば、おせちにカニを入れる理由は「ハサミでガッチリ異性をキャッチ!」とか、
ローストビーフやミートローフは「ニクいね」とか、刺し身は生々しく生きるとか、
松茸は「巨根になりますよ~に」とか・・・あ?普通松茸はおせちに入れねぇか?
じゃあローストチキンは「世界に羽ばたけ!」いや、チキンの羽じゃあ飛べないか?
ウナギって正月料理に入れてもイイような気がするけど、駄目?
最近はおせち料理も多種多様で、洋風なものとか、中華風だとか、
唐揚げとかエビフライとかハンバーーグとかフルーツ盛り合わせとかが入っていて
「節子ソレちゃう!オードブルや!」みたいなのもありますが、
料理は時代の流れ&その時代の嗜好に合わせて変化するものだから仕方ないね。
我が家は今後もおせちはてめぇらが喰いたいものだけをブチ込んで、
それを楽しむというスタンスでやっていくのに変わりはないでしょうし、
正月の本質が昔に比べたら変化しすぎてしまった現在、
子供に対して「おせちっつーモンはこういうものなのだよ!」と
昔のお約束を強いる必要もないのかなと考える次第。
ただやっぱり、正月というハレの日を祝うという意味を込め、
おせちという形で正月料理を作るという姿勢は必要だと思います。
ま、結論といたしましては「正月ぐらい旨いもん食いてぇ」と言う事で。
唐突ですが正月におせち食いましたか?

我が家は一応、毎年嫁がおせちらしいものは作ってはいますが、
我輩自身は案外おせちなんかどーでもいいって思考です。
でも今年は実家に帰った時に母上が作ってくれた数の子とがめ煮、
そして黒豆と栗きんとんがあったんでソレらを持ち帰って詰めて糸冬了。
ぶっちゃけ、おせちの基本的なメニュって積極的に食うもんですか?
我輩はどーしても喰いたいのは黒豆と栗きんとん(栗含有量が高いものに限る)と、
蒲鉾(弾力があって味わい深いものに限る)ぐらいでしょうかねぇ。
数の子も好きではありますが、だし汁に浸けたお約束のものよりは、
青森で昆布やスルメと絡めて漬け込んだ松前漬けにハマって以来、
「数の子の旨い食い方はコレが最強なんじゃね?」という
思考に切り替わってしまいましたが九州には松前漬け無いもんなー。
福岡の三越や大丸のデパ地下探してみたけど、見当たらなかったわ。
ああ、来年からは松前漬け自作してみるか。
余談ですが松前漬けに大根の漬物が入った“ねぶた漬け”は
食塩含有量が高すぎてご飯と食うには美味ですが単品で食うとしょっぱい。
他におせちに入るものとしてお約束のものとしましては
田作り、たたき牛蒡、紅白なます、煮しめ(福岡では“がめ煮”)、
鯛や鰤みたいな縁起のいい魚の焼き物とかを入れるのが定説ですが、
正直な話、そんなに色々必要じゃねぇし食わねぇよね。
がめ煮は嫌いじゃないですが、そげん沢山食わんでもよか。
話は横道に逸れますが、我輩のじいちゃんが正月に作ったがめ煮は旨かった。
アレより旨い煮物は今まで味わったことがないし、今後も無いんだろうなぁ・・・(遠い目)
我が家では前々から「1回ぐらいデパートとか美味しい料理屋さんとかで
おせちを注文してみようか?」なーんて考える事も無いわけではないのですが、
マッキーの赤マジックペン握りしめておせちの見本の写真を見ながら
喰いたいものにマルを付け、要らないものにバツを付けると大抵の場合バツの割合率が多い。
つまり別に食わなくてもいいものしか無いという現実に陥るのです。
そんな事言ってると「好き嫌いせずに、なんでも食べなさい!」と言われそうですが、
嫌いなこと、好ましくない事ばかりやらざるを得ないこの人生、
せめておせち料理ぐらいは好きにしたいじゃないかというのが心情だと思う。
でもおせち料理とか幕の内弁当の中に「コレ、何故に入れた?」と
思うよーなモノが必ずと言うか、ほぼ確実に入っている理由は、
「世の中、好きなことばかりやっていても駄目なんだよ」という人生の縮図というか、
教訓的なものを具現化しているからなのでしょうかね?
ウチの嫁は前前前世が鯛だったらしく、必ずおせちの中にエビを入れたがるんですが、
毎回嫁の作るエビ料理は微妙を飛び越えてエビが可哀想になるレベルなので、
「そんなにエビを不味く料理したら、エビは死んでも死に切れんぞ!」
「もし貴様の来世がエビになって、そんな悲惨な姿にされたらどんな気分だ!」と、
罵声を浴びせるけど状況が変わることがないというのが我が家の大晦日の風景。
しかしながらおせちのエビには「腰が曲がるまで末長く生きる」と言う
意味が込められているからエビに拘る嫁の姿勢は否定する訳にはいかないのです。
でもね、エビっておせちの概念が出来た頃には一般的な食材だったのかな?
今でこそ東南アジア産の養殖エビがスーパーに毎日並んではいるけど、
「おせち料理ウッハァー!」なんてほざいていた時代に普通に並んでいたのだろうか?
まあ、昔の人も正月はハレの日と言う事で奮発して購入していたのかなと言う事にしときましょう。
ところでおせち料理っていつ頃から食われるよーになったんでしょうかねぇ?
調べてみたらおせちの概念自体は弥生時代には存在していた模様。
当時の人々は作物の収穫を季節ごとに神様に感謝し生活の節目をつけ、
自然の恵みや収穫に感謝して神様に供えたものを「節供(せっく)」と呼ぶようにした。
そしてその時、供えたものを料理して大漁や豊作を願い、
自然の恵みに感謝して食べた料理を「節供料理」と呼ぶようになった。
この「節供料理」がおせち料理の始まりとの事。
その後、(いつ頃からかは不明)宮中で元旦や五節句の宮中行事の際に、
節会(せちえ)と言われる宴が催されるようになり、
節会で神様に供えたり振舞われた料理が御節供(おせちく)と呼ばれた。
そして時代が流れ、江戸時代になると庶民にもこの習慣が広がり、
御節供が一般的なものとなって今に至るというわけですな。
江戸時代後期ぐらいに今のおせちの原型的なものが具体化してきたようです。
因みに、御節供(おせちく)を“おせち”と略するよーになったのは、
戦後おせち料理をデパート等が商品化する際、
“おせちく”と言い辛いので“おせち”と呼ぶようにしたみたいなのですが、
そこら辺について言及している記載があまり見つからないのでソースは不明。
ところでこのおせちに入る料理の数々には、いろいろな意味が込められています。
数の子は子宝に恵まれるようにとか、黒豆はマメに生きるとか、
昆布巻きは「よろこぶ」だとか、ゴボウは深く根を張るから安泰を意味するとか、
栗きんとんは見た目が黄金っぽいから金運に恵まれるとか、
伊達巻は巻物に似ていることから「学問成就を願う」とかね。
上記のようにとにかく、こじつけ的な物が多いのがおせち料理の特徴なのですが、
コレはおせち文化が貴族から武士や庶民の社会にシフトした際、
縁起とか験担ぎに拘りを持つ武士の思想から来たものなのでしょうかね?
御節供が宮中の儀式だった頃の料理は一般的に知られる
おせち料理のソレとは大分かけ離れたものだったみたいです。
とはいえ、おせちがおせちである為には、
今後新しくおせちの中身の食材を増やすとなると、
おせちらしいこじつけが必要になると考えてもよろしいわけでしょう。
例えば、おせちにカニを入れる理由は「ハサミでガッチリ異性をキャッチ!」とか、
ローストビーフやミートローフは「ニクいね」とか、刺し身は生々しく生きるとか、
松茸は「巨根になりますよ~に」とか・・・あ?普通松茸はおせちに入れねぇか?
じゃあローストチキンは「世界に羽ばたけ!」いや、チキンの羽じゃあ飛べないか?
ウナギって正月料理に入れてもイイような気がするけど、駄目?
最近はおせち料理も多種多様で、洋風なものとか、中華風だとか、
唐揚げとかエビフライとかハンバーーグとかフルーツ盛り合わせとかが入っていて
「節子ソレちゃう!オードブルや!」みたいなのもありますが、
料理は時代の流れ&その時代の嗜好に合わせて変化するものだから仕方ないね。
我が家は今後もおせちはてめぇらが喰いたいものだけをブチ込んで、
それを楽しむというスタンスでやっていくのに変わりはないでしょうし、
正月の本質が昔に比べたら変化しすぎてしまった現在、
子供に対して「おせちっつーモンはこういうものなのだよ!」と
昔のお約束を強いる必要もないのかなと考える次第。
ただやっぱり、正月というハレの日を祝うという意味を込め、
おせちという形で正月料理を作るという姿勢は必要だと思います。
ま、結論といたしましては「正月ぐらい旨いもん食いてぇ」と言う事で。
2016年12月31日
年越しそばも食ったし、初詣も済ませてきたぜ!
先程というか、21時ぐらいに宮崎に戻ってまいりました。
いや、実はこないだまで福岡と由布院に逝ってきたんですよ。

昨日、本日は両親の住む湯布院に滞在していたので、
いつも蕎麦を食べに行く“手打ちそば 温川”に年越しそばを食べに行きました。
金鱗湖から少し離れた場所にあるガチで蕎麦の美味しい店です。
決して金鱗湖の脇の蕎麦屋ではありませんので勘違いなさらぬこと。
今日の湯布院は気温的に結構暖かかったんで、
シンプルに盛り蕎麦でも食うかと思ったんですが、
我輩の潜在思考に「具の入った蕎麦を食いたい」という想いが
微粒子レベルで存在していたので鴨南蛮を食らうことにしました。
鴨肉の出汁が効いたパンチのあるツユ、
しっかりと蕎麦の味を感じることが出来る麺、たまらん!
我輩は蕎麦をすすりながらこう思いました。
「我輩は今、最高の年越しを実施中!(迫真)」

嫁とクソガキ共は仲良く盛り蕎麦で年越し。
でもさぁ、年越し蕎麦って蕎麦が長い食い物であることに因んで、
「来年も長生き出来ますように」とか「家族の縁が長く続くように」というような願いを込めるのと、
昔の金銀細工職人が散らばった金や銀を集めるのに
そば粉を練ったものを使ったことから「銭が集まりますように」という願いを込めて
年の瀬に食うもんらしいんですが長生きはともかく金銭面では恩恵に授からねぁなぁ。
余談ですがココの蕎麦屋さん、連休とか夏休みに来ると、
この店が旨いという真実を知るお客さんによって席が埋め尽くされているのですが、
何故か本日は昼飯ピーク時の12時来店というのに結構スカスカ。
多分アレだ、湯布院に来ていた観光客の大半が、
日本人っぽい顔しているのに日本語喋らねえ人ばかりだったからだな。
奴らには大晦日に年越し蕎麦を食うという概念は存在しないから、な。

いやーしかし、久しぶりに冬の湯布院来たんだけどメッチャ寒かった。
「九州戻ったらスタッドレスタイヤ要らねぇぜぇぇ!」と叫びながらタイヤ捨ててきたけど、
まさか九州で雪を拝むハメになるとは思わなんだ。
でもココら辺は標高結構高い場所だから、仕方ないね。

ところで皆様方は“初詣”って逝ってますか?
我輩的には初詣の無ぇ正月なんて姫始めのねぇ正月ぐらいにありえねぇ!!
というわけで12月29日にフライング太宰府天満宮!
いやーやっぱ、三が日以外に大宰府に来ると参拝客少なくてスイスイじゃ!
但し出店はないんで少々つまらんのだがな!
そーいえば青森に居た頃、「〇〇さんは正月、何処に初詣に行きますか?」と
職場の親しい何人かに聞いたところ「いや別に」という信じられない回答だらけで
物凄くデカルチャー!な気分に陥ったんです。
でもね、中洲とかススキノとか歌舞伎町とか金津園とかみたいな
風俗の聖地が近くにあると「抜かねば!」みたいな気持ちが高まるのと同じよーに、
太宰府天満宮とか宮崎神宮とかみたいに何かしら由緒ある規模のデカイ神社が
近所にあるからこそ“初詣”という概念が出来るのかもしれません。

そして太宰府と言えば梅が枝餅。
ココに来て梅が枝餅食わねぇのはヘルスで発射しねぇのと同じぐらい愚か。

どーでもいい話かもしれませんが、我輩は福岡に帰ると元祖長浜屋、
略してガンナガに逝かないと気が済まねぇ性分です。
賛否両論あるかもしれませんが我輩はココのラーメン大好き。
更にどーでもいい話かもしれませんが、
元祖長浜屋って何処のお店も元旦から営業が多いご時世であるにも関わらず、
新年の営業開始は1月6日からなんですねぇ。
でもね、日本人、正月三が日ぐらいはきっちり休んでもいいと思うんですよねぇ。
ショッピングモールとかが馬鹿みてぇに元旦から大忙しなのを見ると、
「ココで働いている人たちは雑煮もおせちもそこそこ適当に食って、
朝っぱらから新年初売りに備えているんだなぁ」と悲しい気持ちになります。
我輩的にはカジノ法案よりも「正月三が日は神社とコンビニ以外営業禁止」という
“日本の良きお正月を守る法案”を成立させて欲しいと思うのです。

「じゃあ正月三が日の食料はどーすんの?」と言われたら、
そりゃあもう、31日までに大量に買い込んどくしか無いでしょ?
そうすることで日本の歳末の消費もさぞかし捗るというもんでしょう。
我が家はちゃんと、久山のコストコで食料買い込んできましたよ。
「そのデカイポテトチップスはお前の食料なのか?」と問われると、
「お前は今まで食ったポテトチップスの数を覚えているのかい?」と返しますがねw

しかし、コストコで食料を大量に買うとなると作業員が必要です。
そこで福岡在住の吉六会同志、エロ小僧に助けを求めたところ、
笑顔でホイホイついてきてくれたのでやはり持つべきは従順な下僕だなw
相変わらず彼はアフォウで、元気のいい野郎でした。

湯布院から引き上げる際、宮崎の冬の名物と言っても過言ではない、
川南のバケモノ電飾要塞も拝見してきましたので今年は悔いなく年を越せますな。
ていうかもう、年越し寸前じゃねぇか!
高鍋のマックスバリュで悠長にお買い物していたのが仇となったか。
明日は仕事だから早く寝ようと思うつつも大晦日は夜更かしが我輩のデフォルト。
とりあえず元旦のブログ記事をセットアップしたら、速やかに就寝しましょう。
いや、実はこないだまで福岡と由布院に逝ってきたんですよ。

昨日、本日は両親の住む湯布院に滞在していたので、
いつも蕎麦を食べに行く“手打ちそば 温川”に年越しそばを食べに行きました。
金鱗湖から少し離れた場所にあるガチで蕎麦の美味しい店です。
決して金鱗湖の脇の蕎麦屋ではありませんので勘違いなさらぬこと。
今日の湯布院は気温的に結構暖かかったんで、
シンプルに盛り蕎麦でも食うかと思ったんですが、
我輩の潜在思考に「具の入った蕎麦を食いたい」という想いが
微粒子レベルで存在していたので鴨南蛮を食らうことにしました。
鴨肉の出汁が効いたパンチのあるツユ、
しっかりと蕎麦の味を感じることが出来る麺、たまらん!
我輩は蕎麦をすすりながらこう思いました。
「我輩は今、最高の年越しを実施中!(迫真)」

嫁とクソガキ共は仲良く盛り蕎麦で年越し。
でもさぁ、年越し蕎麦って蕎麦が長い食い物であることに因んで、
「来年も長生き出来ますように」とか「家族の縁が長く続くように」というような願いを込めるのと、
昔の金銀細工職人が散らばった金や銀を集めるのに
そば粉を練ったものを使ったことから「銭が集まりますように」という願いを込めて
年の瀬に食うもんらしいんですが長生きはともかく金銭面では恩恵に授からねぁなぁ。
余談ですがココの蕎麦屋さん、連休とか夏休みに来ると、
この店が旨いという真実を知るお客さんによって席が埋め尽くされているのですが、
何故か本日は昼飯ピーク時の12時来店というのに結構スカスカ。
多分アレだ、湯布院に来ていた観光客の大半が、
日本人っぽい顔しているのに日本語喋らねえ人ばかりだったからだな。
奴らには大晦日に年越し蕎麦を食うという概念は存在しないから、な。

いやーしかし、久しぶりに冬の湯布院来たんだけどメッチャ寒かった。
「九州戻ったらスタッドレスタイヤ要らねぇぜぇぇ!」と叫びながらタイヤ捨ててきたけど、
まさか九州で雪を拝むハメになるとは思わなんだ。
でもココら辺は標高結構高い場所だから、仕方ないね。

ところで皆様方は“初詣”って逝ってますか?
我輩的には初詣の無ぇ正月なんて姫始めのねぇ正月ぐらいにありえねぇ!!
というわけで12月29日にフライング太宰府天満宮!
いやーやっぱ、三が日以外に大宰府に来ると参拝客少なくてスイスイじゃ!
但し出店はないんで少々つまらんのだがな!
そーいえば青森に居た頃、「〇〇さんは正月、何処に初詣に行きますか?」と
職場の親しい何人かに聞いたところ「いや別に」という信じられない回答だらけで
物凄くデカルチャー!な気分に陥ったんです。
でもね、中洲とかススキノとか歌舞伎町とか金津園とかみたいな
風俗の聖地が近くにあると「抜かねば!」みたいな気持ちが高まるのと同じよーに、
太宰府天満宮とか宮崎神宮とかみたいに何かしら由緒ある規模のデカイ神社が
近所にあるからこそ“初詣”という概念が出来るのかもしれません。

そして太宰府と言えば梅が枝餅。
ココに来て梅が枝餅食わねぇのはヘルスで発射しねぇのと同じぐらい愚か。

どーでもいい話かもしれませんが、我輩は福岡に帰ると元祖長浜屋、
略してガンナガに逝かないと気が済まねぇ性分です。
賛否両論あるかもしれませんが我輩はココのラーメン大好き。
更にどーでもいい話かもしれませんが、
元祖長浜屋って何処のお店も元旦から営業が多いご時世であるにも関わらず、
新年の営業開始は1月6日からなんですねぇ。
でもね、日本人、正月三が日ぐらいはきっちり休んでもいいと思うんですよねぇ。
ショッピングモールとかが馬鹿みてぇに元旦から大忙しなのを見ると、
「ココで働いている人たちは雑煮もおせちもそこそこ適当に食って、
朝っぱらから新年初売りに備えているんだなぁ」と悲しい気持ちになります。
我輩的にはカジノ法案よりも「正月三が日は神社とコンビニ以外営業禁止」という
“日本の良きお正月を守る法案”を成立させて欲しいと思うのです。

「じゃあ正月三が日の食料はどーすんの?」と言われたら、
そりゃあもう、31日までに大量に買い込んどくしか無いでしょ?
そうすることで日本の歳末の消費もさぞかし捗るというもんでしょう。
我が家はちゃんと、久山のコストコで食料買い込んできましたよ。
「そのデカイポテトチップスはお前の食料なのか?」と問われると、
「お前は今まで食ったポテトチップスの数を覚えているのかい?」と返しますがねw

しかし、コストコで食料を大量に買うとなると作業員が必要です。
そこで福岡在住の吉六会同志、エロ小僧に助けを求めたところ、
笑顔でホイホイついてきてくれたのでやはり持つべきは従順な下僕だなw
相変わらず彼はアフォウで、元気のいい野郎でした。

湯布院から引き上げる際、宮崎の冬の名物と言っても過言ではない、
川南のバケモノ電飾要塞も拝見してきましたので今年は悔いなく年を越せますな。
ていうかもう、年越し寸前じゃねぇか!
高鍋のマックスバリュで悠長にお買い物していたのが仇となったか。
明日は仕事だから早く寝ようと思うつつも大晦日は夜更かしが我輩のデフォルト。
とりあえず元旦のブログ記事をセットアップしたら、速やかに就寝しましょう。
2016年12月25日
今年のクリスマス、何かが足りない
どーでもいいことなんでしょうが、
宮崎帰還後、我が家初のクリスマスイヴ。
ところで昔から、何でクリスマスイヴってぇのがあるんかなと思ったら、
キリスト教徒的には神が降臨する前日、12月24日に「(゚∀゚)神のヨカーン」みたいなノリで、
皆で大騒ぎしたりメシ食ったり飲んだりしてキリストの降臨を祝うんですね。
じゃあ25日のクリスマスってなんじゃろかって言うと、
神が降りてきたんで大人しく教会で神に祈りを捧げるらしいです。朝っぱらから。
という事はキリシタン的には24日はある程度騒ぎはするものの、
純粋に聖なる夜として受け入れるということなのかな?
まあ少なくとも、聖なる夜を性なる夜と勘違いしているジャパニーズとは、
大分空気に違いがあることには間違いない模様。
子供的にはクリスマスプレゼントで一喜一憂するのは世界共通らしいですが。

でも我が家的にはクリスマスと言えば、合法的にごっつい料理食べる日。
さて、今年は何を作ってやろうかなと色々思案していたんですが、
クソガキ共が「またローストチキン作れ!」と命令するので、
んじゃあローストチキン作ればいいんだなという事で。
いやーしかし、今回のローストチキンはよく出来とるわい。
コレより旨いローストチキンはコオロギのチキンぐらいだろって言うレベルじゃ!
皮は適度にパリッ、肉はしっとり。中まで充分火も通っている。
付け合せのジャガイモと芽キャベツも適度な加熱で旨し。
味付けは塩コショウだけだけど、シンプルなのがまたよろしい。

ただ一つだけ難点を述べるとすれば、
丸鶏の中に詰めた米が芯が残ってて美味しく炊き上がらなかった事。
せっかくポルチーニ茸混ぜたご飯を奮発したというのに・・・
来年ローストチキン作る時はもう、腹には何も詰めないでおこうと心に誓うのでした。

でもね、クリスマス料理はローストチキンだけじゃないですよ。
嫁の実家から「コレ食ったらデカくなるんかな?」って言うぐらい
大きなシイタケを頂いたのでどうやって食おうかと思案していたら、
我輩の心の中にもこみちが降臨してきたんですよ。

我が家にはこういう格言がアリます。「迷った時のアヒージョ頼り」。
よーするに何でもオリーブオイルで煮込めば美味しいっつー事。
ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで軽く煮て、
ソコにザクザクに刻んだシイタケブチ込んで煮込めばそれだけで旨し!
今回は少し味わいを増すためにアンチョビを入れましたが、
(一般的にアヒージョにアンチョビは入れねぇ)
コレがシイタケといい感じにベストマッチしてなお旨し。
マッシュルームよりもシイタケの方が旨いなコレは(迫真)。

我が家では定番化しているアボカド料理、グアカモレ。
メインの料理が出来るまでの間にクソガキ共に食わせる一品。
アホかと、もとい、アボカドとすりおろしたニンニク少々、
細かく刻んだタマネギ、トマト適当に、そして塩コショウで味付けしたディップ。

コレをフランスパンの薄切りに乗っけて食うのが旨いんだよな。
茹でただけのエビと一緒に食べるのも旨し。
ま、一番旨いのはトルティーヤチップスにつけるのが旨いんだけどね。
客人が来た時にドヤ顔で作る定番料理。

ローストチキンが焼けるまでの間に嫁がデカイ牛肉を焼きます。
宮崎牛?西都牛?イヤイヤ流石にそれは高すぎる。
西都Aコープやフーデリーに宮崎牛の塊置いていましたけどね、
どいつもこいつも3~4000円ぐらいのお値段なんですよ。
宮崎に戻っても我が家は結局アメリカ牛、やっぱ質より量でしょ?

でもねぇ、やっぱ分厚い肉って焼くの難しいんですね。
焼いた後しっかりアルミホイルで包んで保温していたんですがね、
中心まで火が通らなくてなんか中途半端になっちまったい。
仕方がないんで再度軽く加熱したら美味しく頂けました。
ホースラディッシュと醤油で食えば、コレはコレで旨し。

今年のクリスマスケーキは何処で買うか色々悩んだ挙句、
結局、宮崎県宮崎市大島町西田2133−2の“B-chocolat”で
チョコレート味のブッシュ・ド・ノエルを買ってきました。
店の名前が「B-ショコラ」って言うぐらいだから、
チョコレートケーキとかも美味しそうだったんですが、
クリスマスといえばやっぱ、ブッシュ・ド・ノエルです。
だってクリスマスにしか置いて無いもんね、ブッシュ・ド・ノエル。
とまあ、胃袋的には大変充実していた我が家のクリスマスディナーだったんですが、
我輩も嫁も、そしてクソガキ共も満ち足りない感を抱えている模様。
やっぱさぁ、ウチの家族だけじゃあ盛り上がりに限界があるなぁ。
そう、青森に居た頃は同じ社宅のゴリラ一家、アベノミクス一家、たっちゃん一家と
飲んで騒いで遊んで叫んで盛り上がってクリスマスを過ごしていたんです。
それ以前にはモミアゲマン先輩も入って大いに盛り上がったもんでした。
14畳ぐらいあるけど、4家族入ると流石に狭い空間。
いや3家族でも結構狭かったぞオイ。
そんな中でお構いなしに暴れまわるクソガキ共。
大人は大人で12時ぐらいまでトークで盛り上がって時間が経つのを忘れる始末。
そして10人以上の人間が集まるもんだから、体温で室温が上昇。
12月の青森なのにストーブ切ってもイケるんじゃねってぐらいの熱気。
でも今年は我が家だけ、たった4人のクリスマスイヴ。
去年と比べるとまるでお通夜のようなクリスマスイヴ。
食い物は確かに旨いけれど、やっぱ何かが足りない。
外気温は6度ぐらいあるっぽいけど、心の温度は氷点下。
そう思うと「クリスマスだぜぇぇ!」とか言いながらイキっていた感情が、
急激に冷めてきやがって心の中に隙間風が突き抜けていくよーな気分。
あれ?我輩の人生って、こんなにもつまらないものだったのかな?
あー、なんか来年からはクリスマス料理、適当でいいやって思った。
宮崎帰還後、我が家初のクリスマスイヴ。
ところで昔から、何でクリスマスイヴってぇのがあるんかなと思ったら、
キリスト教徒的には神が降臨する前日、12月24日に「(゚∀゚)神のヨカーン」みたいなノリで、
皆で大騒ぎしたりメシ食ったり飲んだりしてキリストの降臨を祝うんですね。
じゃあ25日のクリスマスってなんじゃろかって言うと、
神が降りてきたんで大人しく教会で神に祈りを捧げるらしいです。朝っぱらから。
という事はキリシタン的には24日はある程度騒ぎはするものの、
純粋に聖なる夜として受け入れるということなのかな?
まあ少なくとも、聖なる夜を性なる夜と勘違いしているジャパニーズとは、
大分空気に違いがあることには間違いない模様。
子供的にはクリスマスプレゼントで一喜一憂するのは世界共通らしいですが。

でも我が家的にはクリスマスと言えば、合法的にごっつい料理食べる日。
さて、今年は何を作ってやろうかなと色々思案していたんですが、
クソガキ共が「またローストチキン作れ!」と命令するので、
んじゃあローストチキン作ればいいんだなという事で。
いやーしかし、今回のローストチキンはよく出来とるわい。
コレより旨いローストチキンはコオロギのチキンぐらいだろって言うレベルじゃ!
皮は適度にパリッ、肉はしっとり。中まで充分火も通っている。
付け合せのジャガイモと芽キャベツも適度な加熱で旨し。
味付けは塩コショウだけだけど、シンプルなのがまたよろしい。

ただ一つだけ難点を述べるとすれば、
丸鶏の中に詰めた米が芯が残ってて美味しく炊き上がらなかった事。
せっかくポルチーニ茸混ぜたご飯を奮発したというのに・・・
来年ローストチキン作る時はもう、腹には何も詰めないでおこうと心に誓うのでした。

でもね、クリスマス料理はローストチキンだけじゃないですよ。
嫁の実家から「コレ食ったらデカくなるんかな?」って言うぐらい
大きなシイタケを頂いたのでどうやって食おうかと思案していたら、
我輩の心の中にもこみちが降臨してきたんですよ。

我が家にはこういう格言がアリます。「迷った時のアヒージョ頼り」。
よーするに何でもオリーブオイルで煮込めば美味しいっつー事。
ニンニクと唐辛子をオリーブオイルで軽く煮て、
ソコにザクザクに刻んだシイタケブチ込んで煮込めばそれだけで旨し!
今回は少し味わいを増すためにアンチョビを入れましたが、
(一般的にアヒージョにアンチョビは入れねぇ)
コレがシイタケといい感じにベストマッチしてなお旨し。
マッシュルームよりもシイタケの方が旨いなコレは(迫真)。

我が家では定番化しているアボカド料理、グアカモレ。
メインの料理が出来るまでの間にクソガキ共に食わせる一品。
アホかと、もとい、アボカドとすりおろしたニンニク少々、
細かく刻んだタマネギ、トマト適当に、そして塩コショウで味付けしたディップ。

コレをフランスパンの薄切りに乗っけて食うのが旨いんだよな。
茹でただけのエビと一緒に食べるのも旨し。
ま、一番旨いのはトルティーヤチップスにつけるのが旨いんだけどね。
客人が来た時にドヤ顔で作る定番料理。

ローストチキンが焼けるまでの間に嫁がデカイ牛肉を焼きます。
宮崎牛?西都牛?イヤイヤ流石にそれは高すぎる。
西都Aコープやフーデリーに宮崎牛の塊置いていましたけどね、
どいつもこいつも3~4000円ぐらいのお値段なんですよ。
宮崎に戻っても我が家は結局アメリカ牛、やっぱ質より量でしょ?

でもねぇ、やっぱ分厚い肉って焼くの難しいんですね。
焼いた後しっかりアルミホイルで包んで保温していたんですがね、
中心まで火が通らなくてなんか中途半端になっちまったい。
仕方がないんで再度軽く加熱したら美味しく頂けました。
ホースラディッシュと醤油で食えば、コレはコレで旨し。

今年のクリスマスケーキは何処で買うか色々悩んだ挙句、
結局、宮崎県宮崎市大島町西田2133−2の“B-chocolat”で
チョコレート味のブッシュ・ド・ノエルを買ってきました。
店の名前が「B-ショコラ」って言うぐらいだから、
チョコレートケーキとかも美味しそうだったんですが、
クリスマスといえばやっぱ、ブッシュ・ド・ノエルです。
だってクリスマスにしか置いて無いもんね、ブッシュ・ド・ノエル。
とまあ、胃袋的には大変充実していた我が家のクリスマスディナーだったんですが、
我輩も嫁も、そしてクソガキ共も満ち足りない感を抱えている模様。
やっぱさぁ、ウチの家族だけじゃあ盛り上がりに限界があるなぁ。
そう、青森に居た頃は同じ社宅のゴリラ一家、アベノミクス一家、たっちゃん一家と
飲んで騒いで遊んで叫んで盛り上がってクリスマスを過ごしていたんです。
それ以前にはモミアゲマン先輩も入って大いに盛り上がったもんでした。
14畳ぐらいあるけど、4家族入ると流石に狭い空間。
いや3家族でも結構狭かったぞオイ。
そんな中でお構いなしに暴れまわるクソガキ共。
大人は大人で12時ぐらいまでトークで盛り上がって時間が経つのを忘れる始末。
そして10人以上の人間が集まるもんだから、体温で室温が上昇。
12月の青森なのにストーブ切ってもイケるんじゃねってぐらいの熱気。
でも今年は我が家だけ、たった4人のクリスマスイヴ。
去年と比べるとまるでお通夜のようなクリスマスイヴ。
食い物は確かに旨いけれど、やっぱ何かが足りない。
外気温は6度ぐらいあるっぽいけど、心の温度は氷点下。
そう思うと「クリスマスだぜぇぇ!」とか言いながらイキっていた感情が、
急激に冷めてきやがって心の中に隙間風が突き抜けていくよーな気分。
あれ?我輩の人生って、こんなにもつまらないものだったのかな?
あー、なんか来年からはクリスマス料理、適当でいいやって思った。
2016年11月08日
肉の駅・・・なんて甘美な響きなんだ・・・
どーも、最近パンダよりは性欲があるけど、
サカリの付いた猫ほどの性欲はないよーな気がする砥部良軍曹です。
余談ですがパンダってマジで性欲がないらしいですね。
アイツラの繁殖力の低さはその性欲と精力の無さが原因なのだとか。
まあアイツラ、竹食っているよーなガチでリアルな草食系ですからね。
まるでつちのこ夫妻のようだ。
嫁が余程のブサイクで不感症でとべらなら致し方ありませんが、
入浴前の嫁をみると押し倒したくなるぐらいの性欲は常に持たねばと思うのです。
因みに我輩は入浴前より、入浴中の嫁に浴場、もとい欲情します。
でも、漢(おとこ)の若さを測るバロメーターは何かと問われると、
我輩は性欲よりもまず、食欲ではないのかと思うのであります。

そして数ある食欲の中でも肉欲、コレが重要。
疲れたなーと思ったら肉を食いたい衝動に駆られる。
そんな食欲こそが漢(おとこ)である証であり、
そうでなければ漢(おとこ)として失格ではないでしょうか?
肉という響きに誘われてこそ、野郎の真骨頂なのです。
そして、牛肉、豚肉、鶏肉の日本三代食肉の全てが全国的に有名である(はずの)
肉食王国宮崎県において肉を食わないというのはある意味背徳者&非国民!

ところでこの店の名前を見てくれ、コイツをどう思う?
凄く・・・肉食です・・・
イヤね、やっと宮崎に戻ったんだから宮崎港の近所のミヤチクに逝かねば!
と思っていたらそのミヤチクの先に“肉の駅 みやちく”なんてぇ店が出来ていたんで、
夜勤オフで嫁と食欲の方の肉欲を発散しに逝くことにしたんです。
正式な店名はアグリーナ(AGRINA)と言うらしく、
ミヤチクが牛肉のステーキ専門店なのに対し、豚肉料理の専門店だそうです。
“肉の駅”でググってみると群馬県にある肉屋さんが真っ先に出てくるんですが、
群馬の肉の駅は肉買うだけなのに対し、ココの肉の駅は肉が食えます。
いやーしかし、宮崎は空の駅だとか海の駅だとか色々あるわい。

まずは入店前にメニュウを見てお値段がどんぐらいか確認。
馬鹿みたいに高額だったらそのままダッシュで逃げようと思ったんですが、
豚肉料理の王道を行くとんかつ系メニュウは1500円前後と少々お高め。
豚ひき肉のハンバーグは1580円、牛肉の場合は1980円、
ステーキも食えますが流石宮崎牛、赤身で3140円、サーロインだと3560円。
豚肉のしゃぶしゃぶとかすき焼きも食えるようですが、
どちらも2880円と昼に食うには少し贅沢なお値段。

ううむ、ココはやはり漢(おとこ)らしく牛肉の塊でも食らうか。
しかしお値段がとか言う以前にデカスギィ!
こういうのは同期のゴリラぐらいしか食えねぇわい!

でもご安心を、1000円程度のリーズナブルなメニュウもありました。
しかし我輩が一番興味を持ったのは宮崎県産骨付き豚肉ロース。
ギャートルズ世代は骨付き肉に弱いのです。

最近色々悩んだり考えたりするのが嫌すぎになった嫁は
何も考えなくても色々付いているま~ん専用ランチをチョイス。
まあ下の方(謙虚)に料理長より一言「お願いします、食べてください(>_<)」と
書かれているんですから食べない訳にはいかないでしょう(迫真)。
食後のデザートも付いているし、コーヒーor紅茶、ソフトドリンクも付属。
メインの肉料理がポーク南蛮、ポークハンバーグ、ポークステーキから選べるので、
嫁、40秒ほど考えてポーク南蛮を選択して店内に入店。

店内は広々としており、景色も上々。
でも窓際が空いているのに店の真ん中のテーブルに座らされるというw
テーブル席の他にも座敷席もあり、小さな子供連れでも安心。
隣のテーブルとの間隔が広くて他の客との干渉は殆ど無く、
そしてテーブルが広めで余裕アリスギィ!なのも高級感があって素敵。
更に、テーブルの真ん中にはしゃぶしゃぶ&すき焼き用のIHまで装備。

暫く待っていると嫁のパンとスープが来て、その後スルッと嫁のメインディッシュ登場。
ってアレ?メインはポーク南蛮じゃなかったんかい???
ええ確かに、メニュウの中にポークヒレカツとは書いていましたよ。
でもデッかく「メインディッシュ」って書いていたものが
ヒレカツより謙虚というのはどういうことなの?
とは言え、ポークヒレカツはサクサク感溢れる衣に、
ボリュームのある肉がブチ込まれて食べごたえもありそうでしたし、
嫁から一切れ頂いたポーク南蛮は肉がジューシー、タルタル旨し。
但しコスパが良いかと言われると微妙。

「とりあえず麺が延びる前にスパゲッティ食っとこう」
きのこのパスタの量は申し訳程度ですが、メインは肉だから無問題。
余談ですがパスタとサラダとスープはお代わりできるらしいです。

デザートはプリンみたいなのとアイスみたいなの。
正直我輩、デザートも力を入れているフレンチレストランとかじゃないと、
デザートには期待しないのですが味は期待通りで特にハズレ無し。
ぶっちゃけ、三沢のノース40-40のBランチより高いんですが悪くはない。

さて、我輩が注文した骨付きロースのグリルステーキは、
肉厚で脂身もしっかり付いている厚みのあるロース肉が食欲をそそる一品!
軽く塩と胡椒で味付けされているのでそのまま食べても旨し。
皿にサラッと添えられたバルサミコソースを付けると
独特のコクと酸味が豚肉の脂っ気とよく合い、コレまた美味。
壷に入ったトマトソースをかけても旨いんですが、
我輩はトマトソースってトマトの味しかしなくなるからあまり好きじゃない。
スープはソーセージと夏野菜のスープ。コレは気に入った。
パンも素朴で香ばしくて肉料理に合う!
ていうかこの豚肉料理はご飯で食うよりパンで食う方が正解!

骨付き肉なのですが盛り付け時点で食べやすいように肉は一口サイズにカット。
「んじゃあ骨の存在はどーなるとね?」って思ったんですが、
骨にも肉が微量に付いているので付けてくれている模様。
肉の一番旨いところは骨についた肉。
余すところなく頂くのが漢(おとこ)の流儀であり、漢(おとこ)の肉欲。
250gの豚ロース肉は40過ぎのおっさんには必要にして充分な量。
胃袋も心も満足させていただきました!

さて、この“肉の駅 みやちく”は肉食う気がなくても肉買うだけでもおk。
牛肉豚肉の色々な部位、そしてスーパーでは手に入りにくいものまで置いています。
勿論ステーキ肉も置いているので昼はアグリーナで豚肉、
夜は家で牛肉というダブル肉コンボも可能。

我輩が食した骨付き豚ロース肉もありました。
コイツはバァベキュウの時に買ってきて、
そのまま塩コショウ振って炭と網でじっくり焼いて食らいつきたいですね。
宮崎の肉の駅、ココはまさに肉食男子のパラダイス。
心と胃袋の底から宮崎に帰ってきて良かったと思いました(小並感)。
平日の昼なのにそれなりに客入りが良かったので、
土日の昼はさぞかし人が多くて入店困難かもしれませんが、
心の友、アベノミクス一家が宮崎に来てくれた暁には是非とも連れて行かねば。
あの生温い夫婦には有無を言わず脂っこい牛肉を奢ってあげたいです。
そして精力を思う存分つけていただきたい。
でもね、父上が元気ならココに連れていけばさぞかし喜んだことでしょう。胃袋が。
サカリの付いた猫ほどの性欲はないよーな気がする砥部良軍曹です。
余談ですがパンダってマジで性欲がないらしいですね。
アイツラの繁殖力の低さはその性欲と精力の無さが原因なのだとか。
まあアイツラ、竹食っているよーなガチでリアルな草食系ですからね。
まるでつちのこ夫妻のようだ。
嫁が余程のブサイクで不感症でとべらなら致し方ありませんが、
入浴前の嫁をみると押し倒したくなるぐらいの性欲は常に持たねばと思うのです。
因みに我輩は入浴前より、入浴中の嫁に浴場、もとい欲情します。
でも、漢(おとこ)の若さを測るバロメーターは何かと問われると、
我輩は性欲よりもまず、食欲ではないのかと思うのであります。

そして数ある食欲の中でも肉欲、コレが重要。
疲れたなーと思ったら肉を食いたい衝動に駆られる。
そんな食欲こそが漢(おとこ)である証であり、
そうでなければ漢(おとこ)として失格ではないでしょうか?
肉という響きに誘われてこそ、野郎の真骨頂なのです。
そして、牛肉、豚肉、鶏肉の日本三代食肉の全てが全国的に有名である(はずの)
肉食王国宮崎県において肉を食わないというのはある意味背徳者&非国民!

ところでこの店の名前を見てくれ、コイツをどう思う?
凄く・・・肉食です・・・
イヤね、やっと宮崎に戻ったんだから宮崎港の近所のミヤチクに逝かねば!
と思っていたらそのミヤチクの先に“肉の駅 みやちく”なんてぇ店が出来ていたんで、
夜勤オフで嫁と食欲の方の肉欲を発散しに逝くことにしたんです。
正式な店名はアグリーナ(AGRINA)と言うらしく、
ミヤチクが牛肉のステーキ専門店なのに対し、豚肉料理の専門店だそうです。
“肉の駅”でググってみると群馬県にある肉屋さんが真っ先に出てくるんですが、
群馬の肉の駅は肉買うだけなのに対し、ココの肉の駅は肉が食えます。
いやーしかし、宮崎は空の駅だとか海の駅だとか色々あるわい。

まずは入店前にメニュウを見てお値段がどんぐらいか確認。
馬鹿みたいに高額だったらそのままダッシュで逃げようと思ったんですが、
豚肉料理の王道を行くとんかつ系メニュウは1500円前後と少々お高め。
豚ひき肉のハンバーグは1580円、牛肉の場合は1980円、
ステーキも食えますが流石宮崎牛、赤身で3140円、サーロインだと3560円。
豚肉のしゃぶしゃぶとかすき焼きも食えるようですが、
どちらも2880円と昼に食うには少し贅沢なお値段。

ううむ、ココはやはり漢(おとこ)らしく牛肉の塊でも食らうか。
しかしお値段がとか言う以前にデカスギィ!
こういうのは同期のゴリラぐらいしか食えねぇわい!

でもご安心を、1000円程度のリーズナブルなメニュウもありました。
しかし我輩が一番興味を持ったのは宮崎県産骨付き豚肉ロース。
ギャートルズ世代は骨付き肉に弱いのです。

最近色々悩んだり考えたりするのが嫌すぎになった嫁は
何も考えなくても色々付いているま~ん専用ランチをチョイス。
まあ下の方(謙虚)に料理長より一言「お願いします、食べてください(>_<)」と
書かれているんですから食べない訳にはいかないでしょう(迫真)。
食後のデザートも付いているし、コーヒーor紅茶、ソフトドリンクも付属。
メインの肉料理がポーク南蛮、ポークハンバーグ、ポークステーキから選べるので、
嫁、40秒ほど考えてポーク南蛮を選択して店内に入店。

店内は広々としており、景色も上々。
でも窓際が空いているのに店の真ん中のテーブルに座らされるというw
テーブル席の他にも座敷席もあり、小さな子供連れでも安心。
隣のテーブルとの間隔が広くて他の客との干渉は殆ど無く、
そしてテーブルが広めで余裕アリスギィ!なのも高級感があって素敵。
更に、テーブルの真ん中にはしゃぶしゃぶ&すき焼き用のIHまで装備。

暫く待っていると嫁のパンとスープが来て、その後スルッと嫁のメインディッシュ登場。
ってアレ?メインはポーク南蛮じゃなかったんかい???
ええ確かに、メニュウの中にポークヒレカツとは書いていましたよ。
でもデッかく「メインディッシュ」って書いていたものが
ヒレカツより謙虚というのはどういうことなの?
とは言え、ポークヒレカツはサクサク感溢れる衣に、
ボリュームのある肉がブチ込まれて食べごたえもありそうでしたし、
嫁から一切れ頂いたポーク南蛮は肉がジューシー、タルタル旨し。
但しコスパが良いかと言われると微妙。

「とりあえず麺が延びる前にスパゲッティ食っとこう」
きのこのパスタの量は申し訳程度ですが、メインは肉だから無問題。
余談ですがパスタとサラダとスープはお代わりできるらしいです。

デザートはプリンみたいなのとアイスみたいなの。
正直我輩、デザートも力を入れているフレンチレストランとかじゃないと、
デザートには期待しないのですが味は期待通りで特にハズレ無し。
ぶっちゃけ、三沢のノース40-40のBランチより高いんですが悪くはない。

さて、我輩が注文した骨付きロースのグリルステーキは、
肉厚で脂身もしっかり付いている厚みのあるロース肉が食欲をそそる一品!
軽く塩と胡椒で味付けされているのでそのまま食べても旨し。
皿にサラッと添えられたバルサミコソースを付けると
独特のコクと酸味が豚肉の脂っ気とよく合い、コレまた美味。
壷に入ったトマトソースをかけても旨いんですが、
我輩はトマトソースってトマトの味しかしなくなるからあまり好きじゃない。
スープはソーセージと夏野菜のスープ。コレは気に入った。
パンも素朴で香ばしくて肉料理に合う!
ていうかこの豚肉料理はご飯で食うよりパンで食う方が正解!

骨付き肉なのですが盛り付け時点で食べやすいように肉は一口サイズにカット。
「んじゃあ骨の存在はどーなるとね?」って思ったんですが、
骨にも肉が微量に付いているので付けてくれている模様。
肉の一番旨いところは骨についた肉。
余すところなく頂くのが漢(おとこ)の流儀であり、漢(おとこ)の肉欲。
250gの豚ロース肉は40過ぎのおっさんには必要にして充分な量。
胃袋も心も満足させていただきました!

さて、この“肉の駅 みやちく”は肉食う気がなくても肉買うだけでもおk。
牛肉豚肉の色々な部位、そしてスーパーでは手に入りにくいものまで置いています。
勿論ステーキ肉も置いているので昼はアグリーナで豚肉、
夜は家で牛肉というダブル肉コンボも可能。

我輩が食した骨付き豚ロース肉もありました。
コイツはバァベキュウの時に買ってきて、
そのまま塩コショウ振って炭と網でじっくり焼いて食らいつきたいですね。
宮崎の肉の駅、ココはまさに肉食男子のパラダイス。
心と胃袋の底から宮崎に帰ってきて良かったと思いました(小並感)。
平日の昼なのにそれなりに客入りが良かったので、
土日の昼はさぞかし人が多くて入店困難かもしれませんが、
心の友、アベノミクス一家が宮崎に来てくれた暁には是非とも連れて行かねば。
あの生温い夫婦には有無を言わず脂っこい牛肉を奢ってあげたいです。
そして精力を思う存分つけていただきたい。
でもね、父上が元気ならココに連れていけばさぞかし喜んだことでしょう。胃袋が。
2016年11月06日
誰か!ピーマンの肉詰め上手く作る方法教えて!
いやーしかし、ココ最近野菜高いですねぇ!
宮崎帰還当初は「トマトが3個で100円とは宮崎は野菜が安いぜぇ!」とか、
「青森では3本200円だったキュウリが5本で100円だぜぇ!」とか、
「ナスも安い、ズッキーニも安い、こりゃあ有閑マダムも大喜びだぜぇ!」等と歓喜していたのですが、
9月中旬以降、野菜はどれも軒並み高価格の高級食材と化しております。
台風の影響なんですかねぇ、葉物野菜なんかは特に高くなっており、
キャベツは半分で298円、フルサイズになると500円超えもザラです。
レタスなんかも同じぐらいのお値段で販売しており、
サラダダイエットしている人には懐が痛い状況でしょう。
白菜なんか1/4カットで200円以上、場所によっては更に小さくカットして販売しており、
ということは1個まるごとだと1000円近いんじゃねって思っていたら、
昨日西都のAコープに逝ったら税抜き900円で販売していて漏らしそうになりました。
まさか我輩が生きている間にそのような状況になるとは思わなんだ。
そーいえば我輩、コッチに帰ってきてリンガーハット逝っていないんですが、
ヒョットして野菜減ってる?それとも野菜たっぷりちゃんぽんやってないとか?
サラダバーのあるファミレスは野菜激減していたり、レタス消滅状態らしいですね。
ま、我輩的には「野菜がなければお肉を食べればいいじゃない」という思考なので、
そこまで追い詰められている感は無いと言いたいところなのですが、
でもやっぱ、毎日のご飯に少々野菜がないと寂しいものです。
豚肉だけの回鍋肉とか、野菜抜きちゃんぽんとか、想像したら笑えねぇ。
ところで青森に居た頃、今ぐらいの季節になると、
大量の束になった土が付いたネギが300円ぐらいで売られていたんですが、
野菜不足に喘いでいる今年はどうなんでしょうかねぇ?
あの時の感覚でうめこうじでネギ買おうとしたら1本売で、
しかもお値段堂々の100円ぐらいだったんでドン引きしました。
それはさておき、現在の状況でそこそこ安く入手可能な野菜といえばピーマンぐらい。
ハウス栽培だから台風とかの影響を受けにくく、収穫にもそれほど影響がないのかな?
ピーマンの優秀さをそこはかとなく感じた砥部良軍曹でございます。
6個入り198円ぐらいで売られているピーマンはビタミンがレモンより遥かに多く、
野菜の中では食べごたえが非常に良いので満足感もあり、そして旨い(断言)。
そして何より、肉との相性がすこぶるよろしい!
ピーマンを最高に美味しく食べる調理方法といえば
我輩的には青椒肉絲なのですがアレを作るとなるとタケノコが必須。
その次に来るのは回鍋肉なのですがアレはキャベツが必須。
タケノコは春じゃないと水煮しか入手できないし、キャベツは前述の理由で無理。

そしたらピーマンと肉だけで解決する”ピーマンの肉詰め”が次に来る!
まあ厳密に言うとひき肉に練り込むタマネギも必要になるんですが、
タマネギは以前に比べると大分安くなったんで無問題。
最近、ようやく女子力の向上を検討しだした娘が「アタシが作る」
というので我輩のiPhone seを与えてレシピを調べさせ、
「とりあえず『榛名がんばります!』と言って実施!」とだけ指示して調理開始。
(今回は意味が理解できなくてもスルーして頂いて結構です、提督)
まずはピーマンを半分切りにして種を抜きます。
その後、ピーマンの内壁に肉がへばりつきやすくするために白い粉をふり、
タマネギをみじん切りにしてニンニクをつぶし、ひき肉と混ぜ合わせますが、
ピーマン切って種抜く前にタマネギ刻んでひき肉混ぜとけば、
ピーマンの置き場の事考えなくてよかったろうにと
ツッコミたくて仕方がないのでございます。

ピーマンにひき肉練ったやつを詰め込み、ヤキを入れます。
肉汁が下から染み出して悲鳴を上げだしたらひっくり返し、
蓋をして蒸し焼きにしてピーマンがヘタレない程度に加熱すれば出来上がり。
タマネギを刻むのと、ひき肉を練るのだけが手間なだけで、
後は特にテクニックも要らず、簡単に出来て、しかも旨い、
強いていうならばピーマンの火の通り加減に注意すれば良し。
ソレがピーマンの肉詰めの素晴らしいところ。

ピーマンは鮮やかな緑色があり、少々パリパリ感が残っているので合格。
柔らかい方がいいという考え方もあるでしょうが、
我輩がピーマンらしい歯ごたえが残っている方が好み。
まずはソースを付けずに食べる。ひき肉の味付け具合を確認。
うむ、そのままでも美味しく食べられるけど少し味が足りないかなと思うレベル、合格。
ソースを少々付ければ美味しく頂けるぐらいがひき肉料理の丁度いい味付け。
簡単な料理とは言え、初めて作るにしてはなかなか上出来。
だがしかし、我輩はこの出来栄えに少々納得がいかないのです。
ピーマンとひき肉の間にある空洞がね!
我輩も過去にピーマンの肉詰めは数回作りましたが、
どーやってもピーマンの内壁から肉が剥がれてしまうのです!
折角ピーマンの空洞を利用してひき肉を詰めたというのに、
ひき肉はピーマンの事が嫌いなのか、いつもピーマンから離れたがる。
味の相性はすこぶるよろしいのに、素材の相性がよろしくない。
どうにかしてピーマンとひき肉を密着させたい!
その一心で我輩は過去、ピーマンを安易に縦斬りにはせず、
上だけ切って内部にまんべんなく肉を押し込みながら詰め込み、
どうにかピーマンと肉が分離しない肉詰めを作りはしたのですが、
そうすると肉に焼き目が付かないので香ばしさに欠け、味わいがよろしくない。
(焼かずに煮込むならこの方法がある意味ベストのようではある)
ひき肉にパン粉を混ぜて素材が膨らめば密着するかと思考してみましたが、
更に味がとぼけた感じになる上に、そこまで効果を発揮しない。
ひき肉を馬鹿みたいに練り込んで粘着力を増そうとしましたが、
それでも手が疲れただけで効果は殆ど無し。
クックパッドで調べてみたら、とろけるチーズを内側に入れて、
それからひき肉を詰め込めば引っ付いてくれるらしいんですが、
確かにソレはソレで旨そうな気はするんだけどコレジャナイ感がある。
「ピーマンの肉詰めはこういうもんなのだ」と思いながらこのまま甘んじるべきなのか、
それとも、どうにかしてピーマンとひき肉の一体化を目指すべきなのか、
我輩はピーマンから剥がれ落ちた肉詰めを目の当たりにする度、
この事案の解決策をどこから検討すべきなのかを考察せずにはいられない。
とりあえず今度、ピーマン職人のプラントからピーマンパクってきて、
我輩がこの仁義なき戦いへの終止符を導き出すべきなのか・・・
しかし我輩に打破する策は無し、打つ手尽きてどうしようもないのです。
宮崎帰還当初は「トマトが3個で100円とは宮崎は野菜が安いぜぇ!」とか、
「青森では3本200円だったキュウリが5本で100円だぜぇ!」とか、
「ナスも安い、ズッキーニも安い、こりゃあ有閑マダムも大喜びだぜぇ!」等と歓喜していたのですが、
9月中旬以降、野菜はどれも軒並み高価格の高級食材と化しております。
台風の影響なんですかねぇ、葉物野菜なんかは特に高くなっており、
キャベツは半分で298円、フルサイズになると500円超えもザラです。
レタスなんかも同じぐらいのお値段で販売しており、
サラダダイエットしている人には懐が痛い状況でしょう。
白菜なんか1/4カットで200円以上、場所によっては更に小さくカットして販売しており、
ということは1個まるごとだと1000円近いんじゃねって思っていたら、
昨日西都のAコープに逝ったら税抜き900円で販売していて漏らしそうになりました。
まさか我輩が生きている間にそのような状況になるとは思わなんだ。
そーいえば我輩、コッチに帰ってきてリンガーハット逝っていないんですが、
ヒョットして野菜減ってる?それとも野菜たっぷりちゃんぽんやってないとか?
サラダバーのあるファミレスは野菜激減していたり、レタス消滅状態らしいですね。
ま、我輩的には「野菜がなければお肉を食べればいいじゃない」という思考なので、
そこまで追い詰められている感は無いと言いたいところなのですが、
でもやっぱ、毎日のご飯に少々野菜がないと寂しいものです。
豚肉だけの回鍋肉とか、野菜抜きちゃんぽんとか、想像したら笑えねぇ。
ところで青森に居た頃、今ぐらいの季節になると、
大量の束になった土が付いたネギが300円ぐらいで売られていたんですが、
野菜不足に喘いでいる今年はどうなんでしょうかねぇ?
あの時の感覚でうめこうじでネギ買おうとしたら1本売で、
しかもお値段堂々の100円ぐらいだったんでドン引きしました。
それはさておき、現在の状況でそこそこ安く入手可能な野菜といえばピーマンぐらい。
ハウス栽培だから台風とかの影響を受けにくく、収穫にもそれほど影響がないのかな?
ピーマンの優秀さをそこはかとなく感じた砥部良軍曹でございます。
6個入り198円ぐらいで売られているピーマンはビタミンがレモンより遥かに多く、
野菜の中では食べごたえが非常に良いので満足感もあり、そして旨い(断言)。
そして何より、肉との相性がすこぶるよろしい!
ピーマンを最高に美味しく食べる調理方法といえば
我輩的には青椒肉絲なのですがアレを作るとなるとタケノコが必須。
その次に来るのは回鍋肉なのですがアレはキャベツが必須。
タケノコは春じゃないと水煮しか入手できないし、キャベツは前述の理由で無理。

そしたらピーマンと肉だけで解決する”ピーマンの肉詰め”が次に来る!
まあ厳密に言うとひき肉に練り込むタマネギも必要になるんですが、
タマネギは以前に比べると大分安くなったんで無問題。
最近、ようやく女子力の向上を検討しだした娘が「アタシが作る」
というので我輩のiPhone seを与えてレシピを調べさせ、
「とりあえず『榛名がんばります!』と言って実施!」とだけ指示して調理開始。
(今回は意味が理解できなくてもスルーして頂いて結構です、提督)
まずはピーマンを半分切りにして種を抜きます。
その後、ピーマンの内壁に肉がへばりつきやすくするために白い粉をふり、
タマネギをみじん切りにしてニンニクをつぶし、ひき肉と混ぜ合わせますが、
ピーマン切って種抜く前にタマネギ刻んでひき肉混ぜとけば、
ピーマンの置き場の事考えなくてよかったろうにと
ツッコミたくて仕方がないのでございます。

ピーマンにひき肉練ったやつを詰め込み、ヤキを入れます。
肉汁が下から染み出して悲鳴を上げだしたらひっくり返し、
蓋をして蒸し焼きにしてピーマンがヘタレない程度に加熱すれば出来上がり。
タマネギを刻むのと、ひき肉を練るのだけが手間なだけで、
後は特にテクニックも要らず、簡単に出来て、しかも旨い、
強いていうならばピーマンの火の通り加減に注意すれば良し。
ソレがピーマンの肉詰めの素晴らしいところ。

ピーマンは鮮やかな緑色があり、少々パリパリ感が残っているので合格。
柔らかい方がいいという考え方もあるでしょうが、
我輩がピーマンらしい歯ごたえが残っている方が好み。
まずはソースを付けずに食べる。ひき肉の味付け具合を確認。
うむ、そのままでも美味しく食べられるけど少し味が足りないかなと思うレベル、合格。
ソースを少々付ければ美味しく頂けるぐらいがひき肉料理の丁度いい味付け。
簡単な料理とは言え、初めて作るにしてはなかなか上出来。
だがしかし、我輩はこの出来栄えに少々納得がいかないのです。
ピーマンとひき肉の間にある空洞がね!
我輩も過去にピーマンの肉詰めは数回作りましたが、
どーやってもピーマンの内壁から肉が剥がれてしまうのです!
折角ピーマンの空洞を利用してひき肉を詰めたというのに、
ひき肉はピーマンの事が嫌いなのか、いつもピーマンから離れたがる。
味の相性はすこぶるよろしいのに、素材の相性がよろしくない。
どうにかしてピーマンとひき肉を密着させたい!
その一心で我輩は過去、ピーマンを安易に縦斬りにはせず、
上だけ切って内部にまんべんなく肉を押し込みながら詰め込み、
どうにかピーマンと肉が分離しない肉詰めを作りはしたのですが、
そうすると肉に焼き目が付かないので香ばしさに欠け、味わいがよろしくない。
(焼かずに煮込むならこの方法がある意味ベストのようではある)
ひき肉にパン粉を混ぜて素材が膨らめば密着するかと思考してみましたが、
更に味がとぼけた感じになる上に、そこまで効果を発揮しない。
ひき肉を馬鹿みたいに練り込んで粘着力を増そうとしましたが、
それでも手が疲れただけで効果は殆ど無し。
クックパッドで調べてみたら、とろけるチーズを内側に入れて、
それからひき肉を詰め込めば引っ付いてくれるらしいんですが、
確かにソレはソレで旨そうな気はするんだけどコレジャナイ感がある。
「ピーマンの肉詰めはこういうもんなのだ」と思いながらこのまま甘んじるべきなのか、
それとも、どうにかしてピーマンとひき肉の一体化を目指すべきなのか、
我輩はピーマンから剥がれ落ちた肉詰めを目の当たりにする度、
この事案の解決策をどこから検討すべきなのかを考察せずにはいられない。
とりあえず今度、ピーマン職人のプラントからピーマンパクってきて、
我輩がこの仁義なき戦いへの終止符を導き出すべきなのか・・・
しかし我輩に打破する策は無し、打つ手尽きてどうしようもないのです。